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INTERVIEW

DIMLIM

2018.08.08UPDATE

2018年08月号掲載

DIMLIM

メンバー:聖(Vo) 竜弥(Gt) 烈(Gt) 大志(Ba) 鴻志(Dr)

インタビュアー:藤谷 千明

6月に大志、鴻志を迎えて新体制となったDIMLIM。今回完成したニュー・フル・アルバム『CHEDOARA』は、人間の"喜怒哀楽"をテーマにしたコンセプチュアルな作品になっている。"同調"が正義だと言わんばかりの世間の風潮に背を向け、マイノリティがゆえに周囲から理解されない生きづらさ、バンドやシーンをとりまく現状へのフラストレーションを音に昇華し、バンドは新たな進化を遂げた。"このアルバムへのこだわりを語ると、1日ではとても足りない"と口々に語る彼らからは、本作に対しての自信が確かに満ち溢れていた。

-1年ぶりの激ロック登場となります。まずは新メンバーである大志さん、鴻志さん加入の経緯を聞かせてください。

大志:去年の12月くらいから、DIMLIMのサポートを始めて、当初は別のバンドをやっていたんですけど、ちょうどそっちのバンドから脱退することになり、そこから正式加入という形になりました。

鴻志:僕もちょうどやっていたバンドに思うところというか、このままこのバンドに身を置いて大丈夫なのかと不安があって。そのタイミングで、引き抜きじゃないけど誘われて......。

聖:いや、引き抜きです(笑)。

鴻志:(笑)

大志:鴻志は、もともと昔からの知り合いだったこともあって、みんなに紹介しました。

聖:最初にサポートで入ってもらうときに、スタジオに入って音を合わせるじゃないですか。そこで"あぁ、この人いい......引き抜くしかない"ということで、半ば強引に......(笑)。

-そして、8月8日に1stコンセプト・フル・アルバム『CHEDOARA』がリリースされましたが、本作はどのくらいの時期から制作されたのでしょう?

大志:僕がサポートをするという話になった段階で、すでに「vanitas」のデモ音源はありました。そこからレコーディングに入ったのが、3月くらい?

烈:たしか昨年11月ごろには「Malformation」の今の形になる前のデモ音源もあって、本格的に制作に取り掛かったのは今年に入ってからですね。

-アルバムの構想自体はかなり前からあったということですね。そのなかで、メンバー加入もありましたが、レコーディング自体はスムーズにいきましたか?

烈:今回は結構スムーズでしたね。曲自体はかなり練ったり、最終調整でギリギリになったりしたけれども。

-ギリギリになるくらい、強いこだわりがあったと。

烈:こだわりに関して話すのであれば、とても1日では足りないですね(笑)。ギター・フレーズ1音1音にこだわっています。もちろん全体を考えて、サビでどう盛り上げるかだったり、ヴォーカルのことを意識したギターのリフ作りだったり、激しいなかでも人の耳にきちんと入ってくるものだったり、曲全体を意識して作りました。

-先んじてYouTubeにMVも公開されている「vanitas」は、イントロからこれまでのDIMLIMとはかなり印象が違っていますね。

烈:ギターがクリーンから始まるということが、僕ら的にこれまでなかったものですね。正直、新しいことをしたいという気持ちはあったんですが、それだけにとらわれずいい音楽が作れたと自負してます。

-DIMLIMは激しいばかりではないと。

烈:ヴィジュアル系の中でメタルっぽいものが流行っているのは、全然いいと思うんです。でも、様々な試行錯誤をしてそこに辿り着いたのであればまだしも、芯がないというか、自分の聴きたい音楽をそのままやるのも違うと思うし。正直、かっこいい曲作れるのなんて大前提。そこからが始まりであってバンドではないのかなと。もっと言いたいことはたくさんあるんですが。そんななかで、ちゃんと芯もあって、やりたいことが表現できている、その象徴が「vanitas」かな。別にこれが僕らの最終形態っていうわけではないけれど、DIMLIMとしていろんなことが重なった時期に、よく出せたなと思います(笑)。