INTERVIEW
JUDAS PRIEST
2024.03.05UPDATE
2024年03月号掲載
Member:Richie Faulkner(Gt)
Interviewer:菅谷 透 Translator:安江 幸子
結成から55年、デビューからは50周年という節目を迎えるメタル・ゴッド、JUDAS PRIESTの19作目となる新作『Invincible Shield』がついに世に放たれた。大ヒットを記録した2018年の前作『Firepower』から6年ぶりのアルバムは、先行配信された楽曲からも伝わってくるように実に多彩な楽曲を収録。ヘヴィ・メタルという軸を貫きながらも音楽的な挑戦に果敢に挑んできた闘いの歴史が刻み込まれており、(JUDAS)PRIESTとともに歩んできたファンはもちろん、PRIESTの遺伝子を受け継いだバンドで育ってきたであろう本誌読者も必聴の大作だ。そんな新作について、Richie Faulknerに様々な話を訊いた。なお、後半ではアルバムの楽曲や構成について具体的に触れているので、ネタバレしたくない人は作品を聴いたあとに読んでいただければ幸いだ。
メタルは決して死なない、それが無敵さなんだ。PRIESTも不滅だ――PRIESTの音楽はメンバーが全員死んでも生き続ける。だから無敵なんだ
-激ロックとしては6年ぶりのインタビューということで、特にその後あなたが2021年にライヴ中("Louder Than Life Festival")に大動脈瘤破裂を起こし、入院したことを知っている身としては、こうしてお話しできて嬉しいです。現在の体調はいかがでしょうか?
ありがとう! 今は大丈夫だと思うよ。主治医や家族の素晴らしいサポート・チームがあるんだ。それからファンも! 本当にたくさんのお見舞いメッセージやビデオを貰ったおかげで、あの時期を乗り越えることができたんだ。今は大丈夫だと思う。本当にありがとう。
-お元気そうで良かったです。ニュー・アルバム『Invincible Shield』がまもなくリリースとなります(※取材は2月上旬)。先行シングルも現時点で3曲が公開されており、ファンのリアクションも届いているのではないかと思いますが、今の心境をうかがえますか?
ワクワクもするし、同時に怖くもあるんだ(笑)。世の中にアルバムを送り出すわけだけど、気に入ってくれる人もいればそうでない人もいるだろう。そういうものだけどね、みんなテイストが違うから。それから『Firepower』のあとに出すアルバムということも大きい。『Firepower』は世界中の多くの人々とコネクトできた作品だったから、あれよりいいものを作らないといけないからね。俺にとっては『Firepower』ほど成功した作品はそれまでなかった。もちろん他のメンバーは何度も成功を繰り返しているけどね。『British Steel』(1980年リリースの6thアルバム)、『Screaming For Vengeance』(1982年リリースの8thアルバム)......ああいうのの続作を作ってきたから、彼らは慣れているんだ。でも俺にとっては『Firepower』みたいなものの続作を作るというのが初めての経験だったから、今はワクワクもするけど怖くもある時期だね(笑)。
-でも先行シングルへのリアクションは上々なんですよね?
大半はポジティヴだね。いろんな意見が混ざってはいるけど。PRIESTのファンというのは......ほら、PRIESTの音楽自体がものすごく多彩だから、この色が好きというファンもいれば、いや、こっちの色のほうが好きだというファンもいる。みんなそれぞれ感想が違うんだ。これまでの3曲も例外ではないね。「Panic Attack」、「Trial By Fire」、「Crown Of Horns」......どれもまったく違う曲だ。この3つを出すことによって、アルバムの多彩さを示したかった。当然リアクションも多彩になるものだよ。
-アルバムについて具体的な話をする前に、近年のPRIESTの動向についてもうかがえればと思います。2021年から行われた"50 Heavy Metal Years"ツアーでは約100ヶ所を訪れましたね。セットリストも多彩で、デビュー・シングル「Rocka Rolla」が1976年以来約45年ぶりに演奏され、過去作のライヴでは披露されてこなかった「One Shot At Glory」(1990年リリースの12thアルバム『Painkiller』収録)、「Invader」(1978年リリースの4thアルバム『Stained Class』収録)といった楽曲も初めてプレイされるなど、まさにバンドの歴史を総括するようなセットリストが披露されました。ツアーを振り返ってどう感じていますか?
まさにその通り、それが俺たちのゴールだったと思うね。PRIESTの50年間の総括。ツアーが進むにつれて曲を入れ替えたりして変化もつけた。何しろ全部の曲を1回のセットでやるのは不可能だからね。その場その場で適切だと思うセットリストにして、あとで中身をいくつか入れ替えて。この50年間のPRIESTへの素晴らしいセレブレーションになったと思っているよ。半世紀だよ!? すごいことだよね。今度始まるツアーではもう少し新作にフォーカスすることになるけど、前回のツアーで「One Shot At Glory」のような曲をプレイできて本当に良かったよ。バンド全体にとってもいい経験だったし、俺はファンとしても久しぶりにああいう曲をやれて良かったね。Robbie(Rob Halford/Vo)もScott(Travis/Dr)も楽しんでいたよ。俺たちにとってもオーディエンスにとっても、ああいう古い時代の名曲を今やるとフレッシュでいいよね。
-2022年11月には"Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)"にて"Award for Musical Excellence"を受賞し、元メンバーのK.K. Downing(Gt)、Les Binks(Dr)を迎えてのパフォーマンスが披露されました。このときの感想もうかがえますか?
テレビっていつも何かしら常軌を逸したことをやってのけるよね。俺たちはあまりテレビに出ないし、出るときも居心地があまり良くない。カメラに囲まれてキューが出て......という世界で、あまり馴染みがないんだ。だからテレビに出るときはいつもちょっと神経が疲れてしまう。でもあのときはいい経験だったよ。K.K.に会えて嬉しかったしね。それまで会ったことがなかったんだ。
-そうなんですね!
そうなんだよ! ネットでは何度かやりとりしたことがあったけど、実際に会ったのはあのときが初めてだった。嬉しかったよ。彼は元気そうだったし、サウンドもプレイも素晴らしかった。それに、ギターが3人いるPRIESTでやれたのが最高だったね。Glenn(Tipton)と俺とK.K.の3人でステージに立って。――実は俺は最初プレイするのを辞退しようと思ったんだ。俺自身が殿堂入りしたわけじゃないからね(※Richieは殿堂入りのメンバーに選出されず)。でもRobやGlennは2022年現在のPRIESTの全員がステージに立つべきだと言って譲らなかった。このラインナップが今のPRIESTなわけで、そこにK.K.やLesが加わるべきだとね。これもまた俺にとっては、PRIESTの音楽、それが音楽界にとって意味するものを称えるためのセレブレーションだったよ。
-一番新しいメンバーとしては、K.K.やLesのいた時代に思うところがあったのでは?
もちろん! 音楽も、それを作った男たちも、俺がロック・ギターを始めて以来俺のDNAの一部になっているからね。PRIESTから直接受けた影響もあれば、彼らが受けてきた(Jimi)Hendrixからの影響もあるし。Les Binksとは実は知り合いでね。彼とはバンドを組んでいた時期があって、一緒にPRIESTのカバーをやっていたんだ。だから、今PRIESTの一員として、自分が聴いてきた人たちと一緒にプレイするというのはとても嬉しいことだった。PRIESTを代表して、その一員として一緒にステージに立てて、さらに彼らの殿堂入りをサポートすることができるなんて光栄だったよ。
-人生の中でも特に印象深い1日になったでしょうね。
本当にそうだよ。LesとK.K.とPRIESTの他のメンバーと一度にプレイできる機会なんてそうそうないしね。それができてとても運が良かったよ。
-一連のイベントを通じて、PRIESTのキャリアやディスコグラフィを再認識する機会も多かったと思いますが、こうしたプロセスが新作の制作に影響した部分はあったのでしょうか?
いい質問だね! 毎晩毎晩ライヴでプレイしたことによって、それまでは違った形でこれらの曲が意識に入り込んでいったんだと思う。ギター・プレイもそうだな。この13年間GlennとK.K.のパートをプレイしてきて、自分の一部になってきたと思う。意識して過去のものを再現しようとしていたわけではないけど、あれほど曲と親密に向き合ってプレイしていると、いっそう自分のDNAの一部になってくるのは必然だと思う。だからそうだね、意識的に影響を取り入れてはいないけど、ああいう曲をプレイしたときに得られる"感触"を再現したいと無意識に思ったかもしれないし、影響は間違いなくあると思う。バンドのキャラが強いし、Glenn、Rob、Ian(Hill/Ba)、Scottはずっとやっているし......Scottですらもう30年以上やっているからね。メンバーひとりひとりも、バンド全体もキャラが強いんだ。何をやってもPRIESTになるし、そのキャラは健在だよ。俺たちはいつも何かしら違うことをやるようにしているし、ミュージシャンとしての自分たちの限界を押し広げようとしながら、バンドとして新しいテリトリーを推し進めようとしている。でもそのキャラがあってこそのバンドだからね。
-そこが、我々ファンがPRIESTを好きな所以でもあると思います。常に新しいものを試しながらDNAを強化しているような。変化もDNA維持と強化の一部になっている気がします。
PRIESTのこれまでの作品の強みはそこにあると思うね。とても多彩なんだ。「Beyond The Realms Of Death」(『Stained Class』収録)があるかと思えば「Sinner」(1977年リリースの3rdアルバム『Sin After Sin』収録)もあるし、「Turbo Lover」(1986年リリースの10thアルバム『Turbo』収録)も「Painkiller」(『Painkiller』収録)もある。「(Take These) Chains」(『Screaming For Vengeance』収録)もある。本当に多彩だよ。そうやって地ならししたものが、新しいアルバムを作るときに役立つんだ。どんなものでもPRIESTの新作に相応しくなるし、過去の作品と同じくらい多彩なものを作ることができる。
-前作『Firepower』はPRIESTがこれまで積み重ねてきた音楽性の中でも力強さや重厚さといった要素にフォーカスされていましたが、本作はそのフォーカスの範囲を広げ、疾走感やキャッチーさ、叙情性なども強く提示された、非常に自由で色彩豊かな作品だと感じました。楽曲制作では、どのようなことを意識しましたか?
とても興味深いプロセスだよ。まずはそれぞれ、別々にアイディアを思いつくんだ。それから俺とGlennとRobで1ヶ所に集まって、そのアイディアをまとめたり新しいアイディアを考えついたりする。でも最初にギターを持ってじっくり考えるときは、ギターが鳴るのに任せているから、自分がどこに曲やアイディアを向けようとしているのかとか、あまり考えないんだよな。自然に思い浮かぶものを弾いているだけで。いい感じだなと思ったらそこから膨らませていって、セッションに持っていって一緒に取り組む。さっき旧譜の多彩さについて話をしていたように、いろんなサウンドやテクスチャの余地が俺たちの音楽にはあるんだ。だから俺はひたすら、自分にとってしっくりくるもの、ギターから出てくるものを突き詰めていく。そうするとどこかの時点で、何かしらキャラクターが生まれるんだ。メロディックな曲、複雑な曲、スピーディな曲、ちょっとプログレッシヴな曲。そのキャラクターで行く。自分が生み出しているものがなんなのかが把握できたら、それを追求するんだ。アルバムを作るときも同じだね。アルバムというのは作っていく途中で独自のキャラクターを身につけるようになるんだ。初めから必ずしも意識してそうなるわけじゃないけど、キャラクターが生まれるとそれだってわかるし、その路線で行く。それが一番自然だからね。自然に生まれたものを認識して、その特定のものを磨いていく。
-その"自然に生まれるもの"というのは、例えばメランコリックなムードでいるときにギターをかき鳴らしたら自然とメランコリックな曲になるとか、そういうことなのでしょうか。
そうとも言えるね。俺は"こういう曲を書こう"と思ってスタートするわけじゃないから。ギターを弾いている間に、ひとりでに何かが飛び出てくることがあるんだ。そうすると"おっ、今のリフはクールだったな"なんて思ったりしてね。"こういうリフを書きたい"じゃなくて、ただ何気なくプレイしていると"そういうリフ"が出てくるんだ。時には全然良くないものも出てくるし(笑)、"あれ、これはキャッチーだな"、"これは力強いな。これに手を入れてみようか"と思うものもある。自分がここ(※頭を指す)に受けてきたいろんな影響が、ギターを通じて、一番自然な形で出てくるんだ。そうして出てきたものを膨らませたり、なんて言うんだっけ......embellish(装飾する)したりしながら、より完成に近づけていく。......って説明の仕方でわかるかな(笑)?
-その装飾の作業のときに、ソングライター陣はどのような役割分担、あるいは共同作業を行うのでしょうか?
曲によるね。俺が他の曲より完成に近い形で持ってくることもあるし、Glennがほぼ完成状態のものを持ってくることもある。あとはミドル・セクションだけとか、コーラスを変えるだけとか。その状態からそれぞれのアイディアで肉づけしていくんだ。俺がGlennのアイディアに何か足せるものを持っていれば、"よし、これなら合うな。それでいこう"となるかもしれないし、スタジオの中で新しいものを考え出さないといけないときもある。ヴァースとコーラスはできているけど、ミドル・セクションがまだだからスタジオの中で作ろうとかね。歌詞は言うまでもなくRobがメインで、俺たちが作っている曲のヴァイブを拾って、それに合った歌詞を作る。でもRobが曲作りに参加することもあるんだ。Robが俺の留守電にヴォーカルのアイディアやメロディ、タイミングのアイディアを入れてくれたりする。そこに曲をつけるんだ。まぁ、自然の流れに任せているよ。お互いが思いついたアイディアを組み合わせて、曲が完成したという実感が湧くまで取り組み続けるんだ。
-役割分担というよりは、コラボ度が高いように思われますね。
そうだね。そりゃ歌詞はRobが大半を書いているけど、俺とGlennがアイディアを投入することもあるんだ。ふたつ目のヴァースが必要になってきたから歌詞がもっといるなんてときに、Robがメインの作詞家でありつつ、俺たちもアイディアを出したりする。逆もまたしかりで、Robがメロディやフレーズを考えてくれて、それをギターでやるとかね。だからなんでも双方向だよ。なんでも案を出してみて、うまくいくか3人で考えるんだ。俺は作詞家じゃないけど、Robはいつもアイディアに対してオープンでいてくれるし、俺もRobのギターのアイディアにオープンだ。どんなアイディアでも投げてみることから始めているよ。
-ちなみにGlennはレコーディングにもギターで参加することができたのでしょうか。
ああ、部分的にね。彼にできるものは弾いてもらっているし、彼に弾けないものは俺が引き受けている。そういうふうに今までも切り抜けてきたよ。ソングライティングも同じで、Glennが自分でデモンストレーションできるアイディアは自分でやっている。できないときは俺に相談してくれるから、スタジオで一緒に考えるんだ。そんな感じで、彼ができるものは彼がやって、できないものは俺が引き受けているよ。みんなGlennが向き合っている試練については理解していると思うしね。彼の勇敢さと粘り強さには敬服せずにいられないよ。プレイできると自分で思ったものはちゃんとやっているからね。
-教えてくださってありがとうございます。彼の健康状態も気になっていましたが、実際かなり多くの部分を担うことができているとわかって嬉しいです。
パーキンソン病がどんなものかは知っているよね。進行していくものだから、今後弾けなくなってくる曲も出てくるだろう。でも俺たちとしては、だからと言って彼にストレスを感じてもらいたくはないんだ。俺が引き継げばいいだけだからね。彼の調子が良くない日は俺がギターを録音して、彼には調子のいい日に、例えば「Sons Of Thunder」みたいな曲のギターを録ってもらったりしているよ。
-彼が"できること"にフォーカスしているのですね。
そうだね。彼に"できないこと"で気を揉んでほしくないんだ。"できない"ときは俺が手助けすればいい。状況はわかっているし、彼がどんな試練に立ち向かっているかも知っているからね。繰り返しになるけど、"できる"ものをやってもらっているだけだよ。
-本作のクレジットを見ると、PRIESTの80年代の作品に携わり前作『Firepower』ではAndy Sneapと共同プロデューサーを務めたTom Allomが"Priest Metal Insight"として記載されています。具体的にどのような関わり方をしたのでしょうか?
AndyがTomとコミュニケートしていたんだ。今回はAndyがメイン・プロデューサーで、彼がTomにいろいろ相談していたんだ。トラックを送ってTomにアドバイスや意見を貰ったりしてね。Tomはたしか何曲か共同プロデュースもやってくれたんだ。「Giants In The Sky」、「Sons Of Thunder」あたりだね。ただメインはAndyがやってくれた。これは言っておきたいんだけど、彼らが与えてくれた影響は計り知れないよ。テクニック的にももちろん素晴らしいけど、俺たちのベストなパフォーマンスを引き出してくれて、ベストなサウンドを作ってくれた。最高にいいアルバムにしてくれたんだ。ふたりとも大きな功績だよ。Andyは言うまでもなくメタル界ではマスター的な存在だし、ふたりともものすごくこのアルバムに貢献してくれたんだ。
-本作のタイトル"Invincible Shield"の背景についてもお聞きします。前作が『Screaming For Vengeance』を思わせるアートワークだったことや、"Shield"という言葉から『Defenders Of The Faith』(1984年の9thアルバム)を連想してしまうようなタイトルですが、これは意図的なものなのでしょうか? タイトルの由来をうかがえますか。
(※驚きながら)それは実に興味深いね! 考えたこともなかったよ(笑)。でもたしかに盾はディフェンスだよな。"Defenders Of The Faith"と言うように、俺たちは俺たちのコミュニティや俺たちのメタルを守って(defend)いる。盾も同じように守るものだけど、盾はバナーでもあるんだ。俺たちは"Invincible Shield(無敵の盾)"という盾を高く掲げて、これが俺たちの音楽だ、決してなくなることはない無敵のものだと意思表示をしながら、メタルのもとにみんなで結集している。この音楽は俺たちが死んでしまってもずっと生き続けるんだ。それが俺たちの音楽や、俺たちのコミュニティの無敵さだね。それは俺たちが重んじているものでもある。そして、その"Invincible Shield"とともに前に進むんだ。そんな感じだね。それにしても、たしかにそうだね!『Screaming For Vengeance』のあとに『Defenders Of The Faith』があって......そんなふうに考えたことは今まで一度もなかったけど、実に興味深い(笑)。
-深読みが過ぎてしまいましたが(笑)、今回のタイトルはこれまでの50年間とその先を表しているのかもしれないですね。今まで信じて突き進んできたものがあって、これからもそれを守り突き進んでいくと。
ああ、そう言えると思うし、それも由来の一部だと思うね。メタルは決して死なない、それが無敵さなんだ。PRIESTも不滅だ。PRIESTの音楽はメンバーが全員死んでも生き続ける。だから無敵なんだ。そして俺たちはメタルという、俺たちの信じているものを守る(defend our faith)。俺たちのコミュニティ、俺たちの仲間、そして俺たちの音楽をね。基本的にそういうことなんだ。