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INTERVIEW

LOSTPROPHETS

2012.04.09UPDATE

2012年04月号掲載

LOSTPROPHETS

メンバー:Ian Watkins(Vo)

インタビュアー:MAY-E

-ニュー・アルバム『Weapons』完成おめでとうございます。『The Betrayed』をリリースした直後から今作の制作に取り組んでいたそうですね。今作の仕上がりに大きな手応えを感じていると思いますが、アルバムを完成させた今のお気持ちを聞かせてください。

最高の気分だね。『Weapons』は長い期間をかけて制作したし、出来上がったものにはかなり満足しているよ。

-2010年4月の対面インタビュー時にJaime Oliver(Key)は"これからも俺たちは俺たちのスタイルを貫くよ。俺たちがいいと思った曲を作り、世に発表する。これだけさ"とコメントしてくれていましたね。今作制作時もその気持ちやスタンスは変わらなかったですか?

実は言うと今作を制作するにあたって、こういった作品にしようとかは一切考えていなかったんだ。ここ最近のアルバムは先にコンセプトを決めて制作に取り掛かっていたんだけど、今作はコンセプトとかは一切決めずに制作に取り掛かったんだよ。ただ1つ心がけたことは、良い曲を書くってことだけさ。前作の『The Betrayed』は俺たちの怒りや闇を詰め込んだアルバムで、それを完成させた時に肩の荷が下りた気がしたんだ。だから『Weapons』は俺達の新しいスタートと言えるアルバムで、今の俺たちが尽くせるベストな内容に仕上がっているよ。

-1stシングル「Bring 'Em Down」は、メロディはとてもキャッチーですがサウンドはとてもダイナミックで、これまでのLOSTPROPHETSのファンを十分に満足させるキラー・トラックですね。シンセが効いているため一見すると今っぽいサウンドのようですが、実はハードなロック・ナンバーだと思います。アルバムを代表してこの曲の解説をお願いします。

全てのアルバムにおいて毎回"オープニング・トラック"を制作するんだ。アルバムが向かう方向を示すトラックなんだけど、今回のアルバムでは「Bring 'Em Down」がそのトラックなんだ。俺たちが新しいスタートを切るための景気付けの曲とも言えるね。

-ライヴでシンガロング必至の「If You Bring A Gun, We'll Bring An Arsenal」や「Jesus Walks」に特に人気が集まりそうですが、バンドの新境地とでも言うべき「A Little Reminder That I'll Never Forget」のようなオルタナティヴ・ロックなナンバーも収録されていますね。このようなサウンドのアプローチはこれまでになかったと思いますが、今作で新たに挑戦したことや苦労した点を教えてください。

今作では今までにないレコーディング方法に挑戦したんだ。今までは全てのギター・パートをまずレコーディングして、その次に全てのベース・パート、ドラム・パートって具合にパート毎に全曲レコーディングしていたんだけど、今作では曲ごとにレコーディングする方法を初めて取り込んでみたんだよ。1曲ずつレコーディングする方が曲の全体像を考えながら細かい修正を加えられるから、より効果的なレコーディング方法と言えるね。

-「The Dead」の後半のスクリームはIanですか?それともJaimeですか?胸が締め付けられるような、とても感情的なスクリームですね。

あのスクリームはJamieだよ。

-少し陰のあるラップ・ロック・ナンバー「Better Off Dead」が今年初めからフリー配信されていたので、今作の多彩な内容に驚くファンも多いのではないかと思います。この「Better Off Dead」は、Ianのパーソナルな体験を元にした、バンド史上最も皮肉な曲だそうですね。この曲をフリー配信にした理由は?

別に何かを計算してフリー配信したわけじゃないんだ。正式なシングルやアルバムが発表されるまでファンが楽しめるものをリリースしたかったってだけさ。「Better Off Dead」はそもそもシングル候補の曲じゃなかったんだけど、歌詞の内容や曲のスタイルが魅力的なトラックだからファンの心を掴むには最適なトラックだと思ったんだよ。俺達の今までのスタイルとは異なる曲だから、最初聴いた時は戸惑うファンもいたっぽいけど、歌詞のメッセージや曲の深い部分までちゃんと聴くと俺たちらしさを残しながらも新しいスタイルにチャレンジしているのがわかってもらえると思う。