INTERVIEW
FAKE FACE
2013.07.10UPDATE
2013年07月号掲載
Member:k-sk (Vo) james (Gt/Cho)
Interviewer:ムラオカ
-洋楽を聴いて育ったとおっしゃいましたが、バックグラウンドを教えていただけますか?
k-sk:日本のバンドだと中学生ぐらいの時にELLEGARDENとか聴いてて、そこからルーツを探っていってJIMMY EAT WORLDとか、オルタナ、パンクなんかを聴いてましたね。あとはMY CHEMICAL ROMANCEも聴いてたし。何だろ、何聴いてたかな……。ASHとか聴いてましたね。あ、LINKIN PARK、HOOBASTANKもですね。
-ASHって世代がひとつ上かなと思うんですが、今おいくつですか?
k-sk:今年22歳になりました。
-22歳でASHは渋いですね(笑)。ところで「The Phantom Of The Opera」はPV SONGと資料に書かれているのですが、どういう作品になりそうですか?
k-sk:アー写のようなシックな雰囲気でまとめつつ、バンドでのライヴ感もお客さんに伝わるように出したいので、フォーマルな部分とカジュアルな部分をうまくPVに収めれたらなと思ってます。
james:場所も仙台のジャズ・バーみたいなところで。矢沢永吉とかも来たりする店です。
k-sk:良い雰囲気だったよね?
-ここはこだわったので聴いてほしいというポイントはありますか?
k-sk:僕は「Make My Move」かなぁ。サビも良いですけど、Aメロとかも良いかな(笑)。
james:ライヴで見てもらえたら分かりやすいんですけど、みんなコーラスやってるんですよ。
k-sk:今回は入れたね。
james:掛け合いでコーラスやったり、サビでベースのAxYxMがやって、2回目から僕がやったりとか、そういう歌メロ重視というかハモリなどのコーラス・ワークも凝ってやってるんで聴いてほしいですね。
k-sk:その辺も今まわりにいるバンドにないところかなと思います。普通リード・ヴォーカルに弦楽器隊のコーラスが1人ぐらいだと思うんですけど、ここまでスイッチングが激しいのはそんなにないかなと思いますね。
-ツアーもリリースの週からスタートですね?
k-sk:7月2日からSHIBUYA CYCLONEで、同じ発売日のANGRY FROG REBIRTHも出ます。
-SHIBUYA CYCLONE から始まってCYCLONE で終わる形なんですね。地元は仙台ですが、何か狙いがあるのですか?
k-sk:そうですね。今回初めて県外始まり、県外終わりなんです。仙台は大事にしつつ、ちゃんと僕らは全国区で活動してる、っていうところを示したいです。
-ツアーは前回と比べると長い方ですか?
k-sk:同じぐらいなんですね。
james:でも移動距離は激しいです……。
k-sk:確かに(笑)。
-今まで行ったことのない場所もありますか?
k-sk:何ヶ所かあります。あと北海道ですね。ずっと行きたかったです。
-最後にこのツアーに対する意気込みを教えて下さい。
james:前作『DICHOTOMIC』から1年少し経って、SiMやcoldrainやその他の先輩バンドから影響を受けて成長しましたし、僕の弾くフレーズから何からガラッと180度変わってると思うので、その成長した姿を見てほしいですね。
k-sk:去年同じぐらいの数のツアーを、ガムシャラに駆け回った“だけ”になりつつあったのかなと思ってるので、今回は1本1本大事に、どれだけのお客さんを魅了できるかってのに集中していきたいです。