INTERVIEW
WE CAME AS ROMANS
2014.07.17UPDATE
2014年07月号掲載
Member:David Stephens (Scream Vocal)
Interviewer:米沢 彰
-2012年以来の来日となりますね。前回の来日の際のエピソードなどありましたら教えて下さい。
日本の文化が大好きなんだ。人々が互いを尊重しあっていて、俺たちのことをとても歓迎してくれる。日本酒や寿司も大好きだから、また満喫できることを楽しみにしているよ。
-前回もCrossfaithとの共演でしたね。ホームでの彼らの印象はアメリカなどとはまた違いましたか?
あいつらはどこでプレイしてもクレイジーなショウをやってのけるんだ。毎晩観られるのが待ち遠しいよ!
-前回、共演した他の日本のバンドで印象に残ったバンドはいましたか?
どのバンドもすごく才能があったね!みんな楽器の達人で、リハーサルをしっかりやったんだろうなっていうのが分かった。
-YouTubeにコミカルな日本のファンへのメッセージがアップされていますね。個人的にかなり面白くて笑いました。WARPED TOUR 2013の時もかなり面白かったですが、この映像のアイディアは誰が考えているのですか?
俺たちはみんな笑うのが好きだし、自分たちのユーモアのセンスをファンに見せるのが楽しいんだ。通常はKyle (Vo/Synth)とAndrew (Ba)と俺でクレイジーなアイデアを考えるよ。
-昨年リリースした3rdアルバム『Tracing Back Roots』はビルボード総合8位、インディ・チャートではなんと1位を獲得するなど成功を手にしたと言ってよい結果を出しましたが、ご自身ではこの結果をどのように受け止めていますか?
まったくクレイジーだよ!自分のバンドのアルバムが店頭に並ぶだけでも興奮していたのを憶えているのに、今度はビルボードにチャート・インだって?あの時の気持ちは言葉に言い表せないくらいだよ。
-リリースの度にチャート・ポジションを上げてきていますが、ライヴやツアーなどでファン・ベースが拡大していることを感じていますか?
そう思いたいね。俺たちはライヴに重点的に取り組んでいるし、たくさんのエネルギーを持ち寄るようにしているから。ツアーでは確実にたくさんの新しいファンが生まれていると思う。
-あなた方が今年参加する大規模なフェスやツアーを挙げてもらえますか?
今、ヨーロッパでたくさんの大きなフェスに出ているよ。IRON MAIDEN、AVENGED SEVENFOLD、AEROSMITH、LINKIN PARKとやってきたなんて狂気の沙汰だよ。アメリカではGUNS N' ROSESと一緒にROCK ON THE RANGEにも出たんだ。この秋はラッキーなことにRIOT、iMatterをはじめ、たくさんのフェスに出るよ!
-そのなかで最も楽しみなものはどれですか?
シカゴのRIOT FESTは狂気の沙汰になるだろうな。現存するイケてるバンドがみんな集まっているような気がする。
-これまでに共演したアーティストで印象に残っているアーティストはどなたですか?
AUGUST BURNS REDだね。
-どのように印象に残っていますか?
俺は長い間彼らのファンだったんだ。ずっと若い頃に演奏を観て、素晴らしいショウに圧倒されたよ。ショウの後彼らは現場に残って、たくさんのファンと会ってくれたんだ。とても優しくて、しかも謙虚だったんだ!何度もツアーを共にした今は、人としてもミュージシャンとしても彼らを尊敬しているよ。
-ツアー生活を続けることが困難になって、活動を止めてしまうバンドやメンバーも多いですが、あなた方にとってツアーとはどのように位置付けているものなのでしょうか?
ツアーというのは多くの犠牲がつきものだけど、大好きなことをするにはそれだけの価値があると思う。俺たちはこの生活をしていることで全員失恋したり人生の色んな機会を逃したりしてきたけど、結局はそれでも価値がある。地元の友人たちの多くは結婚したり子供を持ったりしているけど、俺たちは今もツアーしながら自分たちのオナラに笑っている生活を送っているんだ。
-かなりの海外ツアーを経験してきたかと思いますが、あなた方にとって海外ツアーの楽しいところと大変なところを教えて下さい。
道中は間違いなく心身ともにキツイし、楽なことなんてあったもんじゃないね。でもようやく目的地に着くと、大変なことはみんな忘れて、最高の時を過ごせるんだ。
-再来日を楽しみにしている日本のファンへのメッセージをお願いします。
みんなの国にまた行けるなんて、ワクワクどころじゃないくらい楽しみだよ。一緒に酒を飲んで、体重と同じくらいの寿司を食おう!
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