INTERVIEW
THE BLACKOUT
2008.10.18UPDATE
Member:Gavin Butler(vocals) / Sean Smith(vocals) / James Davies(guitar)
Interviewer:MAY-E
-LOSTPROPHETSとは公私ともに仲が良いそうですね。
Sean:うん。最初は僕らはLOSTPROPHETSのファンだったんだ。ウェールズの小さい会場でライブをやっていて、よく見に行っていたいよ。そんな時に、あるフェスに遊びにいったら偶然なんだけどギタリストと話をする機会があって、その時に彼とメールアドレスの交換をしたんだ。それから地元でも一緒に遊ぶようになって、そこで僕らのCDを渡したりしていたんだ。そうしたら、一緒にツアーをまわらないか?って声をかけてもらったんだ。それがきっかけで、今ではとても仲の良いバンドになったよ。
-サマーソニック08で、KIDS IN GLASS HOUSESとLOSTPROPHETSのライブを見たのですが、どちらのバンドも素晴らしいライブでした。ところでLOSTPROPHETSのイアンの雰囲気がデビュー当時と比べて随分と雰囲気が変わりましたよね。
一同:笑
Sean:イアンって、何にでも影響を受ける人なんだよ。最近のイアンは、ラッスル・ブラントっていうイギリスの有名なコメディアンの影響を受けているみたいだね。髪の毛が多くて、全身黒い衣装で、シャツのボタンもきっちり留めているような感じの人だよ。彼らがデビューした7、8年前と比べて、イアンも大人になっているのもあるだろうし。
でも、彼が何をやっていても僕は彼が大好きだよ。
-ええ、私も好きです。
Gavin:僕もだ。
一同:笑
-来日経験のあるKIDS IN GLASS HOUSESとLOSTPROPHETSのメンバーから、日本のライブへ向けてのアドバイスなどはありましたか?
Gavin:うん。KIDS IN GLASS HOUSESのメンバーは、日本のオーディエンスは素晴らしくて、世界で一番フレンドリーなんじゃないかって言っていたよ。
Sean:LOSTPROPHETSも、空港でファンが待っててプレゼントを貰ったとか言ってたね。楽しそうだなって思っていたよ。イギリスのバンドって、みんな日本に来るためにとても努力しているんだ。今回僕らがこうやって日本に来ることができたのは本当に嬉しい。他の国に行ったことはもちろんあるけれど、どこも西洋の文化だったから、そんなに大きな変化もなかったしね。日本は文化が全く違うから余計に嬉しいよ。
-カルチャーショックなどはありましたか?
Sean:まだ実感があまり沸いていないんだ。それに日本の文化については事前に話を聞いていたから、大きな戸惑いもまだ無いしね。
Gavin:今日はこれからオフだからちょっと外に出かけてみようと思っているよ。
-今回一緒に日本ツアーをまわるALESANAにどんな印象を持っていますか?
Sean:みんな醜くて、どうやって戦おうかと思っているよ。
一同:笑
Sean:というのは冗談だけど、彼らとは今日初めて会うんだよね。
アメリカでもBLESS THE FALLやA SKYLIT DRIVEとか、僕らみたいなコーラスも無いヘヴィーなバンドらと一緒にツアーをまわったときでも、自分たちに無い要素を持ち込んできてくれてありがとうって毎晩言われたんだ。僕らは一緒にライブをやるバンドがへヴィーであろうとポップであろうと、僕らは僕らのライブをやる。その中で、一人でも僕らを気に入ってくれた人がいたら嬉しいよ。
-そうですね。アメリカのシーンとウェールズのシーンはお互いライバル意識などあったりするんでしょうか。
Sean:そんなことはないよ。多分僕らがアメリカにいたら、そのシーンの中で活動していただろうし、ライバル意識は全くないんだ。BLESS THE FALLらとのツアーに参加することが出来たのも本当に光栄なことだと思っている。僕らはメンバーが6人もいるけれど、6人とも誰とでも仲良くなれる人間だし、アメリカのバンドも98%くらいの人が良い人だしね。
-では最後に、10年後の世界の音楽シーンはどうなっていると思いますか?
Sean:そりゃきっとNu Metalだろう!
一同:笑
Sean:どのジャンルも10年のサイクルでまた盛り上がったりしてるだろ?どんなジャンルも必ず復活するんだ。例えばAIRBORNみたいにね。これはAC/DCみたいなバンドなんだけどさ。
Gavin:そうそう!本当にAC/DCにそっくりなんだ。オーストラリア出身で、サウンドも見た目もAC/DCそのまんまなんだよ(笑)