BLACKTIDE |激ロック LOUD PARK 08特集

BLACKTIDE LOUD PARK 08 インタビュー

BLACKTIDE LOUD PARK 08 インタビュー

BLACKTIDE : Gabriel(Vo& G) / Austin (G) / Zakk(B)/ Steven(D)
インタビュアー:吉野将志

-フリーマガジン・ポータブルサイトを運営する激ロックと申します。本日はインタビュー、宜しくお願い致します。まずはライヴ、お疲れ様でした。また初来日、おめでとうございます。

Zakk(以下:Z):ありがとう!!

Steven(以下:S):うん、ありがとうね!!

Gabriel(以下:G):(ガブリエルのお父様がインタビュー中にビデオをまわしており、二人はインタビュー中、何かにつけてじゃれ合っていました。)

-LOUDPARK08に参戦した今の気持ちを聞かせてください。

Z:昨日の夜中に着いて、今日ライヴをやった後にもうすぐ帰るんだよ(苦笑)

S:うん、そうなんだ。でも、本当に短い間だけど、本当によかったし、LOUDPARK08に来ていた人はいいオーディエンスだと思ったよ。

-そんなタイトなスケジュールなのに、日本に来ていただいたのですね。本当にありがとうございます!!

Austin(以下:A):こちらこそ、ありがとうな!!

-今回はタイトなスケジュール中でのライヴでしたが、今回のライヴに100点満点で得点をつけるとしたらどのぐらいの点数になりますでしょうか?

S:正直なところ、お客さんのことだけ言わせてもらうと、100点超えだよ!!130点ぐらいかな(笑)

A:そうなんだけど、ただ僕らにとって今回は久しぶりのライヴだったので、ところどころ少し思うようにできなかったもあったね。

Z:でも、機材とか借りたりしていたことも考えると、まーよかったほうじゃないのかな?

-実はこのインタビュー直前にギターのAlexが脱退してAustinが加入したと伺ったのですが、そこにはどのような背景があったのでしょうか?

S:まーよくある音楽性の違いってやつなんだけど、そういうのが一度わかってしまったら長引かせるよりはやっぱり新しい人を入れたほうがいいと思ったんだ。

Z:うん、Alexが辞めてからはしばらく3ピースでやっていたんだけども、やっぱりもう一人必要だよなということで、昔から知り合いであったAustinに入ってもらったんだよ。

G:うん、確かそんな感じだったよね。

-「Light From Above」を聞かせて頂きました。懐かしくもあり新しくもあるメタルサウンドを提示している素晴らしいアルバムだと思っています。本国リリースより約半年経ちましたが、周りの反応はいかがですか?

A:やっぱり俺たちの音楽にも象徴されるけれども、オーディエンスの年齢層が幅広いんだ。もちろんその中には、自分たちの世代もいるし、もっと若いやつもいるんだ。そんなやつらの親も俺たちの音楽を聴いて懐かしい、自分たちが知っている音楽だなと感じてくれているんだ。

S:そうそう、そんな風に本当に幅広い年齢層の人たちが聞いてくれているというのが、このアルバムの反応ってやつじゃないかな。

-デビュー・シングル「Shockwave」のPVにはスケートボードやグラフィックアートなどで騒ぐ若者たちが描かれていますね。これまでのメタルバンドからは想像もできない映像となっているのですが、これにはどのような意図があるのでしょうか?

S:んーそうだね、特に意味はなくて、純粋に楽しいからというか、自分たちも基本的にスケートしたり、グラフィックを書いていた訳じゃないんだけども、そういう世界で育っているので、自分たちの馴染みのある世界観をビデオでも再現したかったんだ。

-あのPVを見ると、俺たちは80年代のサウンドを演奏しているけども、同じ世代のリスナーと同じストリート感覚を持っているんだとのアピールをしたかったのかなと感じたのですが、いかがですか?

S:自分たちのPVを見て、そういう風に考えてくれたのなら、ある意味解釈してくれたということで、すごくうれしいよ。そうだよな、Gabriel?

G:(突然、話を振られたので焦った口調で)うん、そうだね(笑)でもそこまで深くは考えていなくて、単純に楽しいからやっているんだよね。

-あなたたちは平均年齢20歳以下にして80年代のメタルサウンドを演奏していますね。そんな80年代のメタルサウンドをリアルタイムで聞いていた人から、あなたたちはどのように見られていると思いますか?

Z: MOTLEY CRUEやGUNS N' ROSESなどを何度も聞いていた人たちは「あー久しぶりに君たちみたいなやつらが出てきたね」と言ってくれるし、その人たちと共感できるところは絶対にあるんじゃないかなと思っているんだ。

-現在のメタルシーンを牽引しているTRIVIUM、AVENGED SEVENFOLD、BULLET FOR MY VALENTINEなどの新世代メタルバンドを、あなたたちはどのように見ていますか?

A:今言った3バンドはすべて一緒にツアーをしているので、やっぱりファンとして一緒にまわれるのはとても名誉なことだし、毎日彼らのライヴが見られるのですごい楽しいんだ。

Z:そうそう、今言った3バンドみたいな新しいバンドも好きだよ。

-その3バンドになくて、自分たちだけにあるものって何だと思いますか?

Z:やっぱり若さもあるし、さっきも言ったように同世代と同じストリート感覚もあるだろうし、後はルーツが彼らとはちょっと違うんじゃないかな?彼らは僕たちよりも少しハードコアなところも持っているけれども、80年代の音楽に関しては僕らのほうが根深いかなと思っているよ。

-あなた方はとても多感で成長著しい時期だと思います。これから成長していくにあたって、これだけは失いたくないという気持ちや考えはありますでしょうか?

G:当然なんだけども、楽しむことだろうね。

Z:そうだね、後はバカというか、子供心を忘れたくないよね。

A:まーはっきり言って、そんなに深く考えず、本当に楽しむことだけを考えているんだ。

-あなた方のMyspaceのライブ予定を拝見すると、本日から11月19日まで予定が入っていないようなのですが、この期間は休み期間なのでしょうか?

A:休みは2週間半なんだ。その後、ヨーロッパにBULLET FOR MY VALENTINEと一緒にツアーするんだ。

-BULLET FOR MY VALENTINEだけではなく、BLEEDING THROUGHともライヴしていく予定だと思うのですが。

S:うん、そうだよ。あとはLACUNA COILとも一緒にツアーするよ。

-あーーー、行きたいなーー(切望)

S:おいでよ!!(笑)

A:連れていってあげるよ(笑)

-最後に日本のファンにメッセージをお願い致します。

G:いつも応援してくれてどうもありがとう!!僕らの音楽を聴いてね!!

A:インタビューしてくれて、ありがとうね!!また会おうな。

S:BLACKTIDEはお前たちの大好きだぜー!!

Z:君たちのベストフレンズになりたいよ!!

buckcherry

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