INTERVIEW
MISERY SIGNALS
2008.02.12UPDATE
Member:Karl Schubach (Vo) / Ryan Morgan (Gt.)
Interviewer:MAY-E
-エクストリーム・ザ・ドージョーでの来日以来で、今回は久しぶりの日本はいかがですか?
Ryan(以下、R):前回の来日からだいぶ時間が経っちゃってるけど、どんどん前の興奮が蘇ってきていて、今はすごく興奮してるよ。
-ボーカルのカールは初めての日本ですよね?
Karl(以下、K):そうだよ。ほんとに素晴らしい国だね。実はずっと前から日本に来たいと思っていたんだ。だけどまさか、音楽をするために日本に来れるとは思ってなかったよ。
-日本で行う完全D.I.Y.フェスの雰囲気はいかがでしょうか?
R:一年目のフェスなのに、これだけ沢山のお客さんが集まっているし、スタッフもいい人たちだし、出演するバンドもほんとにいいバンドばかりで、すごくいいバイブを感じているよ。
-今回、出演しているアーティストで親交のあるアーティストはいますか?
K:BANEとはこれまでに何度か会ったことはあるよ。Sworn Enemyとは昨日のフライトからバスまでずっと一緒だったんだ。
あとは実は、面識の無いバンドばかりなんだよね。いつもは知ってるメンツで何度もツアーをやることが多いんだけど、今回ばかりはいつもと違う感じがしているよ。
-では、Sworn Enemyとは仲良くなれそうですか?
K:あぁ、そうだね!
R:彼らはニューヨークっぽいキャラクターだし、ほんとに面白いやつらだよ。
-今日、あなた達に初めてお会いして、ハードコアっていうイメージではなく、とても紳士な人たちだなぁという印象を受けました。
K:ありがとう。
R:僕らはアメリカでも変わらず、いつもこんな感じだよ。派手にパーティーしてるバンドもたくさん知ってるけど、僕らはいつも人と話しやすい雰囲気を持っていたいんだ。
※レーベル担当者様曰く、Misery Signalsのメンバーは集合時間の10分前には準備を終えて待っているという、とっても真面目なバンドだそうです。
-D.I.Yフェスって、出演者の立場から見てプロモーターが主催するフェスとどういうところが違うのでしょうか?
R:このフェスについて言えば、組織的にほんとにうまくいっていると思う。僕らもずっとD.I.Y.でやってきたんだけど、僕らの最初のライブなんて地下室とかでやっていたからね。それに比べたらD.I.Y.っぽさをそれほど感じさせないよね。
スポンサーがついていたり、プロモーターが開催しているフェスとほとんど変わらないと感じるくらい組織立ってしっかりしているフェスだと思うよ。
-ENDZWECKとは以前から交流があったのですか?
K:うん、前に会ったことはあるんだ。
R:確か、あれはロンドンだったかな。ツアーの最中に一回会って、遊んだことがあるんだよ。名前ももちろん、知っているよ。
-ハウリングブルはどうですか?
K:クールなレーベルだよ!
R:ほんとにいい人たちだよ。僕らをちゃんと扱ってくれるし、空港まで迎えに来てくれるし、メールもちゃんと返してくれるしね。それに、彼らとは前回も会っているから、何も問題ないよ。
-初めてのインタビューなので、ちょっとさかのぼって質問しますね。前任ボーカル・ジェシーが脱退し、後任ボーカルのカールはマイスペース上でのオーディションで抜擢されたそうですね。
メンバー皆さん、ミザリー・シグナルズ以前にもバンド活動(7 ANGELS 7 PLAGUES とCOMPROMISE)をしていたこともあり、周りにボーカリストの候補は沢山いたのではないかと想像するのですが、敢えてマイスペースで募集をかけることにした理由は?
R:うん。確かにボーカリストの候補は確かに周りに沢山いたんだけど、どれもなんとなくしっくりこなかったんだ。ボーカルってのはやっぱり一番重要な部分だと思うから、ちゃんと選びたかったんだよね。周りの候補の中にいいボーカリストがいなかったから、これはもう一般公募にかけるしかないな、と。
-カールはどんなテストを受けたのですか?
K:彼らのページに「シンガー募集。ボーカルが入っていないトラックに、自分でボーカルを入れて送り返して」って出ていたから、その通りにボーカル部分を自分でレコーディングして、彼らに送ったんだ。そしたら、「やらないか?」って返事が来たんだよ!応募はたくさんあったらしいんだけどね。