AVENGED SEVENFOLD : M. Shadows(Vo)
インタビュアー:MAY-E
-ライブDVD「ライブ・アンド・レア」のリリース、おめでとうございます。
A7X初のライブ映像作品となりましたね。
去年1st DVDの"All Exess"をリリースしたんだけど、多くのキッズ達からライブDVDをリリースして欲しいという意見が挙がったんだよ。俺達はライブバンドとしてそこそこイケてると思っているし、まだ俺達のライブを観たことがないキッズ達に俺達のライブがどんな感じかを見てもらいたいと思ったんだ。俺達のライブを追体験したいと思っているキッズ達もたくさんいるだろうしね。
-前回の来日公演でも素晴らしいショーを見せてくれましたね。単独公演ながらショーの時間が1時間弱というのはやや短くも感じましたが、アメリカでショーをする際もショーの時間は1時間ほどですか?
俺達のショーはいつも大体1時間半ぐらいかな。今度日本に戻ってくる時にはもう少し長くプレイことになると思うよ。
-来日公演でも、そして本作を拝見しても思ったのですが、ライブでのM.Shadowsの
ヴォーカルの安定感と表現力が素晴らしいです。ライブ前は特別なケアをしているのですか?
そうだな。俺はRon Andersonと共に長い間トレーニングしているんだけど、ステージの前には体を良い状態に保つためにその日の早いうちに運動するようにしたり、健康的な食事に気を使ったりしているんだ。あと、しゃべるのは最小限にして45分ぐらいのウォームアップもするようにしてるんだ。
-長いツアーの中で、バンドや個人のモチベーションを保つのは大変ではないですか?気分転換のためにやっている事などがあれば教えてください。
ツアー中にするのに一番良いことは、一日中現場から離れていることだな。あまりにも早くステージの現場に着いてしまってずっと座っていなくちゃならなかったら気が狂いそうなってしまうだろ?俺はステージから離れるために毎日運動するようにしてるんだ。あと、時間があればゴルフ場に行ってラウンドしてくることもあるよ。 俺はオフの日にもゴルフを嗜んでいる。あとは"ROCK BAND"とか"HALO 2"とか、XBOX 360のテレビゲームもやったりしているよ。
-ツアーの移動には何を使っていますか?
アメリカ国内の移動はバスを使って、海外へ行く時には飛行機を使ってるんだ。ヨーロッパやアジア・ツアーのほとんどは遠距離だから飛行機で行かないと。それで、アメリカ以外の国でのステージの演出を少し地味にしてるのは、いろんな装置や機材を毎日運ぶのはとても大変だからなんだ。
-本作のDISC2(CD)には、PANTERAやIRON MAIDENのカバー曲が収録されていますね。ケラングの特典CDにも収録されているので既に耳にしていたファンも多いでしょうけど、とてもクールな仕上がりでした。
俺達はケラングにはとても良くしてもらっていて、いつもケラングの方から俺達のところに様々な企画を持ってきてくれるんだ。その企画の中で興味があるものがこれだったのさ。俺達がカバーしたい曲を選んでいるんだ。
-カバー曲に挑戦してみたい他のアーティストっていますか?
以前にちょっとした楽しいカバーアルバムを作ろうと考えていたこともあったんだけど。今のところカバーアルバムを作るかどうかは分からないけど、もし実現できたらTHE BEATLESやPINK FLOYDの曲をカバーしたいと思っているよ。
-アメリカのA7Xのファンは十代のキッズがとても多いと伺っています。オーセンティックなサウンドが新しいものとして受け入れられており、中にはあなた方をきっかけに「メタル」を知ったとうキッズも多いでしょう。
そうだな。俺達の音楽を聴いてヘヴィメタルのことを知ったキッズも大勢いるだろうと思うよ。それは素晴らしいことだな。俺はパンクロックからGUNS 'N ROSESなんかを聴くようになってヘヴィメタルというものを知ったんだ。そういうふうに皆それぞれ様々な経緯でいろんな音楽のことを知っていくもんだよ。
-日本でも、普段ポップ・パンクを聴いているような若いキッズがA7Xに夢中になっています。あなた方自身、若いキッズ達を魅了する理由はA7Xのどこにあると考えますか?
ヴォーカルの面ではポップな要素が多く入っていることだろう。俺達はメロディーのある音楽が大好きだし、その面で俺達の音楽を受け入れてくれた人たちも多いと思う。俺達の音楽にはリフやギターソロパートやハードなドラムもたくさん入っているけど、最終的には独創的でキャッチーなメロディーを入れて仕上げるようにしているんだ。
-長年メタル・ミュージックを聴き込んできた往年のロック・ファンと、それら若いリスナー、両方の世代を満足させる楽曲やショーをするために気を使っていることはありますか?
いや、そういうふうに気を使うことはないな。俺達はただ聴いて欲しい音楽を作ってまたこれから先何年もツアーで毎晩プレイできるように努力しているだけなんだ。他の人たちがどういうものを望んでいるかなんて考えたりはしないよ。ただ音楽を作っていろんな人たちと繋がることができたら良いなと思ってるんだ。
-往年のロック・バンドと違って、あなた方からは私生活の面でのセンセーショナルな話題が聞こえてこないのだけれど、このあたりは若いファン層がいることを意識してクリーンなイメージを保つことに気を使っているのですか?それとも、時代のせいでしょうか。
いや、気を使っていることはないな。特にアメリカではセレブリティに対して人々が干渉しすぎなんだと思うよ。俺はそういうのが嫌で大衆が注目するようなことやゴシップなんかにはなるべく関わらないようにしている。俺達の音楽とは全く関係のないことだし、率直に言って、俺はそういうことで世間の注目を集めたくはないな。
-今がもし80年代や90年代だったら、バンドのスタンスってもう少し違っていたと思いますか?
それはよく分からないな。俺達は今この時代だからこそこうして活動できていているように思う。俺達やBULLET FOR MY VALENTINEがいられる場所があるってことだな。まさに俺達の時代だと思うし、こうして生きるために音楽活動を行うことができてただ幸せだよ。
-AEROSMITH、MOTLEY CRUE、GUNS 'N ROSESなどの先輩バンドから何かコメントをもらったことはありますか?
たくさんのバンドの人たちと出会ってだけど、直接的なアドバイスをもらったりするのではなく、いろんなコツを学ばせてもらっているんだ。俺達がこれまでに学んだ一番大きなことといえば、METALLICAやIRON MAIDENと共にツアーしたことだな。彼らがスタッフやクルーに対してどのように接しているのかとか、ファンのことをどれだけ大切に思っているのかを間近で見させてもらうだけでも、とても価値があることだと思っている。彼らの行いこそがまさに素晴らしいお手本なんだ。
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