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INTERVIEW

DEVILDRIVER

2011.02.14UPDATE

2011年02月号掲載

DEVILDRIVER

Member:Dez Fafara(Vo)

Interviewer:KAORU  Interpreter:ジンジャー国田

-プロデューサーのMark Lewisとの仕事はいかがでしたか?また、彼はアルバム制作において、どのような貢献をしてくれましたか?

Markは一言で言うならプロフェッショナルだね。本当のプロとして、最高の仕事をしてくれた。凄い時間と労力を費やしてくれたし、何事に於いても自分の意見を伝えることを少しもためらわなかった。彼みたいな卓越したギター・プレイヤーがいるだけで、曲やサウンドに対して、新しい物の見方が出来たし、彼なしで『Beast』は完成しなかったと思う。

-Dezはメタル・ファンにとってはカリスマ的存在ですが、歌を歌うという行為、咆哮するという行為において、聴いた人対してどんなことを伝え、どんな影響を及ぼし、自分がどんな存在でありたいと考えていますか?また、Dezのヴォーカリストとしてのモチベーションは、COAL CHAMBER時代から変化したと感じますか?

そうだな。“攻撃されて倒れたとしても、立ち上がって、自分についた埃を払うくらいのスタンスでいろ”って伝えたい。それが俺のメッセージなんだ。俺は音楽に救われてきた。子供の頃からずっと今まで、音楽に勇気を貰って、その度に力が湧いたし、俺もリスナーにそれを与えたい。彼らに自信を持たせて、人生を乗り越える為の支えになりたい。COAL CHAMBERの時も同じ気持ちだったよ。あの頃も自分に伝えたいものがあったし、歌詞もいろんな捉え方が出来るように書いて来たからね。

-あなたは長年ヘヴィロック・シーンで活躍してきましたが、10年前から現在において、シーンの変化をどのように捉えていますか?

シーンっていうのは、現れたり消えたりするもので、COAL CHAMBERにいる頃から様々なシーンを見て来た。業界自体が、ダウンロードなんかで大きく変化しているし、10年後の未来が見えないよね。レコードレーベルが存在しているのかもわからない。10年前からはもちろん変わっているけど、俺が一貫して大きな影響を受けているのは、アンダーグラウンドのアーティストなんだ。その中でも特に、ブルーズ、パンクロック、ヘヴィメタルから影響を受けているけど、今後どうなるかは、見ているしかないと思う。

-若手のバンドで、お気に入りのバンドがいたら教えてください。

今一緒にツアーをしているCANCER BATSは、若手のバンドの中でも特にオススメ出来るよ。彼らのダーティなロックンロールがたまらなく好きなんだ。是非みんなにも聴いてほしいね。

-今後はツアーを控えていますが、ツアー生活は好きですか?また、日本への来日の予定はありますか?

毎晩ライヴをやるのが大好きだし、ツアー生活も大好きだよ。家族を愛しているし、とても大切に思っているけど、俺は長い間家にいることが出来ない性分なんだ。ツアーをしないといけないってことは、俺のライフスタイルにもマッチしていると思うよ。日本にはまだ一度も行ったことがないから、是非行ってみたいな。その機会があれば、必ず来日するよ!

-最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

早く君たちに会いたいと思っている。感謝しているよ。応援してくれてありがとう!