DISC REVIEW
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2010年、仙台にて結成された5人組。メンバー・チェンジを経て現在の編成に至る。FAKE FACEのサウンドはロック、ラウド、エモなど様々な音楽性を内包している。最近主流となっているヘヴィであることが絶対条件であるスクリーモ、メタルコア・バンドとは一線を画し、メロディや哀愁漂う世界観をより重要視している。maximum10のコンピにも収録されているTrack.1はアッパーでアグレッシヴなトラックだが、FALL OUT BOYなどいわゆるFueled By Ramenサウンドに通じるドラマティックなTrack.2、3などは彼らの新機軸だ。SiM、coldrainと共にMONSTER ENERGY OUTBURN TOUR 2013に参加するなどネクスト・ブレイク・アーティストへの道まっしぐらな彼らから目を離してはいけない。 ムラオカ