DISC REVIEW
-
“シーンを分割しない”という志のもとスタートしたLeda(Gt)のソロ・プロジェクト、UNDIVIDE。ヴィジュアル・シーンとラウド・シーンに風穴を開けた昨年9月のデビュー・アルバムの熱気も冷めやらぬうちに、早くも第2弾作となるミニ・アルバムが到着した。Ledaの言葉を借りると“今作は、90年代のイメージ”だそうで、ハイブリッドなメタル・アルバムに仕上げた前作よりも更にオーセンティックなメタルへと舵を取っている。Ledaのギター・ワークをはじめ、サウンドもヴォーカルも前作に増してアグレッシヴ。ミクスチャー・ロック曲「UNTIL THE DAY」も、Leda流の多彩なアプローチが光っていてかっこいい。インスト曲「WHITE HOLE」を含む全5曲収録。メタルもヒップホップもニュー・スクールもオールド・スクールも詰め込まれている、これぞまさにUNDIVIDEな作品。 MAY-E