INTERVIEW
STORY OF THE YEAR
2005.09.06UPDATE
Member:Dan(Vocal)
Interviewer:MAY-E
-ラウドロックイベントを開催している激ロックといいます。前回の来日名古屋公演の時に、DanとAdamに一度インタビューさせてもらっていますが覚えていますか?今回は2度目のインタビューとなりますが、宜しくおねがいします。
Dan:もちろん覚えているよ。名古屋での取材には初めて通訳がいたから印象に残るインタビューだったんだ。すごくわくわくしたよ。またインタビューしてくれてありがとう!
-まず、taste of CHAOSで再来日が決定しましたね!おめでとうございます。私たちをはじめ、日本のファンも11月の来日を楽しみに待っていますよ。再来日の意気込みを聞かせてください。
Dan:今回のツアーはヘッドライナーじゃないから、単独公演に比べて、短いセットになるだろうね。だから、今回は短いセットの中で超ヘヴィで強烈な曲をプレイするよ!バンドが出せるもの全てをさらけ出すつもりさ。
-THE USED、KILLSWITCH ENGAGE、FUNERAL FOR A FRIEND、RISE AGAINSTと、同じメンバーでヨーロッパも回っていますね。他のバンドとも仲良くなったのではないですか?オフは一緒に行動していますか?
Dan:The Usedとは過去にツアーをしたことあるし(以前、The Usedのメンバーはインタビューでデビュー前のSOTYを「これから絶対にブレイクするかなりいいバンドだ!」とオススメしていた)、すごい仲のいい友達でもあるんだ。あと、KsEやFFAFのメンバーとも仲がいいから日本でも一緒に出かけたりするだろうね。
-前回の名古屋公演でのライブ、素晴らしかったです!キッズも大盛り上がりでしたね! taste of CHAOSではさらにパワーアップしたSOTYが見れることと思います。今回のライブの見所を教えて下さい。また、一緒にまわるバンドたちも素晴らしいバンドばかりですが、ここは他のバンドに負けない!という点があればぜひ教えて下さい。
Dan:前のツアー(2004年5月)でプレイしたとき、名古屋のオーディエンスは最高だったから、みんな早く名古屋に戻ってきてプレイしたいって本当に思っている。今回は日本のファンのためにも新曲をおりまぜた最高のショウにするつもりさ。
-初来日の時にオープニングアクトを努めたNEW STARTING OVERが、今回のtaste of CHAOSでもオープニングアクトとして参戦することが決定しました。このツアーをサポートするにあたって彼らに期待することはありますか?
Dan:New Starting Ovewrがツアーに参加することは知らなかったよ。だけど、最高じゃないか!彼らは最高にクールだし、すばらしいバンドだよ。彼らに再び会えるのが楽しみだね!
-それでは新作「IN THE WAKE OF DETERMINATION」について質問します。新作「IN THE WAKE OF DETERMINATION」を聞いて、より力強くなった印象を受けました。素晴らしいです。新作が完成して今あなたがたはどんな気持ちですか?
Dan:俺たちはニューアルバムの出来にはすごく満足しているんだ。前のアルバム“PAGE AVENUE”よりも本当のバンドの姿を表していると思うんだ。もっと生々しくて、ヘヴィで、とくかくサウンドが本当に俺たちが出したかったものなんだ。今回のレコーディングでこだわったのはライヴのエネルギーをがっつり捕らえることだった。俺たちは実際にそれをやり遂げたのさ。
-前作はTHE USEDと同じマネージメント、同じプロデューサーの起用なども含めてTHE USEDと常に比較されていたと思うのですが、今作を聴いてもうこれからは比較されることはなくなるだろうと確信しました。正直、前作でTHE USEDと比較されることに嫌気は差していませんでしたか?
Dan:お互いのアルバムのプロデューサーがジョン・フェルドマンだってことが比較される主な原因だと思うな。今回、俺たちはSteve Evettsという違うプロデューサーを起用している。彼はバンドの求めている本当の音を引き出してくれたよ。そういうことからもThe UsedとSOTYを比較するなんてことも消えていくと思う。だけど、The Usedのブランデン(ドラム)は超セクシーだよ(笑)。
-前作はポップな作品をよく手がけているGold Fingerのジョンフェルドマンによるプロデュースでしたが、今作ではHATEBREEDやSICK OF IT ALLなどのハードコア作品を多く手がけているスティーブ・エルヴィッツがプロデューサーとして起用していますね。彼をプロデューサーとして起用した理由は、今作により激しいサウンドを求めていたからなのですか?
Dan:俺が10代のころ聴いていたのは、Steve Evettsがプロデュースしてきた、Snapcase, Kid Dynamite, Saves The Day,Hatebreedのアルバムなんだよ。実際に彼に会ってみたら、彼はいい音楽を作ることにすごいこだわりを持ってる男だった。彼はエネルギーがあって、ハートがある音楽を作りだせるレコーディング方法も心得ていたから、『Steveこそが俺たちのプロデューサーだ!』ってことになったわけさ。最高のパートナーとして仕事してくれたよ。