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INTERVIEW

STORY OF THE YEAR

2010.02.12UPDATE

2010年02月号掲載

STORY OF THE YEAR

Member:Dan Marsala(Vo)

Interviewer:MAY-E

-4thアルバム『The Constant』のリリースおめでとうございます。アルバムを完成させた今のお気持ちを聞かせてください。

ここ8年間で4枚のCDを出せるような素晴らしいバンドのメンバーでいれて最高な気持ちだよ。これからもこの調子でCDを世に出せるといいな。『The Constant』の仕上がりにはメンバー全員すごく満足しているよ。ファンのみんなに早く聞いてほしいから、アルバムの発売日が待ちきれないよ。

-レコーディング期間は最速だったそうですね。それだけ明確なアルバムへのイメージがあったのだろうと想像するのですが、曲作りの前に掲げていたテーマやコンセプトがあれば教えてください。

『The Constant』の曲作りにあたっての俺たちの真の目的は、“音楽を作ることを楽しむこと”だったんだ。曲作りの段階では、細かいことは気にしないことを心がけていたんだ。俺たちは毎日集まって、クールだと思ったものを思いつくだけ音を出していたのさ。『The Black Swan』でいい仕事をしてくれたMichael“Elvis”Basketteと今回もレコーディングをしたいな、とずっと思っていたんだけど、彼は俺たちが曲作りを始めた2ヶ月後しか予定が空いていなかったんだ。だから俺たちはその2ヶ月間を使って約15曲の楽曲を書いて、そのままレコーディングスタジオに入ったんだ。時間を気にして、無理して曲作りをしたっていうわけじゃ決してないんだよ。細かいことは気にせずに、「いい!」と思った曲を作るのは楽しかったな。

-今作は、最初から最後まで全曲メンバー全員で書き上げたそうですね。これまでのアルバムでもメンバー全員が曲作りに関わっていたと思うのですが、これまでと異なる点は具体的にどんなところでしょうか?

今回は今までで一番リハーサル室でメンバー全員でジャムる時間を多くとったことが今までと異なる点かな。これまでのアルバムでも確かにメンバー全員が曲作りに関わっていたんだけど、今までは、みんな個別で作ってきたデモを持ち寄って、それぞれのデモをどう曲にするか、みたいな作業をしていたんだ。だけど今回は、なにかいいフレーズを思いつくまで、1つの部屋でみんなで音を適当に鳴らして、「いい!」と思うフレーズができたら、バンドのみんなでアイディアを出し合って、それを合わせて曲にする、っていう曲作りのスタイルをとったんだ。このやり方は大正解だったよ。

-『The Constant』(=不変なもの)というタイトルは、“バンドは変わらない”という意思の表れなのでしょうか?

そうだね、そういう見方もできるよね。このタイトルは、何通りにも解釈できると思うんだ。STORY OF THE YEARは、ここ10年間の俺の人生にとっての“constant”なんだよ。俺たちはこのバンドに心と魂を捧げているし、人間として可能な限り(=死ぬまで)ずっとそうしていこうと思っているよ。

-あなた方にとって、不変なものとは?

俺にとって不変なものは、音楽だよ。音楽は色々な意味で重要なんだ。音楽って世界共通の言語みたいなものだよね。音楽は、俺の記憶がある頃から今までずっと“constant”なものだよ。俺は、朝起きた瞬間から夜寝る1秒まで、聴く側としてか、作る側として、何らかの形で常に音楽のことを考えているんだ。音楽は俺に多大な影響を与えた。だから俺にとって、音楽が不変なものだな。

-スタジオ・アルバムはプロデューサーによって左右されることも多いと聞きますが、再びMichael“Elvis”Basketteをプロデューサーに迎えた理由は、前作『The Black Swan』での仕事ぶりが良かったからでしょうか?

そうだよ。俺たちは彼の『The Black Swan』での仕事ぶりが大好きだったから、それ以来ずっとまた一緒に働きたいと思っていたんだ。彼はプロデューサー、エンジニア、そして、ミュージシャンとしても素晴らしい人だ。彼は「音楽」というものを深く理解していて、俺たちと同じ情熱を持っている。俺たちはまたこれからも彼を何回もプロデューサーに迎えると思うよ。

-Track.1「The Children Sing」では、その名の通り子供達のコーラスでスタートするなど意表をつかれる演出もありますが、このような子供達のコーラスを用いた理由は?

俺は、現代を生きる子どもたちの目から見たこの地球の将来についての曲を書きたかったんだ。この地球と、今日俺たちがとっている行動の影響を担うのは、紛れもなく彼らだからね。だから、「The Children Sing」の歌詞を歌うのは、俺よりも子どもたちの方が強いインパクトを残せると思ったんだ。このアイディアは結構色々考えた末のアイディアで、結果としてはすごくうまくいったと思っているよ。出来上がった曲を聞いた時はすごく嬉しかったし、このアルバムのスタートに適した演出だったと思っているよ。