MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

MISERY SIGNALS

2008.02.12UPDATE

MISERY SIGNALS

Member:Karl Schubach (Vo) / Ryan Morgan (Gt.)

Interviewer:MAY-E

-どのくらいの応募があったのですか?

R:確か、150人くらいだったかなぁ。

-カールはそれまではギタリストで、メインボーカリストとして活動してきたことが無かったというのに驚きましたが、以前はどんなバンドで活動していたのですか?

K:前にやっていたバンドはミザリー・シグナルズと似たようなスタイルのバンドだったよ。だけど、ミザリー・シグナルズは僕にすごく影響を与えてくれた特別なバンドなんだ。「ギターはやめて、ボーカルになってやる!」って思えるくらいに大好きなバンドだったんだよね。

-今もそのバンドは活動しているのですか?

K:地元のバンドだったんだけど、ほとんどツアーもしていなかったんだ。もうとっくの昔に解散してしまったよ。

-抜擢された理由がよく分かる、カールは素晴らしいボーカリストだと思います。抜擢された時、どんな気持ちでした?

K:ありがとう。僕が選ばれたことを知らせるメールを見たときは、最初は友達でジョークでメールを送ってきたんじゃないかと思ったくらいに驚いたよ。
R:実は、オーディションの最中にカールとやりとりしている間に、「この新曲のトラックにボーカルを入れてみて」って依頼してみたら、もう次の日には完成させて送り返してくれたんだよ。それも凄く印象的だったんだよね。

-その曲はミラーズに収録されている曲?

R:いや、次のアルバムには収録する予定だよ。その頃とはバージョンが変わっているけどね。「ハンカー」って曲だよ。

-カールはバンド加入後、すぐにセカンドアルバムのレコーディングに入ったり、沢山ツアーを行うバンドということもあって、生活も大きく変わったのではないかと思いますが、いかがですか?

K:うん、150%くらい大きく変わっちゃった感じだね。前はカナダに住んでいたんだけど、一人で荷物をまとめて、アメリカに来て、それからは後ろを振り返ることなく進んできたから。
R:振り返る時間もないくらいだったね。
K:そうだね。それからはもうノンストップでやってるよね。

-カールがバンドに加入して2年ほど経ちますが、今のバンドの雰囲気はどうですか?

K:もう2年かぁ、そんなに経ったっけなぁ!
R:2年も経った感じが全くしないよね。せっかくなら記念パーティーでもすればよかったかなぁ。2回続けて同じで同じラインナップでレコーディング出来るのは素晴らしいことだし、プロデューサーやスタッフも親しい人たちが集まったいい環境になってきているし、こんなにいい状態でレコーディングを迎えることが出来てほんとに嬉しいよ。

-そうですね。そのプロデューサーというのが、1stアルバムも手掛けているBen Schigelだそうですね。彼を迎えた理由は?

R:実は、彼の方からアプローチしてきたんだ。新しいアルバムを手掛けたいんだ!ってね。彼の新しいスタジオも出来たらしいし、僕らのバンドのファンでいてくれたから。
前のレコーディングの最中もとても楽しくやれたし、彼は今の僕らのサウンドを作りあげてくれた人物だと思っている。とても重要な人物なんだ。僕らもこの関係をずっと保っていきたいと思っていたから、彼にお願いすることにしたんだよ。

-ファーストアルバムは、プログレッシヴで予測不可能な展開がオリジナリティを確立していた衝撃的なデビューだったと思います。セカンドアルバムもファーストアルバム同様にプログレッシヴであることに変わりは無いのですが、よりダイナミックかつエモーショナルになり、ストレートに伝わる作品であると思います。サードアルバムはどんな仕上がりになりそうですか?

R:1stと2ndの要素を含んでいるのはもちろんだけど、3rdではさらに新しい要素を取り入れていきたいと思ってるんだ。聴いたらぶっ飛ぶくらい、凄いアルバムにしたいと思っているよ!

-「新しい要素」と仰る通り、3枚目のアルバムとなると、新たな方向性を見出すバンドもいますよね。

K:僕らも色々と実験的なこともしてきたんだけど、今までライブをたくさん続けてきた中で、どうしてもうまくいかないことあることが自分達でも分かってきたんだ。僕らが出来ること、成功することが把握出来るようになった分、時間のロスはなくなったと思う。サウンドではなく、僕ら自身が変わって来ている感じだね。

-新作のテーマやタイトルはもう決まっていますか?

K:いや、タイトルもテーマもまだ決まってないんだ。
R:今、楽曲を作っている段階だから、まだあんまり詳しく公表出来ないんだよ。