－Track.2「Never Forget」は、他界したSUICIDE SILENCEのMitch Lucker（Vo）へ敬意を表して作られた楽曲とのことですが、どのようなことを歌っているのでしょうか。

彼が彼のファンや家族、友人、バンド・メンバーに対してどれだけの存在だったか、どれだけ影響力があったかを歌っているんだ。彼は多くのフロントマンをより良く、威厳のあるショーマンになるようインスパイアしたんだ。彼は自由自在に人々を盛り上げることができたし、とても親切だった。でもこの曲は、死後の生のことでもある。そして彼の死に影響された人々が、いかに彼の思い出を引き継いでいく義務があるか。俺はただ俺に影響を与えた人を忘れないよう、また残りのメンバーをサポートしたかったんだ。

－Track.4「Light House」などにも表れているように、今作ではTelle Smithのエモーショナルな歌に照準を合わせた楽曲が多いように感じました。その部分は意識して楽曲制作を行いましたか？

みんなにはこのアルバムのどの曲でも、俺の声を"聴く"というよりは"感じて"ほしいと思ってる。今回の曲の構成は、俺の声を目立たせてると思うけど。

－また、ヴォーカルの美しさが際立ったことにより演奏陣のヘヴィなパートもよりいっそう引き立ち前面にでてきている印象を持ちましたがその点は意識しましたか？

ただ俺たちはTWAとしても最高のアルバムを書こうという気持ちを持って行っただけだよ。みんなが好きになれる曲の入ったアルバムをね。成功だったらいいけど。

－またサウンド・プロダクション面でこだわった部分がありましたら教えてください。

全てを今までよりもっとビッグにしたかったんだ！シンプルさ。

－Track.11「To Struggle And Claw My Way」など、ギターのテクニカルな部分も見せ場のひとつですが、ギター・プレイに関して今作で一際意識したことがありましたら教えてください。

彼らは素晴らしいギタリストだよ。そしてアルバムを聴けば、彼らがいかにソングライターとして、ギタリストとして成長したかがわかるはずだ。2人ともぶちかましてくれるよ。

－日本盤ボーナス・トラック「Pull Us Out Of The Grave」の聴きどころを教えてください。

これはTWAが書いた最もヘヴィな曲だよ。ほとんどジョークで作ったようなものだったけど、結構カッコ良くなっちゃってさ。クリーンがない曲は書いたことがないんだけど、これはTWAとしてそれに1番近い曲かな。

－今後挑戦してみたい音楽性や、将来の展望がありましたら教えてください。

色々違うエクストリームなことを試そうと話し合ったことはあるよ。でもこのアルバムが俺たちをどこに連れて行ってくれるかをまずは待たないとね。

－"Vans Warped Tour 2014"への出演が予定されていますが、それ以外の今後の予定について聞かせてください。

10月から12月は様々な場所でヘッドライナーをやる予定だよ。

－最後に激ロックの読者へメッセージをお願いします。

TWAをサポートしてくれて本当にありがとう！またすぐに会えるといいね！