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INTERVIEW

LOSTPROPHETS

2012.04.09UPDATE

2012年04月号掲載

LOSTPROPHETS

Member:Ian Watkins(Vo)

Interviewer:MAY-E

-新ドラマーLuke Johnson(Dr)がバンドに正式に加入してからは初となるアルバムですが、今作の仕上がりからして、バンド自身が良いモチベーションを保って制作に望まれたことが想像できます。現在のバンドの雰囲気はいかがですか?

今のバンドの雰囲気はもの凄くいいよ。Lukeも新しいアイディアを出してくれるから良い刺激になるしね。そういうバンドの良いバイブスが表れたアルバムになっているんじゃないかな。

-前回のインタビューではプロデュースを担当したメンバーStuart Richardson(Ba)のプロデューサーとしての仕事ぶりを"俺たちを正確に表現してくれたし、プロデューサーとしてのエゴを一切入れなかった"と高く評価し、メンバー皆さんもセルフ・プロデュースという方法を選んだことを誇りに感じていたようだったので、今作で再び外部のプロデューサーを迎えたことに驚きました。今作をセルフ・プロデュースにせず、プロデューサーを迎えた理由はなんだったのでしょうか?

1つ言えることは前作の『The Betrayed』でセルフ・プロデュースにおける可能性を全て模索したってことかな。Stuartにとっても、バンドのベース・プレイヤーとしてのポジシャンや意見とバンドの方向性を示すプロデューサー的な役割を同時に果たすことは難しかったみたいだしね。だから今作は外部のプロデューサーを迎え入れることになったんだ。バンド内の意見を全てまとめた上で全体の方向性を示せるプロデューサーをね。そういう意味でKenはミュージシャンとしての感性も優れているから、俺たちの意見をうまく聞きながらプロデュースしてくれるんじゃないかと思って彼に依頼したってわけさ。案の定、彼は俺たちの意見を全て受け入れながら色んなアドバイスをしてくれたよ。

-「Bring Em Down (Russell Bloc Party Remix)」も収録されていますが、以前からBLOC PARTYのRussellと交流があったのですか?とてもクールな仕上がりですね。

俺たちは彼らの大ファンなんだ。彼らのデビュー・アルバムは多くのバンドに多大な影響を与えているよ。リミックスを誰にやってもらうか考えていた時にRussellの名前があがったんだ。俺たちは直接の知り合いではないんだけど、俺たちのマネージャーの1人が彼と友達だったからマネージャーを通じてオファーをしたところ、ぜひやらせてくれってことだったのさ。バンドサウンドとはまた異なるクールなトラックに仕上がっていると思う。

-SUMMER SONIC 2012への出演決定おめでとうございます!サマソニの意気込みと、日本のファンへメッセージをお願いします。

日本はいつだって俺たちにとってすごく特別な場所だよ。ファンもそうだけど、日本っていう国自体がすごく素晴らしいね。日本に来ると色んな刺激を受けると同時にとてもリラックスができるから、その後の活動への原動力にもなるんだ。サマソニで1つ気になるのは、Jamiroquaiと同じ日にプレイ出来るかってことだな。俺は彼が大好きだからもし同じ日に出演をするなら是非彼とステージでコラボしたいって思っているよ。その日まで俺たちのアルバムを聴いて楽しみにしていてくれ!