A SKYLIT DRIVE | 激ロック インタビュー 


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A SKYLIT DRIVE | 激ロック インタビュー

A SKYLIT DRIVE:Nick(Gt)

インタビュアー : MAY-E

A SKYLIT DRIVE Official-Site

A SKYLIT DRIVE

-皆さん、どのような音楽を聴いて育ってきたのですか? また、バンドを結成するまでの経緯を教えてください。

このバンドは家族のように強い繋がりを持っているんだ。最初からずっとそうだよ。俺達全員が音楽を愛している親友同士なんだ。バンドがスタートしたのも、いつも一緒にいたから、その延長という感じだったよ。いくつかのデモをレコーディングして、地元で何回かショウをやったところ、信じられないことに『Tragic Hero Records』が俺達を見込んでくれて、始動させてくれたんだ。正直な話、俺は音楽は何でも聴いたし、それは今も同じだ。このジャンルだけしか聴かない、というのはないよ。1つのタイプの音楽ばかり聴いていたら、きっと頭が変になってしまうだろうね。自分だけのやり方で音楽を聴いていれば、影響はどんなところからでもやってくるものだよ。

-新ヴォーカリストのMichael “Jag” JagminがASDに加入するまでの経緯を出来るだけ詳しく教えてください。

実はJagから、バンドのオーディションをやらないのか?というメッセージが届いたんだ。俺は狂喜したよ! 彼の前のバンド、ODD PROJECTのファンだったからね。それに、実は、Jordanが脱退した時、彼なら完璧に合うだろうなと他の奴らに話していたんだ。彼が俺達にメッセージを送ってくれたのを知った時は、とても奇妙な感じがしたよ。まるで、こうなる運命だったんだと感じた。彼がこのバンドにぴったり合うことは、実際に彼に会う前から俺にはわかっていたよ。彼が初めてやってきて、オーディションした瞬間、俺達はすぐに意気投合した。俺達全員、とても仲が良いから。だから、Jagがこのグループの一部になることは、俺達にとって重要なことだったんだよ。今はまるで、彼は永遠にこのバンドにいるようだし、俺達兄弟の1人という感じさ。

-Jagをヴォーカリストに迎え入れることに決めた最大の理由はなんでしょうか?

Jagこそが、俺達が探していた“声”だったんだ。俺達はああいう高い音域の声を求めていて、Jagの声を聞いた時に、これだ!と思ったよ。彼がオーディションに来た時、俺達はすぐに歌詞とメロディを書き始めたんだ。彼は、俺がこれまでに会った人達の中でも最も仕事熱心な1人だよ。

-プロデューサーにJamie King(BETWEEN THE BURIED AND ME)やMitchel MarlowやAl Jacobsなどを迎えていますが、彼らを起用した理由は?

俺達のレーベル『Tragic Hero Records』がセットアップしてくれたんだ。

-また、彼らとの仕事はいかがでしたか?

素晴らしかったよ。あれ以上に楽しいレコーディングなんて、不可能だっただろうね。Jamie Kingとの現場に俺はいなかったんだけど、他の奴らは、ドラムのレコーディングも、このレコードのマスタリングも、あれ以上スムーズに行なうのは無理だと思うって言っていたよ。MitchとAlは、どの曲のどんなに細かい部分についても、非常に正確だった。もしもMitchとAlが最高に愉快な2人でなかったら、退屈な作業になっていただろうね。彼らの忍耐力と性格が、このアルバムの仕上がりに大きな影響を与えているよ。

-ヴォーカル・アレンジメントとしてKit Walter(ALESANA等)が関わっていますが、ヴォーカル・アレンジメントって具体的にどんな事をするのですか?また、どのようなアドバイスやアレンジをしてくれましたか?

Kitは毎日スタジオに来て、Jagや俺達と一緒に、メロディやヴォーカル面での曲の見方を色々と試したりしたよ。Kitはミュージシャンなんだ。彼は音楽を知っている。ヴォーカルだけでなくヴォーカル以外のことも理解しているから、その2つが1つにまとまるのに役立ったよ。

-アルバム「Wires…and the Concept of Breathing」を聴かせていただきました。素晴らしいアルバムが完成しましたね!リリース間近となりましたが、今のお気持ちを聞かせてください。

ありがとう! 俺達もとてもエキサイトしているんだ。このアルバムは本当に一生懸命作ったものだからね。その結果がこういうものになって、とても素晴らしいよ。それから、新しい曲をライヴでプレイするのも待ち遠しい。「She Watched The Sky...」に入っていた曲は俺達がバンドとして初めて書いた曲ばかりだったけれど、セットに新曲を加える準備はすっかり整っているよ。俺達はライヴをやるために生きているんだ。本当に、新しい曲をライヴでプレイしたくてたまらないよ。

-7.My Diseaseなどスクリームが一切入らない曲もある他、アルバム全体的にみてもスクリームの比率が若干減ったようにも感じますが、これはJagのヴォーカルを生かすためでしょうか?

どの曲も異なる時期に書かれているんだ。スクリームするかしないかは俺達が決めるんじゃない。それぞれの曲は、その日の俺達の気分や、それが何であれ、俺達をインスパイアしたものの結果なんだよ。だから、彼のヴォーカルを目立たせようとしたわけではないよ。ただ、あの曲にはスクリームが欲しくなかっただけさ。スクリームしたいという気分じゃなかったんだよ。俺達は感じるものを書くんだ。

-現在、MySpaceやPureVolumeなどで公開されている3. Wires…and the Concept of Breathingや、13.All It Takes For Your Dreams To Come Trueなども素晴らしいですが、11.Ex-Machinaの高速のギターや、12.Balanceのドラミングが特にかっこよくて、演奏面でも楽曲の構築においてもクリエイティヴな面で更にレヴェルアップしたように感じます。このアルバムで新たに挑戦したことがあれば教えてください。

ありがとう。俺達が挑戦したのは、ユニークでそれぞれに異なっていながらも、1枚のアルバムを完成させるのに相応しい連続性を持つ曲を作ること、だったよ。

-アルバムのテーマは?アルバム・タイトルにもなっている3. Wires…and the Concept of Breathingの「ワイヤー」は何を意味しているのですか?

「Wires and the Concept of Breathing」は、こうするべき、あるいはこうあるべきだと自分が考えているものを棄てて、本来の自分になることについて書いたものなんだ。“wires”が表現しているのは、どういうものであれ、こうかもしれない自分、そして、こうであれと自分に言うものから戻ったものに背を向けた自分なんだ。

-前作EP「She Watched the Sky」も、今作「Wires…and the Concept of Breathing」でも、アートワークでは女性がモチーフになっていますが、EPからのストーリーを汲んでいるのでしょうか?

いや、関連性はまったくないよ。

-Jagが加入してから既にたくさんライブを行い、新曲もプレイしているようですが、新生ASDのファンの反応はいかがですか?

ファンからの反応は、これ以上は望めるはずもないというほど良いよ。俺達はファンのことを何があっても俺達と一緒にいてくれる友達だと考えているんだ。それ以上に良い友達はいないよ。

-Artery Foundation ツアーはいかがでしたか?DANCE GAVIN DANCE、Four Letter Lie, Oh Sleeper, The Hottness, Memphis May Fire, Before Their Eyesというアツいバンドばかりのツアーでしたが。

ツアーはこれからも楽しみだけど、これは俺の人生で最も素晴らしい旅の1つになったよ。それに、この旅を通じて一生の友人を何人か作ることもできた。他のバンドはステージの上でもステージを離れても最高だ。別のバンドがプレイしている時には俺は彼らからエネルギーをもらい、それが良いショウをやるんだという俺の気持ちをさらに高めてくれる。こういったバンドに負けないようにするのは、本当に難しい仕事だよ。このツアーでそれぞれのバンドと同じステージに立てたことを俺は誇りに思っている。

-ASDの他に、DANCE GAVIN DANCE、EMAROSA、ESCAPE THE FATE、BLESS THE FALLなど、ヴォーカリストが脱退しても近しいバンドのヴォーカリストが新たに加入しているバンドが最近多いですね。それだけコミュニティが密着していて、バンド同士が密接に繋がっている証拠だとも思うのですが、実際のところ最近のスクリーモシーンはいかがですか?

確かに最近は友好的に見えるよ。素晴らしいことだね。バンドも、またファンも、こういった変化を前向き受け入れる傾向になっているようだしね。変化を受け入れず、恨みを持つ者はいつの時代にもいるけれど、誰にも嫌われずに何かがやれるバンドや人はいないだろう?

-中でも、特に親交のあるバンドは?

1つだけ挙げるのは無理だな。沢山いるよ!

-ヴィデオ・クリップを制作する予定は?

もちろんあるよ。

-スクリーモにカテゴライズされることについてはどう思いますか?

他の人達が俺達の音楽をカテゴライズするのは自由だよ。これは俺達のハートから出てくる音楽で、ミュージシャンであり友達同士でもある俺達のコラボレーションなんだ。それがスクリーモと呼ばれるものなら、俺にはまったく異存はないよ。

-少し前までは「スクリーモ」にカテゴライズされることに難色を示すバンドが多かったのですが、最近ではあなた方のようにMySpaceに自ら「Screamo」と表記するバンドが増えてきました。「Screamo」というジャンルの認識が少しずつ変化してきているように感じているのですが、いかがでしょうか?

俺達がどのジャンルやカテゴリーに属しようと、俺は構わないよ。俺もMySpaceでスクリーモと分類されている他のバンドを見たことがあるけれど、彼らと同じカテゴリーに属していることが誇らしいと思ったよ。

-日本では、ASDを「次世代スクリーモ・バンド」と評することがあります。あなた方自身、そのような意識はありますか?

それはかなり的確だと思うな。さっき言ったように、俺達は俺達だけのブランドの音楽を創り出そうとしているんだ。それって今の時代にはとても難しいことだからね。

-最後に、ニュー・アルバムを心待ちにしている日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

応援してくれて、どうもありがとう! 一日も早く君達の国へ行って、一緒に過ごし、君達のためにプレイしたいよ。myspace.com/askylitdriveで俺達にメッセージを送ってくれ。君達の声を是非聴きたいな!


Wires...and the Concept of Breathing

いまやインディーズ・シーンでも最も注目されているレーベルの1つ、「Tragic Hero Records」所属の注目のスクリーモ・バンド「A SKYLIT DRIVE」。ニュー・シンガーに「ODD PROJECT」のMichael"Jag"Jagminを起用し完成させた驚異のデビュー・フルレンス・アルバムがリリース。透き通ったJagのハイトーン・ボーカルとリズム隊が発する迫力あるスクリームの応酬は決して目新しいものではないがツボを心得ておりついつい彼らの世界に引き込まれてしまう。楽曲の幅も広がっておりスクリームの入らない曲、儚げなバラードやエレクトロニカ調のもの、ピロピロ弾きまくるギタープレイが炸裂するものまで色とりどり。各曲のクオリティも申し分なく捨て曲なしの妥協なきアルバムだ。(ムラオカ)

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