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2016.11.09 14:45 | アーティストニュース
9mm Parabellum Bulletの滝 善充(Gt)、バンドでのライヴ活動を一旦休止することが明らかに
9mm Parabellum Bulletの滝 善充(Gt)が、バンドでのライヴ活動を一旦休止することが明らかとなった。
オフィシャルのアナウンスは以下より。
9mm Parabellum Bulletから皆様へ
先日、一部ツアー中止やワンマン公演に急遽ゲストをお呼びするなど、皆様のサポートを頂き"9mm Parabellum Bullet TOUR 2016太陽が欲しいだけ"を終演いたしました。
これもひとえに応援して下さいました皆さまのおかげとメンバー・スタッフ一同、心より感謝しております。
ありがとうございました。
先にお伝えしますと、お伝えしたいことは解散や脱退ではありません。
今までの流れをしっかりお伝えしたいので、長くなりますが、滝 善充からのコメント含め最後まで読んで頂けますようお願い致します。
2016/6/19(日)日比谷野外大音楽堂のライヴでは、ギター滝 善充の左腕の不調から一時中断し、その後6/22(水)横浜でのライヴも一時中断したため、話し合いを行い、ツアーを一部中止し、しっかりと検査をするという結論に至りました。
その際にはっきりとした診断はくだされなかったため、病名は公表しておりませんでしたが"ジストニア"の疑いがあると言われておりました。
公表しなかったのには理由があります。お医者様から日本では"ジストニア"の前例が少なく、ネットで調べて出て来る"ジストニア"の症例には個人差がありすぎるため、皆様にお伝えすると混乱を招く恐れがあったこと、そして診断書を出すレベルの検査結果には至らず、あくまで疑いがあるとしか言えなかったためです。
さらに、明日からギターを弾かずに1年休めば治るものでもなく、10年休んでも治らないかもしれないし、明日急に治るかもしれないとも言われました。
その診断結果を聞いて滝のひと言目は"次のライヴから復帰したいです。"でした。
ただ、今まで通りにギターを弾けば同じように症状が出るだけなので、やるのであればサポート・ギターを入れること、シンセサイザーを導入しギターを半分にする事から始めようと言うことで、7/29(金)大阪からライヴを再開しました。
その後のライヴでは今までのようなパフォーマンスができないことも多くありましたが、できる限りの力で精一杯ステージに立たせて頂きました。
しかし、それぞれのメンバーの中で今まで普通に立っていたステージとの違いに、戸惑いや悩みが増えていきましたが、できることを探しながら、自分たちにやれることをワンステージ、ワンステージに込めて行ってきました。
11/5(土)豊洲PITを終え、決断しました。
滝 善充は9mm Parabellum Bulletでのライヴ活動を一度お休みさせて頂きます。
脱退ではありません。滝の左腕の経過を見るために負担が大きく原因となっている、ステージでギターを弾くということを期間を決めずにお休みさせて頂くことを話し合いの末、全員一致で決めました。
先日発表になりました、2017年 春 発売予定7th ALBUMの制作は今まで通り4人で行いますが、11/10(木)清水公演から当面の間9mm Parabellum Bulletは3人にサポート・メンバーを加え行わせて頂きます。
滝 善充より皆様へ
滝です。今年の中頃あたりから腕の不調により、ライヴを中断したりキャンセルしたり、時間を短くしてしまったりと多くの方にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいました。改めて申し訳ありませんでした。
腕の状態ですが、野音の後に行った病院の検査ではジストニアの疑いがあるとのことでした。
自分でも、腕や指が動くのか動かないのかも、いまいち解りませんでしたし、そういったことのストレスも重なり続けて体調を大きく崩したりもしました。
それからはシンセサイザーを導入してライヴ活動をしばらく続けましたが、ツアーが進むにつれ、だんだん落ち込んでいってしまうような有様で、私の周りのみんなからも、一度休んだ方がいいんじゃないかという助言をたくさん頂きまして、散々悩んだ結果、9mmでのライヴ活動を一旦控えさせていただくことを決めました。
脱退とか活動休止とかではないので何とも伝え辛いのですが、9mmというバンドはやります。曲も作りますし、レコーディングもします。ただ、現状で人前に出て、9mmという看板を背負ってギターを弾くという責任を負えないなあ、という気持ちです。むしろ、9mmでやろうと思って作ったのに出せてない曲がまだまだ山積みなので、それはやらないと気がすまないぞ、という気持ちでもあります。
ギターもちゃんと普通に弾けるはずだと信じていますので、簡単なことから始めて、いけそうな気配がしてきたらまた少しずつ復帰させてもらえればいいなと思います。とりあえず、コピーバンドとか、気楽な感じのバンドとか、力まずにできる現場から始めていって、それを心身のリハビリとして前に進めたら近道なのかなと思っていますので、よろしくお願いします。
9mm Parabellum Bullet 滝 善充
9mm Parabellum Bulletは立ち止まるのではなく、これからも進化し続け、歩んで行くことを選びました。
今ある日常は決して当たり前ではなく、いつ何が起こっても後悔のないように明日からも力を合わせて頑張っていきます。
これからも9mm Parabellum Bulletへの変わらぬ応援を宜しくお願い致します。
2016年11月9日
9mm Parabellum Bullet
菅原卓郎
滝 善充
中村和彦
かみじょう ちひろ
株式会社ノネット
代表取締役 高木小夜子
■オフィシャル・サイト
http://9mm.jp/news.php#news_692