HEAVEN SHALL BURN| 激ロック インタビュー

2013.07.08UPDATE

2013年07月号掲載

Member：Matthias Voigt (Dr)

Interviewer：藤崎実

－最後に、再び熱いライヴで暴れることを心待ちにしている日本のファンにメッセージをお願いします。

日本で演奏するのはいつだって楽しくて大好きなんだ。是非すぐ日本に戻りたいと思ってる。前回行ったのは2010年だから既に結構経ってしまったね。まだ具体的なプランは立っていないんだけど、皆常にFacebookとかで情報を取ってくれると嬉しいな。新作『Veto』も聴いてくれよ！

: HEAVEN SHALL BURN

『Of Truth And Sacrifice』
amazon TOWER RECORDS TOWER HMV

硬派でアグレッシヴな音楽性だけでなく、その社会派なアティテュードまで結成以来ブレることなく自らのスタンスを貫いてきた、ジャーマン・メタルコアの絶対的存在であるHEAVEN SHALL BURN。"Of Truth"と"Of Sacrifice"の2枚組アルバムとして発売される彼らの新作は、バンドの哲学と信念を100分近くの爆音に凝縮したような壮絶な作品に仕上がっている。19曲の中にメロデス、ハードコアをはじめ、ブラック・メタルやゴス、インダストリアルなどの音楽的ルーツをすべて提示しつつ、"これぞHSB"という一本筋の通った重厚で苛烈なサウンドにまとめあげた手腕は流石。バンドの集大成的作品にして、名作ばかりのディスコグラフィの中でも最高傑作と言えるだろう。菅谷透