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INTERVIEW

Wisteria

2023.09.19UPDATE

2023年09月号掲載

Wisteria

Member:ミイ(Vo) リョウ(Dr)

高校の軽音楽部を通じて、ギターの龍星を中心に結成した4人組 Wisteriaが、このたびメジャー・デビュー第1弾配信シングル『インベーダー』をリリースした。表題曲は、バンドのコンセプトでもある、ハピネス、エナジー、チャージのコンセプトを表現したパーティー・ロック・チューンに仕上がっている。9月27日にはリリース記念イベント[Wisteria presents. New Single "インベーダー" Digital Release Party!!]を控える彼らにメール・インタビューを行った。

-激ロック初登場ということで、バンド結成の経緯を教えてください。

ミイ:Wisteriaはギターの龍星がもともと立ち上げたバンドなのですが、高校生のときに他校の軽音楽部仲間として交流があった、リョウとコウメを誘って始まりました。コロナ禍を経て、2021年に私が加入して現体制になり、本格的に活動をスタートしました。立ち上げ当時から軽音楽部を通じて知り合いだったので、すぐに同じ夢に向かってスタートできました。

-Wisteriaの音楽性について教えてください。

ミイ:バンド・コンセプトのハピネス、エナジー、チャージなどポジティヴなワードをコンセプトに置きつつ、サウンド面はロックを基調として、ミクスチャー、エモ、ハードロック、ガレージ、メロコアなどの要素を敷き詰めたサウンド・スタイルです!

リョウ:ロックという大きな括りの中でポップス、エモ、ハードロックなどといった様々なジャンルが織り交ぜられたのがWisteriaの音楽です。というのも、Wisteriaのメンバーそれぞれ音楽のルーツが違うんです。アニソン系、パンク系、メタル系。その中で全員一致で聞いていたアーティストがSPYAIRとLiSAだったので、そのあたりから得たサウンド面の影響は大きいと思います。

-特に影響を受けたアーティストを教えてください。

ミイ:幼い頃から両親の影響でヴィジュアル系のバンドをよく聴いていたのですが、自分から最初に好きになったアーティストはいきものがかりとAvril Lavigneでした。歌、ライヴ・パフォーマンス、ファッションなど、様々な角度から影響を受けています。バンドでは、全員が同じジャンルを聴いてきたわけではなかったのですが、共通してLiSAとSPYAIRに影響を受けています。

リョウ:自分は特に言えばSPYAIRです。

-そういった音楽に目覚めたきっかけはなんだったのでしょうか?

ミイ:両方のアーティストともジャンルは異なるけれど、優しくて強い歌声に惹かれました。彼女たちのように人を温かくしたり、強い気持ちにさせる歌を歌いたいと思ったことがきっかけで、表情が見える音楽をたくさん聴くようになったと思ってます。

リョウ:小学生のときの話です。いつも通り好きなアニメをテレビで観て、OPで音楽が流れたその瞬間でした。それと同時にバンド・ミュージックの概念も知りました。

-メジャー・デビュー第1弾配信シングル『インベーダー』完成おめでとうございます。今の心境はいかがですか?

ミイ:率直に嬉しいです! メジャー・デビューという言葉に対する実感はまだないのですが、いろんな場所で発信することが増えて、やっとスタート地点に来たなと思っています。『インベーダー』のリリースによって、また新しいWisteriaに触れてもらえることも楽しみです。

リョウ:今まで以上にたくさんの人に僕たちの音楽を届けられるチャンスなので、必ずものにしたい一心です。メジャー・デビューで僕らの音楽で作りたい笑顔、勇気、元気といった根底の部分が変わるわけではないので、これから先を見据えたうえでできることが増えて嬉しいです。憧れていたアーティストたちとこれから同じ土俵で戦うので、今までよりずっとプロ意識を持ち、思いを新たに、よりアグレッシヴに食らいついていきたいです。

-今作「インベーダー」のテーマやコンセプトを教えてください。

ミイ:タイトルの"インベーダー"と聞いて、"スペースインベーダー"を思い浮かべると思うのですが、正にゲームをテーマにしています。ゲームの世界では最強だけど、現実では弱い自分たち。でも、味方さえいれば逆風や負けることも臆せずにいられるんじゃないかなという想いを詰め込みました。

リョウ:ハピネス、エナジー、チャージのコンセプトを表現したパーティー・ロック・チューンです。よりキャッチーに、よりアグレッシヴに。僕らの気持ちもサウンドも、ストレートに表現されています。

-「インベーダー」の制作にあたって聴きどころや、特に苦労したポイントはありますか?

ミイ:歌詞の中に"今日はずっと幸せだった"という部分があるのですが、ライヴではその日一番幸せな気持ちで歌いたいと思っています。聴きどころとしては、いろんなゲームのシチュエーションを詰め込んでいるので想像してほしいです!

リョウ:この曲は僕が初期衝動でサビのメロディ、構成などの形を作ったオケを、ミイがメロ、龍星がコードやリフをアレンジする形で完成しました。ポップでキャッチーに、でも僕らの持ち味であるアグレッシヴな要素はそのままにしたかったですし、ミイの歌詞がどうしたらより生々しく伝わるかを考えました。その点どう折り合いをつけて形を作るのかが難しかったです。

-「インベーダー」のMVについて、撮影での思い出や見どころを教えてください。

ミイ:今回フルCGに初めて挑戦したので、グリーンバックでの撮影が印象的でした。いろんな画角で撮影したので、これらがどう組み合わさっていくのかワクワクしました! まだ、私たちも完成を観れてないので......。

リョウ:ドラム・セットを用意するために、無理なお願いをしてしまったエピソードがあります。撮影スタジオにもドラム・セットはあったのですが、口径が小さいタイプだったので、ドラマーとしてのこだわりがあり、計3時間かけてドラム・セットを僕の友人に借りに行きました。

-同時配信リリースの「ラブトレイター」は今回再録されたそうですが、既存のものとの違いや変化した部分はどんなところでしょうか?

ミイ:普段のライヴのセットリストから外せない曲でもあり、ライヴを経るごとに進化していった曲なので、よりライヴの臨場感を味わってもらいたくて、今回再録しました。いっそうパーティー・チューンなアレンジに仕上げたので、楽しんで聴いてほしいです!

リョウ:僕らの伝えたいテーマをお客さんにはっきりと届けられるように、ラウドなサウンドからポップなサウンドにアレンジしました。

-9月27日にはリリース記念イベント[Wisteria presents. New Single "インベーダー" Digital Release Party!!]が予定されていますが、開催に向けての意気込みや想いを教えてください。

ミイ:自主企画のイベント自体初めてなので、それも含めて気合が入ってます。「インベーダー」には共に進んでいこうという意味も込めているので、Wisteriaとリスナーさんが一緒に進んでいけるようなイベントにします。ジャンルレスな同年代のアーティストさんも巻き込んで、これからの音楽シーンを作っていく存在になりたいです。タイトルもあえて、曲と表記を変えて"INVADER"にしています。

リョウ:久しぶりのリリース・イベントです。長らく待たせてしまったそのぶんの期待をすべて飲み込むかの如く、僕らなりにぶつかっていきたいです。

-現体制で改めてライヴをしてみたい場所はありますか? 具体的な場所や、音楽シーンでも構いません。

ミイ:私は超アウトドア人間なので、野外ライヴをしたいです! 野外ライヴの大変な部分もあるけど、夏に汗をかきながら太陽の下でライヴをして、みなさんとより楽しめたらなと思ってます。

リョウ:高校時代仲良くしてた同世代のバンドたちがフェスでメイン・ステージに立っていたり、その姿を後ろから見てばかりなのは正直悔しいです。そんな彼らと肩を並べてデカいイベントを作り上げたりしたいです。

-ライヴやツアー、リリースなど、予定されている活動はありますか?

ミイ:9月27日のShibuya eggmanでのリリース・イベント後に、10月7日の"ZEPHYREN × SHIBUYA THE GAME presents『In The Family FEST 2023』"と、10月7日~9日に開催される"Eggs presents FM802 MINAMI WHEEL 2023"の2本のサーキットに出演します。"ミナホ(MINAMI WHEEL)"のほうは10月9日にWisteriaは出演します。

-今後の展望や目標とする場所はありますか?

ミイ:メジャー・デビューというきっかけは貰いましたが、まだまだWisteriaはスタートラインに立ったところです。目標とする場所はたくさんあるけど、一番はたくさんの人に活力や喜びを届けられるバンドになりたいです。

リョウ:アリーナとか、スタジアムとか、大きな場所でライヴをする目標は結成当時から変わってません! いつ実現できるかどうかなんてわかりませんがステップ・アップした次の僕たちの姿をイメージしながら制作もライヴも全力を尽くしたいです。

-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

ミイ:改めて、Wisteriaです! これからもWisteriaと一緒に、音楽を通してそれぞれの喜びや幸せを感じて、活力に変えていきましょう!

リョウ:最後までインタビューを読んでくれてありがとうございます!! 僕はこのインタビューを読んでくれたすべての人に直接出会いたいです! 是非9月27日Shibuya eggmanに遊びに来てください!

RELEASE INFORMATION

Wisteria
DIGITAL SINGLE
『インベーダー』
wisteria_jk.jpg
[B ZONE Inc.]
NOW ON SALE!!
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