DISC REVIEW
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BULLET FOR MY VALENTINEのMutt Tuck(Vo/Gt)率いるAXEWOUNDにMike Kingswood(Gt/Vo)が在籍してることでも知られているGLAMOUR OF THE KILL。彼らのバンド名を冠した2008年リリースのEPはここ日本でも爆発的に売れたが、オーセンティックなメタルに傾倒した前作がいまいちパッとしなかった。しかし今作は心機一転、ATTACK ATTACK!やASKING ALEXANDRIAなどポスト・ハードコア、スクリーモ・バンドの多くのヒット作を生み出しているJoey Sturgisをプロデューサーに迎えたことで、BFMV的なメタルの影響も感じさせつつ、よりモダンなポスト・ハードコア・サウンドにブラッシュアップされている。他の同系統の海外バンドよりシンプルでノリやすい曲構成でメロディもキャッチーなため、邦楽ロック・ファンにも響くと思うので、洋邦問わず万人にオススメしたい。 ムラオカ