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DISC REVIEW

或る昨日を待つ

眩暈SIREN

『或る昨日を待つ』

Release Date : 2015-11-25
Label : インディペンデントレーベル
¥1,800

日本人の感性でなければ生まれない音楽はこの世に多いが、この眩暈SIRENというバンドもそうだ。2012年、福岡にて結成された男女5人組叙情型エモ・ロック・バンド孤独や虚無感を綴った歌詞と、繊細なピアノと和メロ、そこにメタルを掛け合わせたエモーショナルなサウンドには、不安定な感情の起伏や行き場のない想いがそのまま嘘偽りなく投影されている。久石譲の世界観とも重なるインストのTrack.1、ウィスパー・ヴォイスのポエトリー・リーディングと月夜の似合う感傷的なピアノが印象的なTrack.6、ダンサブルで優雅なTrack.9などドラマティックに展開していく全10曲は1篇の完成された物語のよう涙を流しながら傷を抱えながらも眼の輝きを殺すことなく突き進む勇者の姿が頭に浮かんだ。 沖 さやこ