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INTERVIEW

FAKE FACE

2013.07.10UPDATE

2013年07月号掲載

FAKE FACE

Member:k-sk (Vo) james (Gt/Cho)

Interviewer:ムラオカ

-初めてのインタビューとなりますのでメンバーの自己紹介をお願いします。

k-sk:ヴォーカルのk-skです。

james:ギターのjamesです。

-結成から今に至るまでを教えてください。

k-sk:結成は2010年です。僕とjamesが高校の同級生で、卒業する頃ぐらいにこういうバンドをつくろうってなって。で、jamesが進学した専門学校の先輩やその知り合いを集めて結成しました。

-メンバー・チェンジはありましたか?

james:ギターが1人変わって、今のTatsuyaは2人目です。

k-sk:それで2年ぐらいですね。

-いろいろと活躍しているのでもう少し前に結成してるのかと思いましたが、結成してすぐに1st EPを作ったのですね。

2人:そうですね。

-前作『DICHOTOMIC』は仙台のライヴハウス、MACANAのレーベルからリリースしていますが、どういうきっかけでリリースに至ったのでしょうか?

k-sk:MACANAでブッキングをしていたレーベル担当の馬渕さんにずっとお世話になってて。で、結成当初からずっと親密な関係が続いていて、馬渕さんの“レーベルをやりたい”っていう思いと、僕らも全国的にリリースしたいって思いが合致して“じゃあ第1弾で”ってことで決まりました。

-前作はノン・プロモーションにもかかわらず、非常によく売れたと聞いていますが実際いかがでしたか?

k-sk:嬉しいですね。でもあんまり実感がなくて。いろんな人からそういうことを聞かれるんですけど、実際はどうなんだろう?って。

james:でも各地を回ってライヴでのCDの販売枚数を見ると結構実感がありますね。

-私自身以前、名古屋でたまたま会ったりと“本当に仙台のバンドなの?”っていうぐらいフットワークは軽いですよね?

2人:軽いほうですね!

-ライヴと楽曲制作は常に行っている感じですか?

k-sk:自分らはそこまで器用なバンドじゃないと思ってるんで。目指してる先輩のバンドに比べたら、ツアーを回りながら曲を作るってのはまだそこまでできてないですね。

-じゃあ制作はライヴやツアーが入ってないタイミングで作る感じですか?

james:そうですね。

k-sk:でも決まってるライヴもこなさないといけないので、今回はカツカツで作りました。

-1年3ヵ月ぶりにリリースされることになった『OPERA』ですが、リリース時期が決まってから曲を作り出したのか、それとも曲が貯まってきてリリースしたのか、どちらでしょう?

k-sk:リリース日程が決まってから“曲を作らないといけない!”ってなった感じですね。本当は構想では前作のツアーが7月、8月ぐらいにファイナルを迎えて、そこから制作期間に入ろうとしてたんですけど、嬉しいことにライヴが増えてったので。そこであまり曲を貯めれなかったってのはありますね。だからリリースが夏ぐらいにしようって決まってから急いで作った感じですね。

-なるほど。そのアルバムのタイトルである『OPERA』というに込められた意味を教えてください。

k-sk:前作を作ってツアーを回りながら、ライヴを良くしていくのも当然なんですけど、“FAKE FACEらしさって何なんだろう?”って模索しながらライヴを必死にこなしていって。そこで、曲が持ってるメロディを活かしつつも妖しさで攻めるっていうのが今の自分たちの武器なんじゃないかなって思い始めて。そこで2ndを作る時にテーマになるネタをギターのTatsuyaと探していて。僕ら映画が好きってのもあって、シックな装いのイメージで“オペラ座の仮面なんてどう?”“いいよね”ってなって。そこからですね、オマージュというか、妖しい雰囲気を出せるんじゃないかなと思って。

-FAKE FACEのサウンドは最近主流となっているいわゆるラウド系シーンの中ではヘヴィな度合いでいったら、低い方ですよね。ヘヴィであることよりメロディを重要視しているように感じるのですがいかがですか?

james:前作の『DICHOTOMIC』の時って、何も考えずに作ったというか、まだバンドの軸がなくって“???”の状態でできたんです。もちろん僕らも最初はメロディを押すとかじゃなくて、今の自分たちより激しいゴリゴリなバンドを目指してたんですけど、ライヴやツアーでいろんなバンドと共演して、“自分たちらしさってどうなんだろう?”って考えて。k-skやみんなのキャラを考えた時に、歌を前面に押し出していくことが自分たちの軸であり持ち味だと思って、今のスタイルになったのかなと思います。