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INTERVIEW

IN FLAMES

2014.12.25UPDATE

IN FLAMES

Member:Anders Friden(Vo) Bjorn Gelotte(Gt)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-ちなみに本日組んでいるセットリストのテーマがありましたら教えてください。

Bjorn:女装! BABYMETALみたいな感じがいいな。なんてね(笑)。ビジュアル的に俺らはイメージを作っているわけではないし、ビールとメタルが大好きな男の人たちっていうイメージしかないから。顔に髭があるのとかって流行らないのかな。でもまあ、40分しかないけどアルバムも出したし、新曲をやりたいと思ってるよ。でも、特に大きなテーマがあるわけではないかな。

-これだけキャリアも長いとセットリストにいれる曲を決めるのも一苦労だと思います。どのように決めているのですか?

Bjorn:11枚目のアルバムだから、曲のレパートリーも400曲くらいあるんだ。それを40分にまとめるのは事実上無理な話だね。まずはさっき言ったように、新曲は絶対にやりたいね。あとはステージでプレイしてて楽しい曲かな。今1番難しいのはセットリストの決めかたなんだ。1回も止めないで4時間くらい演奏し続けられるくらい曲がある中で、それを短くするのは作業として1番大変だね。

-9月にアルバムをリリースされましたが、今後また日本に戻ってくる予定はありますか?

Bjorn:40分なんて足りなさ過ぎるよ! 次のアルバム・リリースの前には必ず日本に戻って来たいね。もっと演奏したいし、もっと食べたいし、もっと飲みたいから、ぜひ戻って来れるようにしたいね。

-このあとオーストラリアの3都市を回って、そのあとは北米ツアーですね。その間に1週間くらいあるのとのことなので、その期間を使って日本に戻ってくるのはいかがですか(笑)?

Anders:いいアイディアだね! ちょっと相談してみようかな!

Bjorn:一応4日間あるんだけどね。このフェスが大きいから、そのあとにライヴで来るっていうのは難しいかもしれない。だけど、そのあとのタイミングでもっと長いツアーで来たいから、ツアー・マネージャーにも相談してみるよ。

-さて、目下最新作『Siren Charms』はリリースから2ヶ月経ちました。チャート・アクションですが、ビルボード総合チャート26位、ビルボード・ハードロック・アルバム・チャートでは1位、本国スウェーデンにフィンランドの総合チャートでは1位を記録しています。この結果を受けて、今後の各国ツアーでの反応が楽しみですね。

Anders:特に北米だからという意識はしてないよ。もう100回くらいアメリカにも行ってるしね。でも、今回はOPETHと一緒だからすごく楽しみだよ。すごくいいツアーになると思う。まあ、チャートは順位に過ぎないし、ファンが喜んでくれることが俺たちにとっても1番嬉しいことだから。OPETHのMikael(Vo/Gt)は俺たちがレコーディングしているときに同じスタジオに居たんだ。それ以来すごく仲が良いんだけど、彼らとはなかなかアルバムのサイクルが合わなかくてすれ違ってばっかりだった。だけど、今回初めて一緒に回ることができて、オン・ステージもオフ・ステージも楽しめそうだね。

-一緒にオーストラリアの3都市を回るTRIVIUMは前作のツアーでも一緒に回っていたので、彼らとも仲が良いんではないでしょうか?

Bjorn:そうだね。ヨーロッパやアメリカでもう何回も一緒にツアーをしているから、気心が知れた仲だよ。TRIVIUMは本当にクールで努力家で、なんといっても音楽に対してすごく真摯なんだ。

Anders:俺らと音楽に対する姿勢がすごく似ている。だから、気が合うのかもね。

-ありがとうございました。最後に日本のメタル、ラウド・リスナーにメッセージをお願いします。

Bjorn:このKNOTFESTには本当にいいバンドがたくさん出ている。でも、俺らの時間はどうしても短いから、もっとたくさん演奏できるように早く戻ってきたいね。日本のファンとは歴史を共有していると思っているよ。日本で演奏するのも大好きだから、こういうふうに活動を続けられるように頑張るよ!

Anders:まだIN FLAMESを聴いたことがない人たちは、まず『Siren Charms』を聴いてくれ! すごくいいアルバムなんだ。それから、俺たちの歴史を遡ってくれれば音楽性をわかってもらえると思うね。