SECRET & WHISPER : Charles Furney(vocals) / Ryan Loerke(Drums)
インタビュアー:MAY-E
-これが前回、Ryanが答えてくれたインタビューの記事です(S&Wのインタビューが掲載された激ロック・マガジンを見せる)
Ryan(以下:R):あー!これ、分かるよ!移動中の飛行機の中で答えたものだ。かなり一生懸命答えたから、よく覚えているよ!
-そうそう。こんなに丁寧に答えてくれてありがとうございました。このインタビューで、バンドのことがとてもよく解りましたよ。
R:それはすげークールだね。こちらこそありがとう!
-先ほどのショウを拝見させて頂きました。とてもアグレッシヴなショウでしたね。ただ、モニターの音が聞き取りづらいのかな?とも思う素振りも見受けられたのですが。
R:そうそう、少しだけどね!僕らはいつも小さなクラブのような場所でライブをやっているから、こんなに大きな会場になると最初はなかなかコツをつかむことが難しかったよ。
-リハーサルなどは無かったのですか?
R:うん。僕らは今、次のアルバムの制作に取り掛かっている最中だから、ライブから少し離れていたってのもあるんだけどね。それでも少しだけ練習してはきたんだけど。
-こんなに大きなホールでプレイしてみていかがでしたか?
Charles(以下:C):日本でのライブはこれが初めてになるわけだけど、いきなりこんなに大きな会場でプレイすることが出来てすごく気持ちが良かったよ。
R:それに、オーディエンスの熱がちゃんとこちらにも伝わってきたことが嬉しかった。
-そうですね。あなた方の来日を待ち望んでいたファンも多かったようです。中には、あなた方を見るためだけにラウドパークに足を運んだファンもいたようですよ。
C:ワーオ、本当に!?
R:ヒュ~♪(口笛)
C:何に期待をしていいか分かんない状態だったんだけれど、それは嬉しいな。
R:昨日は遅い時間にこっちに着いて、みんなでご飯を食べにいったんだけど、そこでも僕らのことを知っているって人がいたんだよ!本当に驚いたし、嬉しかったな。
-では、もう日本食には挑戦されたんですね。
C:うん、もちろん!
R:カナダにいる時から日本食は食べる機会がけっこうあって、日本食はけっこう好きなんだ。昨日は、イカの刺身を食べた!
C:ジェイソンはホース(馬刺し)に挑戦していたよ。
R:うん、どれも美味しかった。
-今回出演されたLOUDPARKって、日本で最近はじまったフェスティバルなんですが、以前からご存知でしたか?
C:うん、詳しくは知らなかったけど聞いたことはあったよ。出演しないか?って声をかけられて、それで初めて詳しく調べたんだけどね。
-メタル中心のフェスなわけだけど、セットリストを組む際はどんなことに意識しましたか?
C:僕らがいつもやっている曲はプレイせずに、メタルの影響を受けているようなよりアップビートな曲を中心としたよ。
R:アメリカなんかではEMAROSAとかDANCE GAVIN DANCEなんかと一緒にライブしてるからさ。
-デビュー・アルバムで日本デビューを飾って、しかも初めての来日公演がこんなに大きなフェスだなんて、すごいことですよね。
C:うん、すごく幸運だと思ってるよ。今日一緒にプレイするバンドを知って驚いてしまったくらいだ。
R:僕はSLIPKNOTなんかももちろん聴いていたし、MOTLEY CRUEのファンでもあるから。
-前回のインタビューでRyanが「キーボードとかドラム・ループなどエレクトロニックな要素を取り入れるのが好き」だとも答えてくれてもいましたが、その世界観をライブで表現するのは難しくないですか?
R:うん。曲作りの段階からそれらの要素を頭に入れているから、ライブでやるときにもそんなに邪魔にはならないんだ。今はそれが僕らの一部にもなっているし、それらの要素がなければ僕らの音楽でなくなってしまうくらいに、今は最も必要な要素であると言えるよ。
-なるほど。単独公演もやってほしかったです。
R:そうだね。単独公演も一緒に出来たら一番良かったんだけど、でもまたすぐ日本に戻ってきたいと考えているよ。
C:次に日本に来るときは、300~400人くらいの会場で、SECRET AND WHISPERというものをもっと体感してもらえるようなショウが出来たらいいなって思ってる。 君は今日の僕らのショウを見てくれたんだよね?どうだった?
-もちろんです。とても楽しかったですよ!
C:そっか!さっきモニターの調子とかリハーサルをしたのかとか聞かれたから、僕らのショウが最悪だったのかと思っちゃったよ(笑)
-いいえ、決して最悪なことはないですよ。ただ、あのショウがあなた方の100%ではないんだろうな、とは感じました。
C:そう!そうなんだよ。
R:うん。僕の方のモニターは最悪だったね。本当に大変だったんだ。
-Charlesも時々耳を押さえながら歌っていましたよね。
C:うん。最初の3曲は右側のモニターが全然出ていなくて・・・
-ああ、やっぱり!4曲目以降は持ち直したので、きっとそうだったんだろうな、と思いました。
C:そう、それまでは耳に何度も手を当てたよ。これだけ大きなホールだと余計に音を取るのが難しいしね。
R:うん。小さなホールだと、Charlesの声も、他の楽器の音も、自分のドラムの音も自然と耳に入ってくるんだけど。
-そうですね。 先ほど次回作のお話も出ていましたが、前回のインタビューでRyanは「次回作はちょっと違った感じになるかも」なんて言ってましたね。
R:そうだね、まだまだ色々と実験していきたいことがあるんだ。今のレベルよりもうひとつ先をいく、ダイナミックで、クリエイティヴな作品にしたいよ。
-その実験していきたいこととは具体的に?
R:音の構成について実験をしていきたいんだ。僕らには悪いクセがあって、全員が一緒に音を出してしまうことなんだ。それよりも、もっとそれぞれの楽器の良さを引き立たせる音作りにしていきたいと思っている。その楽器がある理由があるってことを意識して曲を作っていきたい。
-なるほど。それはとても難しいチャレンジになりそうですね。一つの楽器の良さを引き立たせつつ、ダイナミック感を求めるわけですから。
R:そうだね。それは僕ら自身の考え方を変えるってことでもあるんだ。それぞれの曲に対して、何が一番重要なのかを考えていきたいね。
-なるほど。Charlesはどうですか?
C:僕は、旅をしているような感覚を味わえるアルバムにしたいと思っている。激しさもあって、色んな感情を含んでいるような。耳で聴くアートみたいなね。
-Charlesは歌詞でも比喩的な表現をよく使われますよね。
C:うん。次回作の歌詞においても、これまでのスタイルとはほとんど変わらないと思うよ。テーマなんかももう考えているんだ。すごくパーソナルで、自分の心の内側を見せるような感じだよ。
-では、コンセプト・アルバムになる可能性もあるんでしょうか?
R:いや、そんなことはないよ。
C:コンセプト・アルバムにしようという意思はないんだけど、僕が書く詩というものは僕自身のある一定の時期を言葉に表したものだから、そういう意味ではコンセプトになっちゃうかもしれないんだけどね。
-帰国後は、このままレコーディングに突入するのですか?
R:いや、まだ数本ライブの予定があるし、1月にもツアーが控えてる。4月か5月くらいにはレコーディングに入る予定だよ。
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