INTERVIEW
CHILDREN OF BODOM
2011.12.01UPDATE
Member:Alexi Laiho (Vo&Gt)、Janne Wirman (Key)
Interviewer:米沢 彰
-昨日のショーは如何でしたか?大変な盛り上がりでしたね。
Alexi Laiho(以下A):本当に素晴らしいショウだったよ。ファンの熱気が物凄くてそれに俺たちも煽られたよ。メンバー間でもすごいエネルギーだったし、今回のツアーはスタートしてから3週間ぐらいになるんだけど、その中でも昨夜は最高潮だったと思うね。
-一部では柵が外れたりと、オーディエンスは相当興奮しているように見えました。柵がファンによって外されたのは知っていましたか?
Jannne Wirman(以下J):そうなの!?クレイジーだね!知らなかったしそんな話は日本で聞いたことがないよ(笑)。
A:それはすごいね(笑)。
-お2人のツイン・リードも完璧でしたね。
J:そう言ってもらえて嬉しいよ。でも、さっきも言ったとおり、オーディエンスが本当に素晴らしくて、そのお陰で俺たちもすごく良い演奏が出来たんだよ。だから俺たちにとってもやり易くて良かったんだ。全てが上手く行ったね。
-1年で2回も来日できるアーティストは中々居ないのですが、あなた方はそれを成し遂げました。今年2回目の日本はどうですか?
A:本当に素晴らしいことだし、まさか1年に2回も日本に来られるとは思ってもみなかったよ。オファーがあった時は迷うことなく、勿論だぜって引き受けたよ。
J:日本の皆に是非知って欲しいんだけど、俺達は日本でツアーをするのが大好きなんだ。もう本当にこんなに嬉しいことはないっていうぐらい嬉しかったから大喜びで来日したよ。
-前回の6月の来日は台湾も含む日本中心のツアーで、今回が最新アルバム『Relentless Reckless Forever』 をサポートするワールド・ツアー、The Ugly World Tour 2011という位置付けのように見受けられます。この日程だけ見ると、日本だけ特別扱いのように思えますが、実際のところはどういった経緯でこの半年で2回の来日が組まれたのでしょうか?
J:実は俺達は細かい所は分からないんだ。でも、リリースに伴ったメインのツアーは実は前回の6月だったんだよ。あのツアーでは確かにアジアの国では日本と台湾だけだったんだけど、その後もアメリカに行ったり他にも回ったんだ。今回はたまたまアジア諸国を回るツアーだったから、日本にもまた寄りたいなという話になって実現したんだよ。
-これまでも時々ありましたが、昨日もJaska(Dr)とJanne(Key)の悪ふざけが終盤見られましたね。オーディエンスにもウケていましたが、あの悪ふざけって結構色んなパターンがあるんですか?
J:特に決まったパターンというのはないし、勿論あれはふざけていただけで本気じゃないのは分かってくれてたと思うんだけど、物凄くオーディエンスのリアクションが良かったから俺たちも気分が良くてふざけてみたんだよ(笑)。 パターンは決まって無いけど、ああいう悪ふざけみたいなことは確かによくやってるね。俺の弟は当然ライヴを何回も見てるんだけど、彼が“このバンドは何が起こるか分からないところが面白い”って言ってくれたんだ。正にそういう感じだよ。
-昨日会場を見回して感じたのが、思ったよりも若いオーディエンスが多くて、とても今年でデビュー14年目のバンドのライヴ会場とは思えない雰囲気に感じました。もちろん、一定の年齢のオーディエンスも沢山いましたが。これは幅広い世代から愛されている証でもあると思いますが、ご自身ではあなた方のどういった点が幅広くファン層を広げているポイントだと感じていますか?
A:理由は分からないけど、本当にありがたいことだよね。日本だけではなくてヨーロッパでもアメリカでも本当に10代のファンは多いんだよ。それはもうただありがたいとしか言えないね。
J:最初からずっとついてきてくれている長年のファンも居て、新しい、若いファンも居るっていうことは、それだけより多くの人に聴いてもらえているということだよね。自分達の音楽、アートをどんどん多くの人に届けれているというのは嬉しいことだなと思うよ。