DISC REVIEW
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A DAY TO REMEMBERからのラブコールを受け、今年2月にADTRとのダブル・ヘッドライナーでスペイン、ドイツ、オランダをツアーしていたスウェーデンの5人組。国内外問わずデビュー・アルバム『Another Year Of Disaster』への評価は高く、今やここ日本でもスクリーモ・ファンの間では言わずと知れた存在であるが、約2年振りとなる今作2ndアルバムは前作を凌ぐ会心の出来だ。まず『Death Dealers』というタイトルからして厳ついが、そのサウンドは更に破壊的に、更にアグレッシヴに進化。メロディとコーラスの美しさ全く損なわれていないが、スクリーミング・ヴォーカルもより凶悪になった。また最近のアメリカを中心としたスクリーモ・バンドのブルータル化の波に呼応してか、リズミックなブレイクダウンはもはや完全なメタルコア。THE DEVIL WEARS PRADAバリにストイックに己のサウンドを追及しております。No Guts No Glory!! かっこいいぜ!!MAY-E