INTERVIEW
waterweed
2013.10.08UPDATE
2013年10月号掲載
Member:大賀 友皓 (Vo/Ba)
Interviewer:篠崎 祐介
-バンドもやっていて、ライヴハウスで働いて、レーベルもやっている大賀さんにとってライヴハウスとはどんなところですか?
今も昔も変わらずかっこいいところはかっこいいし、クソなところはクソですね(笑)。ライヴハウスって出演するバンドもそうだし、お客さんもそうだし、人が集まらないと成り立たないじゃないですか。自分が正しいってわけじゃないですけど、僕が求めてるような、信じてるようなライヴハウスにはそういう人が集まるし、そうでないライヴハウスにはそうでない人間が集まるんで、どっちも生き残ってはいくんでしょうけど、愛がある人間と音楽や人間性を大事にやっていきたいですね。
-カヴァーも含めると全14曲というボリュームですが、最初からフル・アルバムを作る予定だったのでしょうか?
予定ではなかったんですけど、曲は作りまくってたので、アルバム分の曲はありました。アルバムにするか、ミニ・アルバムにするかで相談してて、アルバムを録れるならこっちは大丈夫ですってことでアルバムになりました。
-曲作りはスムーズでしたか?
曲によってですね。「10years」とかは僕がメロディやコードや構成を作って、できあがった状態で持っていったんですぐできあがったんですけど、僕じゃなくギターが作ってきたりすると歌が乗ってない状態からなんで、歌を乗せてみるとイメージと違っていて、結局崩していったりで、やっぱり時間はかかりますね。でも時間があれば死ぬほど集まって作りました。週末はライヴがあるので、平日はなるべくみんなで集まって朝まで詰めてやってました。それでも目標があって、モチベーションはみんな高かったので苦ではなかったですね。
-12曲目の「Pet sematary」はRAMONESのカヴァーですね。
このメンバーでカヴァーは初めての挑戦で、この原曲はテンション・ゼロで語ってるぐらいの曲なんですけど、それをテンション高めで歌うって感じで、なかなか面白かったですね。
-リリース後11月からは全国ツアーが始まりますね。ツアーへの意気込みを教えてください。
自分で組んでツアーを回るってことをしてなかったので、ちゃんと自分たちのツアーってのは初めてなんで楽しみです。人のバンドのツアー・サポートばっかりで、さんざん他のバンドのレコ発を祝い続けてきたので、そろそろ祝ってもらおうかなと(笑)。今までサポートしてきたバンドにサポートしてもらって、今までの10年間を取り返そうかな(笑)。ツアーの最初とファイナルは大阪でよく一緒にやっているPALM、bacho、FIVE NO RISKとの4バンドの"MAN POWER"というイベントです。4バンドとも誇れるバンドで、正に"人間力"で感情をぶちまけるライヴをする4バンドです。
-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします!
"アルバム聴いてください!"は当たり前ですもんね(笑)。もちろんアルバム聴いてライヴに来てほしいですけど、レーベルの人がいる前で言うのも申し訳ないんですけど...最悪CDは買わなくてもライヴに来てほしいです。いや、すみません!やっぱりCDも買ってライヴに来てください!