INTERVIEW
A SKYLIT DRIVE
2008.05.25UPDATE
Member:Nick(Gt)
Interviewer:MAY-E
-現在、MySpaceやPureVolumeなどで公開されている3. Wires…and the Concept of Breathingや、13.All It Takes For Your Dreams To Come Trueなども素晴らしいですが、11.Ex-Machinaの高速のギターや、12.Balanceのドラミングが特にかっこよくて、演奏面でも楽曲の構築においてもクリエイティヴな面で更にレヴェルアップしたように感じます。このアルバムで新たに挑戦したことがあれば教えてください。
ありがとう。俺達が挑戦したのは、ユニークでそれぞれに異なっていながらも、1枚のアルバムを完成させるのに相応しい連続性を持つ曲を作ること、だったよ。
-アルバムのテーマは?アルバム・タイトルにもなっている3. Wires…and the Concept of Breathingの「ワイヤー」は何を意味しているのですか?
「Wires and the Concept of Breathing」は、こうするべき、あるいはこうあるべきだと自分が考えているものを棄てて、本来の自分になることについて書いたものなんだ。“wires”が表現しているのは、どういうものであれ、こうかもしれない自分、そして、こうであれと自分に言うものから戻ったものに背を向けた自分なんだ。
-前作EP「She Watched the Sky」も、今作「Wires…and the Concept of Breathing」でも、アートワークでは女性がモチーフになっていますが、EPからのストーリーを汲んでいるのでしょうか?
いや、関連性はまったくないよ。
-Jagが加入してから既にたくさんライブを行い、新曲もプレイしているようですが、新生ASDのファンの反応はいかがですか?
ファンからの反応は、これ以上は望めるはずもないというほど良いよ。俺達はファンのことを何があっても俺達と一緒にいてくれる友達だと考えているんだ。それ以上に良い友達はいないよ。
-Artery Foundation ツアーはいかがでしたか?DANCE GAVIN DANCE、Four Letter Lie, Oh Sleeper, The Hottness, Memphis May Fire, Before Their Eyesというアツいバンドばかりのツアーでしたが。
ツアーはこれからも楽しみだけど、これは俺の人生で最も素晴らしい旅の1つになったよ。それに、この旅を通じて一生の友人を何人か作ることもできた。他のバンドはステージの上でもステージを離れても最高だ。別のバンドがプレイしている時には俺は彼らからエネルギーをもらい、それが良いショウをやるんだという俺の気持ちをさらに高めてくれる。こういったバンドに負けないようにするのは、本当に難しい仕事だよ。このツアーでそれぞれのバンドと同じステージに立てたことを俺は誇りに思っている。
-ASDの他に、DANCE GAVIN DANCE、EMAROSA、ESCAPE THE FATE、BLESS THE FALLなど、ヴォーカリストが脱退しても近しいバンドのヴォーカリストが新たに加入しているバンドが最近多いですね。それだけコミュニティが密着していて、バンド同士が密接に繋がっている証拠だとも思うのですが、実際のところ最近のスクリーモシーンはいかがですか?
確かに最近は友好的に見えるよ。素晴らしいことだね。バンドも、またファンも、こういった変化を前向き受け入れる傾向になっているようだしね。変化を受け入れず、恨みを持つ者はいつの時代にもいるけれど、誰にも嫌われずに何かがやれるバンドや人はいないだろう?
-中でも、特に親交のあるバンドは?
1つだけ挙げるのは無理だな。沢山いるよ!
-ヴィデオ・クリップを制作する予定は?
もちろんあるよ。
-スクリーモにカテゴライズされることについてはどう思いますか?
他の人達が俺達の音楽をカテゴライズするのは自由だよ。これは俺達のハートから出てくる音楽で、ミュージシャンであり友達同士でもある俺達のコラボレーションなんだ。それがスクリーモと呼ばれるものなら、俺にはまったく異存はないよ。
-少し前までは「スクリーモ」にカテゴライズされることに難色を示すバンドが多かったのですが、最近ではあなた方のようにMySpaceに自ら「Screamo」と表記するバンドが増えてきました。「Screamo」というジャンルの認識が少しずつ変化してきているように感じているのですが、いかがでしょうか?
俺達がどのジャンルやカテゴリーに属しようと、俺は構わないよ。俺もMySpaceでスクリーモと分類されている他のバンドを見たことがあるけれど、彼らと同じカテゴリーに属していることが誇らしいと思ったよ。