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INTERVIEW

ARCH ENEMY

2009.10.13UPDATE

2009年10月号掲載

ARCH ENEMY

Member:Michael Amott(Gt) Angela Gossow(Vo)

Interviewer:ムラオカ

-日本盤にはEUROPEとQUEENSRYCHEのカヴァーが収録されていますが、ARCH ENEMY風のアレンジに変えていますね?この2曲は日本盤のみに収録なのでしょうか?またEUROPEとQUEENSRYCHEをセレクトしたのはメンバーのどなたの意向が強かったのですか?

M:どちらの曲も、2007年にアルバム『Rise Of The Tyrant』の制作中にレコーディングしたものだ。これらの曲は俺たちがすごく影響を受けたバンドの曲だという理由で、バンド全員で選んだんだ。EUROPEは俺自身すごく好きなスウェーデンのバンドで、いまだに素晴らしい音楽を生み出している。QUEENSRYCHEのアルバム『Rage For Order』にはARCH ENEMYのメンバー全員が敬意を払っているんだ。この2曲は日本盤だけのボーナストラックだよ。

-またボーナス・トラックにライヴトラックが3曲入っていますが、どこで録ったものですか?

M:2004年12月17日、イギリスのLONDON FORUMで収録したものだよ。

-『Rise Of The Tyrant』をリリースしてから約2年が経っていますが、ARCH ENEMY今までのほとんど作品が2年周期でリリースされていますよね?と考えると新作もそろそろかなと期待するのですが実際にいかがでしょうか?

M:そうだね、君の言うとおり!俺たちの“通常の”スケジュールだとそういうことになるね。だけど、次のARCH ENEMYのスタジオ・アルバムには時間をかけるつもりだ。既にできているすごくいい曲も何曲かあるんだけど、新譜の完成をそんなに焦ってやりたくはないと思ってるんだ。2010年に新しい素材を作りはじめて、2011年にリリースする…今はそんな感じで考えているよ。もちろん、変わる可能性はあるけどね。

-新作へのヒントを少しでも教えていただければと思いますがいかがでしょうか?

M:そうだな、そんなわけで現段階で出来ている曲に関してしか語れないんだけど…でもすごくパッピーで熱中しているよ。みんながARCH ENEMYに対してふだん期待しているのとは違ったようなひねりを持ったすごくメロディックなアイデアのミックスなんだ。Chrisや他のメンバーのアイデアはまだこれから聞くんだけど、ARCH ENEMYのディスコグラフィに加わるもうひとつの興味深い一章となると確信しているよ!

-LOUD PARK09で12回目の来日公演が決定していますね?今回はANTHRAXとMEGADETH、JUDAS PRIESTの間に位置する絶好のタイムテーブルですが気合が入っているのではないですか?

M:そうだね。もちろんLOUD PARK09でプレイするのはバンド全員すごく楽しみにしているよ。日本のファンの前でプレイするのはいつも大好きだし、LOUD PARKは素晴らしいメタルフェスだからね。世界中で最高なイベントと言ってもいいと思うね・・・。さらに、MEGADETH、JUDAS PRIESTは長年にわたってARCH ENEMYがすごく影響を受けているバンドだから、日本で彼らと同じステージで演奏できるなんてすごいことだよ。

-今回はLOUD PARK09翌日にすぐに台湾に移動ですね?もっと日本でゆっくりしたかったのではないですか?

M:その通りだ。LOUD PARK09の後、台湾の台北でヘッドラインのライヴをやるんだ。もちろん日本でもっとゆっくりしたいよ。。。でも今回は台湾、中国、フィリピン、香港などのアジア・ツアーを組んでしまっているからすごく忙しいスケジュールなんだ。日本で短期間しか過ごせないなんてほんとに残念だけど、アジアのほかの地域でプレイするのもまたとても楽しみなんだ。でも次の来日ではぜったいもっと長く滞在するつもりだけどね!

-それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

M:ARCH ENEMYと俺自身を信じられないぐらい手厚くサポートしてくれて、ほんとうにありがとう。どれだけ感謝しているか言葉に出来ないくらいだよ!Japan rocks!!!