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INTERVIEW

BLESSTHEFALL

2011.03.15UPDATE

BLESSTHEFALL

Member:Beau(Vo) Jared(Ba) Eric(Gt)  Matt(Dr) Elliot(Gt)

Interviewer:MAY-E

-では、Elliottはこのまま正式メンバーになるのでしょうか?

Elliott:まだ分からないけど、そうなるといいな。これからライヴを積んで、答えが出るのはそれからだね。BEFORE THEIR EYESのラスト・ライヴが日本だったんだけど、さらに俺が参加したBLESSTHEFALLの最初のライヴが、今回の日本公演だったんだ。面白いよね。ここ日本でひとつ物語が終わって、新たな物語が始まったって感じさ。

-そうですね。あなたはこのままBTFに加入するべきだと思いますよ。

Elliott:ハハハ(笑)。ありがとう。

-SOFでのショウのラストの曲が「Higinia」だったんですけど、これってBeauが加入前の曲じゃないですか。本国でもこのようなセットリストになることが多いのですか?

Beau:そうだよ。俺自身、この曲を歌うことに全く抵抗はないんだ。ただ、曲に入り込まないとただにカラオケになってしまうから、ちゃんと曲を理解して歌うように努めているよ。昔からのファンのためにも、「Higinia」をプレイしてよかったと思っているよ。

Eric:ただ、俺はプレイしてみて、あまりこの曲が好きじゃないことが分かった。ひょっとしたら今後は演奏しないかもしれないな。最新作の曲もたくさんやったけれど、それらの曲でも盛り上がってくれるのは俺たちとしてはとても嬉しいことなんだ。昔は、「Rise Up」を演れば必ず盛り上がっていたけれど、今はそんなこともないしね。俺たちは新しいシンガーを迎えたんだから、新しい曲でどんどん盛り上げていきたいね。

-そうですね。では、話題を変えて。本国では昨年リリースされている『PUNK GOES CLASSIC ROCK』が間もなく日本でも発売されます。ここであなた方はエアロスミスの「Dream On」をカヴァーしていますね。この曲を選んだところがあなた方らしいなと思ったのですが。

Beau:この曲は全員で選んだんだ。制作前に、たくさんの曲が載った長いリストをもらって、その中から選曲したんだけどね。俺たち全員が好きな曲だから、カヴァーすることが出来て本当に良かったと思ってるよ。

Eric:この曲ってバラードだけど、とても感情がこもっている伝説的な曲だから、カヴァーすることも簡単ではなかったよ。俺たちなりにエレクトロにアレンジしたり、ディープなサウンドにするように心がけたんだ。チャレンジではあったけど、それほど時間をかけることもなく、楽しんでやることができて良かったよ。

-大御所バンドの曲をカヴァーすることには特別な緊張感もあったと思いますが。

Eric:それほど緊張はしなかったし、とても楽しかったよ。ライヴでやることもまずないだろうし、スタジオだけの曲だと考えれば、良い曲に仕上がったと思うしね。初めてのカヴァーにしては上手くいったんじゃないかな。

-AEROSMITH側から、何かリアクションはありましたか?

Eric:いや、まだないよ~。連絡がきたらとても嬉しいけれど、来ないだろうなぁ。

Beau:「Dream On」は、俺たちの両親が聴いていた年代の曲なんだよね。それをカヴァーすることによって、俺たち自身がどんな音楽が出来るのかを証明することが出来たと思う。このカヴァーをきっかけに、より幅広いリスナーが獲得できたのは良かったと思うよ。

-そうですね。Michael "Elvis" Basketteを迎えて、5月からは3rdアルバムのレコーディングに入るそうですね。

Eric:ああ、そうだよ。すでに6曲くらい出来上がっていて、このツアーのあとに一ヶ月ほどかけてさらに曲を書いていく予定さ。俺たちは今のスタイルを変えるつもりはないけど、『Witness』からさらに進化したビッグなサウンドにしたいと思っている。今年の10月にリリースする予定だよ。

-ニュー・アルバムのリリース、楽しみにしています!

Eric:俺も楽しみだ(笑)!!