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INTERVIEW

DOLL$BOXX

2017.11.07UPDATE

2017年11月号掲載

DOLL$BOXX

Member:Fuki(Vo) F チョッパー KOGA(Ba) TOMO-ZO(Gt)

Interviewer:荒金 良介

-今作を聴いて、どのジャンルとも形容し切れないサウンドで。メタル、ロック、ラップ、プログレと、なんでもブチ込んだサウンドがかっこいいですね。

Fuki:あぁ、それは嬉しいです。ガールズ・バンドでこの手の音は意外と珍しいかもしれないですね。

-今作の制作はどこから進めたんですか?

Fuki:基本は曲が先でそれからアレンジして、歌と歌詞は最後ですね。

TOMO-ZO:前回は作ってみて、これはGacharic Spin、これはドル箱と分けていたけど、今回は最初からドル箱用に作ろうと。Fukiの歌が活きるメロディ作りを考えました。

KOGA:最初にできたのは「Shout Down」ですね。Gacharic Spinが6月に日比谷野音でワンマンをやったとき(※6月24日に開催した"Gacharic Spin Special Live~2017 春~ライバー大宴祭")にゲストにFukiが出てくれて、「Shout Down」を披露したんですよ。それからイメージが膨らんだ感じですね。

-そこで手応えがあったと?

Fuki:ありました! いざGacharic Spinでドル箱の新曲をやったときに、観客の喜びようが伝わってきたんですよ。「Shout Down」はインパクトのある曲で、私、オレオ(オレオレオナ/Key)、はな(Dr)も歌ってますからね。


「Shout Down」はド頭から聴いた人の心を掴める名刺代わりの曲ですね


-「Shout Down」は攻め攻めの楽曲ですよね。

TOMO-ZO:アルバムの1曲目に相応しいし、MVもこの曲を先に公開したんですけど、ド頭から聴いた人の心を掴めるかなと思います。

KOGA:再始動のドル箱として、自己紹介ソングになるのかなと。こういうバンドです! って。

TOMO-ZO:曲を作るときにFukiのハイトーン・ヴォイスがわかりやすくアピールできるサビにしたかったから、まさに名刺代わりの曲ですね。

Fuki:最後にできた曲はどれだっけ?

TOMO-ZO:「世界はきっと愛を知ってるんだ」。

Fuki:あっ、一番明るい曲だ。ほかの4曲がわりとヘヴィでダーク寄りだったから、爽やかな曲を書こうと思ったのかな。

KOGA:ほかにもヘヴィな曲もあったけど、全体のバランスを考えて、明るい曲を入れようと思って。歌詞が乗ったことでさらに明るくなったかもしれない。

TOMO-ZO:私は明るさを意識してなかった。

Fuki:そうなんだ! 私の中では前向きでポジティヴな曲だから、明るい歌詞にしたんですよ。結果的にこの5曲の中で光が射す曲になったなと。

-攻撃性もそうですけど、展開も目まぐるしい楽曲が多くて。

KOGA:たしかに展開は多いかな。全体的にギターが前に出ているから、そこもGacharic Spinとは違いますね。楽器陣で言うと、ギターとドラムがガンガンいってるなと。ベース・ラインはGacharic Spinよりも一歩引いてるイメージなんですよ。あえて音数を抜いて、ピックで弾いたパートもあります。