INTERVIEW
CHILDREN OF BODOM
2011.12.01UPDATE
Member:Alexi Laiho (Vo&Gt)、Janne Wirman (Key)
Interviewer:米沢 彰
-6月の来日から今回の来日までの間のあなた方の活動内容を教えて下さい。
A:アメリカツアーをした後にいくつかのフェスに出て、その後にロシアでもライヴをしていたんだ。ロシアが終わった後はオフに入ったよ。
-結構オフはあるんですか?タイトなスケジュールでツアーをしてアルバムを作ってのサイクルを続けているように見えますが。
J:所々で1ヵ月単位ぐらいの休みはあるよ。ちなみに今回のツアーが始める前も1ヶ月ぐらいのオフがあったんだけど、そういう時は、俺はCOB以外のプロジェクトをやったりしている。家に3週間ぐらい居ると次のツアーのことでワクワクし始めちゃうけど、でもやっぱりその3週間でも家に居られる時間があるっていうのはすごくありがたいんだ。
A:基本的にはこのバンドはツアー・バンドだからアルバムを作るのもツアーに出るために作っているようなものなんだ。だから確かにアルバムを作って後はツアーっていう形にはなるよね。
-ツアーで世界中を回っていると思うんですが、地域地域で必ず行くお気に入りの場所などはありますか?
J:特にどこへ行ったらここへ行こうとかそこまで意気込んでは行きたい所というのはないんだけど、東京、ニューヨーク、ロサンゼルスには何度も行ってるから自ずとお気に入りのバーとかそういうのはできるよ。でも一生懸命探して回るとかそういう感じではなくて、たまたまそういう店が出来たら行くみたいな感じだね。
-昨日メンバーがラーメンを食べたとTwitter上で呟いていましたよね。
J:Henkka(Ba)が食べに行ったみたいだよ。
-ファンが“チルボドが渋谷でラーメン食べてる!!”ってすごく盛り上がってたんですよ。
J:実は、会場の近くにいつも良く行っていた小さいラーメン屋があったんだ。今までそこに良く行ってた。その店は長靴を履いて、英語は全くしゃべれないおじいちゃんがやってたんだけど、そのお店はもう無くなってしまったみたいだね。
-97年のデビュー以来、既に7枚ものリリースを果たし、シーンの中心的存在と言っても過言ではない位置を占めるようになりましたが、ご自身ではこの14年間を振り返ってどのようなことを思い出されますか?またどのような14年でしたか?
A:こんなに嬉しいことはないよ!最初このバンドを始めたころは今の成功の半分どころか全くと言って良いほどここまでの成功は予想していなかったんだ。当時の俺たちの夢は、とりあえずスタジオ・アルバムを1枚作って1,000枚売れれば幸せに死んでいけるぐらいのものだったんだ。 でもそのうちにヨーロッパ・ツアーが決まってライヴも次々にやるようになって、気が付いたら次のアルバムの話も出て、って次々に色んなことが盛り上がって行ったから、この間を振り返ってみるとすごく大変だったこともあるんだけど、すごく楽しいことも沢山あって本当に夢にも思わなかった素晴らしい経験が色々出来たと思う。
J:最初のアルバムをレコーディングしたのが18歳の頃だったんだけど、そのアルバムは1,000枚売れれば大満足だと思ってたんだ。でも実際にはもっと売れて、ツアーで世界中を回ったり今年も大好きな日本に2回も来れたり、本当に色々な経験が出来て、これはもう本当にありがたいの一言しかないよ。
-今やヘッドライナーでツアーを回ることがほとんどになっていると思いますが、一緒に回った中で気になった若手バンド・新人バンドがいたら教えて下さい。
A:一緒に回ったバンドは本当にたくさんいるし、急に言われると思いつかないんだけど、ずいぶん前に一緒にやったSHADOWS FALLは良かったな。
J:フランスのGOJIRAは俺達のオープニング・アクトとして一緒に回ったことがあって良かったと思うし、オープニング・アクトを努めてから彼らもまた成功への道を進んで行ったみたいだ。良いことだね。
-今後のバンドの予定を教えていただけますか?
J:国に戻って、クリスマスには、、、
A:おいおい!その前に色々あるだろ(笑)!
J:あぁ、そうだった!家が恋しいよ(笑)!!
A:まず日本でのライヴが終わったらそのままメキシコに行ってそこから南米ツアーが始まるんだ。その後がやっとクリスマスだね。クリスマスにはフィンランドで何回かライヴをしてそれで今年は終わりだな。来年は1月に70000 TONS OF METALというフロリダから船の上でメタル・バンドがライヴをしまくるイベントに出て、その後はアメリカ・ツアーを回るよ。だから3月まではあまりオフはないかな。その後にオフが少しあって、それからまたヨーロッパのフェスに出る予定だよ。