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INTERVIEW

BLACK VEIL BRIDES

2011.05.13UPDATE

2011年05月号掲載

BLACK VEIL BRIDES

メンバー:Andy "Six" Biersack(Vo)

インタビュアー:ムラオカ  Translator : Yuga

-私は前回の来日時の震災当日のお昼にインタビューさせていただいたものです。まずはメンバーの皆さんが全員無事で良かったです。
前回の来日は大震災に遭遇するといった大変なタイミングでしたね。
地震が比較的多い日本に住んでる私たちでもかなりの恐怖を抱きましたが、あなたがたからしたら初めての体験で怖かったのではないでしょうか?

そうだね、とても怖かったよ。僕たちは今までにこういった自然災害を経験したことがなかったから、地震が起こったときはこれ以上ないくらいに恐怖を感じたよ。あの時の状況を今から思い返すとなおさらね。全く余裕もなくて、ただただ安全な場所を探すのに必死だったよ。

-原宿アストロホールでのライヴは交通事情の乱れから、チケットを買っていたのに行くことができなかったキッズがたくさんいました。彼らのためにもぜひアルバムをリリースしたら、日本にまたいらして欲しいです。

もちろんだよ。みんなにすごく申し訳なかったと思っているよ。僕たちはすでに会場に来てくれていたキッズのためにライヴを決行することになったけど、あれは単に交通がストップしていて帰ることができなくなっていたからだったとも言えるしね。

-またそんな事情でお客さんも数少ない中、素晴らしいライヴを披露してくれたとライヴ・レポートをしていた担当が言っていました。お客さんの人数だけがすべてではないという心意気を見せてくれましたね。

うん、バンドをやっていると毎日自分たちのすべきことをこなす生活なんだよ。だから例えとても恐ろしい状況だったとしてもお金を払って見に来てくれたファンのみんなに相応のショウを見せてあげなきゃいけないと思うんだ。

-ニュー・アルバム『Set The World On Fire』の話題に移らせていただきます。
『Set The World On Fire』ですが、6曲のみのエディット・バージョンを聴いたのでアルバムの全体像までは把握できないのですが、アップテンポでアグレッシヴな曲から哀愁溢れるバラード、そしてビック・コーラスが入っている曲までキラー・チューンがたくさん詰まっているようですね。あなた自身は満足のいく作品に仕上がりましたか?

これ以上ないくらいに満足しているよ。

-アルバム・タイトルを『Set The World On Fire』に決めた経緯を教えてください。もしやカナダのスラッシュ・メタル・バンドであるANNIHILATORのアルバム・タイトルからインスパイアされたということではないのでしょうか?

そのバンドは聴いたことがないな、違うよ。

-前作は自主制作でしたが、今作はJosh Abrahamをプロデューサーに迎えて制作されましたね?Joshとの作業はいかがでしたか?

最高だったよ。彼と働けたことはあのアルバムを良いものにするために一番の近道だったと思う。彼との仕事の中で僕たちは本当に素晴らしい作品を作り上げることができたと思うよ。

-Joshにはどのようなアルバムにしたいと伝えていたのですか?

僕たちはただ単に良いアルバムを作りたかったんだ。曲を書いている時は、僕たちのでき得る限り最高の曲を作りたかった。それはどんなアルバムを書くときにも言えることだと思うよ。だからいつもと違う風にやったことは何もなかった。たぶん僕たち自身も作曲家として成長したんじゃないかな。

-JoshはATREYU、30 SECONDS TO MARS、SLAYERからPINKまで様々なアーティストのアルバムを手掛けていますが、彼のプロデュースした作品の中で最も気に入っているものを教えてください。

もちろんBLACK VEIL BRIDESの『Set The World On Fire』だよ。

-アメリカでは去年7月、日本では11月に前作がリリースされていますので、今作のリリースは非常に早いタイミングですね。ここまで早いタイミングでアルバムのリリースに漕ぎ着けられたのは何故でしょうか?

僕たちはこの仕事をするのが本当に好きなんだ。曲を書くことに時間をかけたり、新しいことを思いついたらすぐに試してみたいんだよ。だからある意味これは自然なことだったよ。

-またいつ頃から曲作りを始めたのでしょうか?

11年の2月から。ほとんどは2月から3月の間に書いたよ。

−『We Stitch These Wounds』はスクリーモの影響を強く受けたメタル、或いはメタルの影響を色濃く感じるスクリーモといったサウンドでしたが、今作はまさに80年代のハードロック/ヘヴィメタルの流れを汲んでいるサウンドへと変化しましたね。

僕たちの音がそんなに変わったとは感じていないよ。たぶんバンドが成長したのかな。変わったとしてもこれは僕たちの本当にやりたい音楽だった。ファースト・アルバムの一番いいところを新しいアルバムのためにまんべんなく使ったって感じかな。