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INTERVIEW

JIMMY EAT WORLD

2008.05.04UPDATE

JIMMY EAT WORLD

Member:Jim Adkins (Vocals, guitars) / Tom Linton (Guitars, vocals)
Rick Burch (Bass) / Zach Lind (Drum

Interviewer:MAY-E

-長くバンドをやっていると、誰かがソロ活動を始めたりするバンドも少なくないですが、JEWはそのようなことはありませんよね。例えば音楽的な方向性の話で衝突して喧嘩になるようなことはあったりするのですか?

R:喧嘩はしないけど、色々とディスカッションはするよ。まぁみんな古い友達だから、ちゃんとした話し合いをすることができるんだ。

J:ただひとつ僕が納得いかないのは・・・Rickが歌いたがることだね。そうだろ?

一同:笑

J:アバンギャルドで、あまりにもぶっ飛んでる歌詞なんだよ!(笑)

R:苦笑

-(笑)10年以上、変わらずバンドをやっていく秘訣ってなんでしょうか?

Z:う~ん、他に面白いことがないからかなぁ(笑)

一同:笑

-あなた方のように長く活動しているバンドの一つにSAVES THE DAYなどがいますが、彼らと交流があったりしますか?

Z:うん。そんなに親しいわけじゃないんだけど、一緒にツアーもしたことがあるし、彼らのことは最高のバンドだと思っているよ。彼らも僕らのように色んなレーベルを転々として、色々なことを経験しているバンドだからね。それを乗り越えて頑張っている彼らの姿を見るのは、とても嬉しいよ。

-共感を覚えるアーティストっていますか?

Z:共感とは違うかもしれないけど、とても刺激を受けたバンドといえば、やっぱりFUGAZIだね。彼らは観客を尊敬し、大切にしているんだ。最高のバンドだよ。楽しくライブをやる姿勢にも尊敬している。そういう姿勢を、僕らは参考にしていきたいと思っているよ。

-なるほど。

Z:あ、誤解をしないでほしいんだけど、僕らは決してFUGAZIと同じレヴェルに立っているということではないよ!彼らを尊敬しているということなんだ。僕らは彼らの足元にも及ばないと思っている。僕達はすごいって言っているわけじゃないから、間違えないでね。

-ですが、JEWに影響を受けてバンドをはじめたり、JEWを目標にしているバンドも数多いですよね。

J:僕らを目標にするだなんて、それは目標が低すぎるよ(笑)

一同:笑

J:だけど、そう言ってもらえることはとても嬉しいよね。何かのバンドにあこがれて、応援する気持ちは自分達も経験してきているから。だけど、僕らはそんな存在じゃないよ~。

-そうでしょうか。若いアーティスト達から「JEWを目標にしている」と言われたことはもちろんありますよね?

Z:うん、確かにそう言われる事もあるけど、単にこの世界に長くいるからってのもあるんじゃないかなぁ。だけど、それで鼻を高くすることは絶対にないよ。

-「SWEETNESS」がアサヒ・スーパー・ドライのCM曲に抜擢されましたね。CMは、もうご覧になりました?

一同:まだだよ~!

Z:早く見てみたいなぁ。

-ラジオ局へのリクエストが急増しているそうですよ。

一同:オォー!

J:本当に?それは凄いや!

Z:ビール片手に酔っ払ったやつがリクエスト電話してるんじゃないの?(笑)

R:イエーイ!なんて言いながらね!

一同:爆笑

-そのSWEETNESSと同じくらい、私にとってはLucky Denver Mintもアンセムなんですが、今日はアルバム「Clarity」からもたくさんプレイしてくれますか?

Z:もちろんだよ。Lucky Denver Mintはどうなるか分からないけど、昔のアルバムからもやる予定だよ。僕ら自身もこのツアーは本当に楽しんでやっているんだ。年末から新年にかけてこのセットリストでまわっているんだけど、中には7年前以来ずっとライブでやっていなかった曲なんかもあって、久しぶりに演奏するのに練習しなくちゃならない曲なんかもあったくらいさ。

-04年に日本の二大フェスの一つであるフジロックに、07年にパンクスプリングに出演されましたが、残るはサマーソニックですね?

Tom(以下、T):そうだね。まだ予定はぜんぜん決まっていないんだけど、ぜひサマーソニックにも出演してみたいよ。

-今はマイスペースなどがあり、世界中のファンとコミュニケーションを取れるようになりましたが、日本のファンからもたくさんメッセージをもらうこともあるのではないですか?

Z:うん。たくさんのメッセージをもらっているよ。さっきもマイスペースをチェックしていたら、日本のファンからメッセージがまた届いていたしね。アリゾナ出身の僕らが日本にも来れるなんて本当に感謝しているよ。