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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

TWENTY ONE PILOTS

2012.12.10UPDATE

2012年12月号掲載

TWENTY ONE PILOTS

メンバー:Tyler Joseph (Vo/Piano)

インタビュアー:ムラオカ

-お久しぶりです。激ロックです。2回目のインタビューになりますがよろしくお願いします。

インタビューしてくれてありがとう。とても光栄だよ。

-今年の10月にはフジロック出演から3ヶ月も開けずにショーケースで来日が実現しましたね。フジロックとはまた異なった小さいライヴハウスでのショウでしたがいかがでしたか?

フェスでプレイする時と全く違う感じだね。フェスはもっとクレイジーな環境なので、お祭みたいで楽しいと思う。だけど小さいライヴハウスだとオーディエンスとのやりとりがもっと密接だし、特別な時間を一緒にしているような気持ちになれる。そのライヴハウスやクラブに来てくれた人は自分たちだけを観に来てくれているからとても嬉しいよ。でもどんな会場であろうと、どんな観客であろうと、僕の心には大きな感動をもたらすし、ホント感謝しているんだ。どっちも好きだな。

-また会場であるSHIBUYA THE GAMEではタワーレコードのフリー・マガジンや弊社の激ロックマガジンの表紙の撮影なども行いましたが楽しめましたか?

すごく楽しめた!オーディエンスが目の前にいて、なんかリビングでやっているような感じで良かった。関わることもできるし、一緒に体験できる。日本に行くことができて、僕たちを観に来てくれる人が1人でもいたってことは光栄なことだったし、早くまた日本に行ってみんなに再開したい。もっと大きな会場で演奏したいけど、またSHIBUYA THE GAMEだとしても、きっと楽しんで盛り上がると思う。

-日本のファンと触れ合う機会にもなったと思いますが、日本のファンと触れてみて印象に残っていることがありましたら教えてください。

日本のファンと触れ合うことができて印象は大きく変わった。最初はなんだか圧倒されているような感じで何をどう考えていいかわからなかったけど、この前行った時は自分の居場所であるような気がしたよ。アメリカに戻って、"日本はどうだった?"って聞かれると"日本の方がどれだけ僕たちを受け入れてくれたか、どれだけ歓迎してくれたか言葉で説明できないと思う"ってまず言うんだ。みんな親切で本当にフレンドリーな態度で接してくれたから演奏するのも本当に素敵な経験だった。自分たちの音楽を喜んで聴いてくれる人たちの前でのパフォーマンスだからその分意味があったし、楽しい時間になったよ。行けば行くほど日本の文化や日本の人々のあり方とかが身近に感じられて、もっと惹き付けられるような気がするよ。

-日本のアイドルによるフランスの縦断各駅停車の旅番組や大手ファッション専門店"RIGHT-ON"のCMであなたがたの「Guns For Hands」が使用されているのですが、ご存知ですか?また実際の映像はご覧になりましたか?

知っていたし、コマーシャルをビデオで観ることができたんだ。実際にテレビで流れているところを見ていたら多分すごく感動したと思うけど......。パソコンで見てから両親にも見せてあげて、なんだか誇らしげな感じだったよ(笑)。僕たちの音楽がこんな形で使われるなんて思ってもいなかったから、これを心に受け止めて、当たり前のことだと思わないで大切にしていきたいと思うんだ。

-その「Guns For Hands」ですが、キャッチーで美しくて非常に煽情力の強い曲ですね。それでいて押し付けがましくなく、様々なシチュエーションにフィットする素晴らしいポップ・ソングだと思います。この意見に対して思うところはありますか?

ホント大好きな曲なんだ。作るのもそんなに苦労しなかった。曲作りをする時はかなり労力と時間を費やすんだけど、この曲に関してはすんなりできた方だと思う。コード進行や構成がすごくスムーズに浮かんで、ブリッジのところで音が変わるんだけど、リスナーがその部分で興味を持つと思ったんだ。自分へのチャレンジだったけど、リスナーへのチャレンジでもあると思う。これを受け入れてキャッチーな曲だと思いながらも、ちょっと普通の曲と違うって思ってくれれば嬉しいな。

-デジタルEP『Three Songs』リリース、そして日本ではさらにシングルをリリースしてきましたが、いよいよフル・アルバム『Vessel』のリリースですね。今の気持ちを教えてください。

何もかもがペースが早くて驚いているよ。かなり長い間曲を作ってきたけど、Josh Dunと2人でプロとして音楽ができるなんて、夢が叶ったような感じなんだ。日本にも行けるなんて信じられないよ。地元に戻るとみんなに日本での経験を教えたりしているけど、何よりも感謝の気持ちがすごくあるんだ。Joshと2人で努力しているけど、フル・アルバムがこうしてリリース寸前なんて、感無量だね。こんなことになるとは思ってもなかったよ。

-あなたは"EPの重要性というのが僕らにはピンと来なくて......"と前回の取材にて語っていましたが、今作はフル・アルバムです。力の入りようも違うんではないですか?

よくミュージシャンとかバンドが、自分の作品に"誇りに思う"って言うのを耳にしたけど、今までその気持ちが理解できなかった。今まで曲を作って、リリースするまですべて自主でやってきたんだ。だけど今回は違う。Joshと2人で数ヶ月の間、スタジオで一生懸命アルバム制作に取り組んで、やっと完成して間もなくリリースされるんだけど、初めて"誇りに思う"ということの意味が分かったように思う。早く人に聴いてもらいたいし、日本先行でリリースされることが特に気に入っているよ。人の反応も見たいし、楽しみなんだ。