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INTERVIEW

キム・ヒョンジュン

2018.05.30UPDATE

2018年06月号掲載

キム・ヒョンジュン

Interviewer:荒金 良介

TVドラマ"花より男子"の韓国版に出演するなど、アジアを中心としてワールドワイドに活躍するキム・ヒョンジュンが自身のレーベル"HENECIA MUSIC"を立ち上げ、記念すべき第1弾シングル『Take my hand』を発表することになった。今作は本人が作詞、作曲、編曲、プロデュースまで手掛けた内容で、彼のロック志向を強く打ち出したサウンドも大きな聴きどころと言っていい。今回は本誌初登場ということもあり、改めて彼の音楽的ルーツを含めて、このシングルに懸ける想いをいろいろと語ってもらった。

-前作(2017年リリースのシングル『風車<re:wind>』)に続き、今作もキムさんの誕生日である6月6日に日本でリリースですね。

計画的にそうしたというより、偶然そういうタイミングになった部分が大きいんです。MVやジャケの撮影の日が毎年同じ時期だから、そうなると、来年もこのタイミングになってしまうという。誕生日パーティーもそうですけど、音楽をやってる人間としてはCDを出せることは何よりもありがたいですからね。

-お祝いがダブルで来るような感覚ですか?

本当にそのとおりですね。

-キムさんは俳優としても大活躍されてますけど、そもそも音楽を聴き始めたきっかけは?

どれがきっかけかと聞かれると悩んでしまうんですけど、音楽は常に自分の身の周りにありましたからね。それである日、ロックの魅力にハマッてしまったんです。

-小さいころから身の周りに音楽が流れていたんですか?

そうですね。初めてロックを聴いたのがNIRVANAで、そのあとにMR.BIGのライヴを観に行きました。それからOASISなども聴くようになったんですよ。

-NIRVANAはどんなきっかけで聴き始めたんですか?

中学生のころに軽音楽部に入っていたんですけど、そこでベースを弾いてました。NIRVANAはコードが4つぐらいでシンプルな曲が多かったので、とても入り込みやすい音楽だったんです。それからGREEN DAY、BLINK-182、SUM 41なども聴きました。

-グランジやポップ・パンクも聴いてたんですね。

それだけではなく、メタルやハードコアも好きで聴いてました。僕はロック全般が好きなんですよ。だから、自分にもロックが一番合ってるんじゃないかなと思ってます。

-特にハマッたアーティストはいましたか?

OASISです。感動をストレートに伝えられるという意味で非常に好きなバンドですね。

-OASISはメロディ・ラインを大事にした楽曲が多いですけど、キムさんが作る音楽もそこは共通しているように感じます。

今は若い人と共感できるサウンドを求めているので、音がわりと詰まった凝った曲調にしています。ただ、最終的な目標としてはシンプルなサウンドで勝負したいと思っているんです。あまり作り込まずに、名曲を作ることが一番難しいですからね。