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INTERVIEW

GOOD4NOTHING

2016.07.05UPDATE

2016年07月号掲載

GOOD4NOTHING

Member:U-TAN(Vo/Gt) TANNY(Vo/Gt) MAKKIN(Ba/Cho) SUNE(Dr)

Interviewer:山本 真由

-エンジニアは、前2タイトルに引き続き、ANDREW N.F.(FUCK YOU HEROES/ FULLSCRATCH/BBQ CHICKENS/RISE)が担当されていますね。G4Nのライヴ・サウンドを支えてきた彼だからこそ再現できる、生きたサウンドが今作にも表れているように感じますが、彼の音作りに対しては実際にどう思いますか?

TANNY:ANDREWとは同い年というのもあり、見てきたもの、感じてきたことがほぼほぼ一緒なので、特にこれといったミーティングもせず、ビール飲みながらレコーディングに取り掛かってます(笑)。"阿吽の呼吸"とはまさにこのことです。

U-TAN:ANDREWはメンバーやと思ってます、マジで(笑)。ライヴ現場で同じ空気感でやってるってのもあるし、言うところはお互いに言い合える関係やし、何よりサウンドを作って録音するのがほんとに楽しいですね。同い年ってのもあって、ルーツもわかり合える部分が多くて。レコーディング風景がホンマにメリとハリなんですよね。チーム全員で一気に集中して、一気に抜くみたいな(笑)。レコーディングはすごくスムーズです!! サウンドも、常に前作超え目指してるんで早く次作を録りたいですね~!!!

-昨年は、衝撃的なチャイナ・ドレス姿のマッキン&来来キョンシーズも登場する「LIAR」(2015年リリースのシングル『Raise Your Hope』収録曲)のミュージック・ビデオが話題となりましたが、今作からもミュージック・ビデオを制作する予定はありますか?

U-TAN:はい。我らが地元・堺の街を走り回りました。楽しいミュージック・ビデオになってます!!

MAKKIN:もうすでに撮り終わっているのですが、なぜかチャイナ・ドレス姿の僕が登場しています。僕の圧倒的なカリスマ性をミュージック・ビデオでご覧ください(笑)。

-今作のリリース後には、各会場にテーマを決めて開催するツーマン・ツアー"『DAY』 Release tour 2016"も8月に予定されていますが、東名阪+追加公演、それぞれの対バン・アーティストはどうやって選んでいるのですか?

U-TAN:今回は各会場に意味深なサブ・タイトルがついてます。当日のお楽しみにしていてほしいのですが、何かしらいつもと違うライヴになる予感はしてます(笑)。バンドをやり初めた19、20歳のころは、"俺らが堺の!!!"みたいな勢いで県外に行ったり、ブッキングに出たりしてました。そんな、同じような気持ちを持ってるバンドと対バンして、やがてそれが世代になりシーンになり、音で喧嘩しながらも一緒に盛り上げていこうって暗黙の繋がりが生まれてると思うんですね。だからそういう仲間とツアーを回ったり、新しく出会った仲間に出てもらったり、この歳になって、まだまだ気持ちは10代やけど"若い後輩にも繋げていかなあかんな"ってことも"SAKAI MEETING"(※GOOD4NOTHINGとTHE CHINA WIFE MOTORSの2バンドが"地元に恩返しをしたい"という強い想いから2013年に立ち上げたイベント)をやり始めてからすごく感じるようになったので、そういうところとも一緒に盛り上げていけたらと思ってます。

-今年は、"SAKAI MEETING"が4年目を迎え、今回も強力なラインナップが揃って盛り上がりましたが(※5月21日開催)、初の野外開催ということで、何かトラブルや逆に良かった点など教えてください。

TANNY:イベント前後合わせて4日間野外活動したので、全員丸焦げになりました(汗)。良かったことは、あの日会場にいたみんながハッピーでクレイジーな1日を送れたこと。それも俺が育った地元・堺で。

SUNE:日焼けができるようになったのが良かったですね(笑)。

U-TAN:ここでは言えない(笑)、いろんなトラブルあったんですが、やって良かったです。すげー景色でした。来てくれたお客さん、出演者、スタッフさん、ボランティア、出店の方々、携わってくれたみんなが自分のイベントのように感じてくれてる空気感がたまらなく最高でした。これからも自分たちでできること、関われることはDIYで、来てくれるお客さんが"最高やった!!"って言ってくれるような、そんな野外のライヴハウスにしたいですね!!

-来年も開催予定の"SAKAI MEETING"ですが、今後新たなチャレンジや企画などは考えていますか?

SUNE:余裕ができたら恋愛相談ブースを作りたいですね(笑)。

MAKKIN:今回の開催で、良いところと悪いところがたくさんあったので、改善しつつ次に繋げたいと思っています。僕らにしかできないバンドのラインナップとか面白いことを期待して待っていてください。

U-TAN:とりあえず、これからみんなでミーティングしますが、とにかく今年は"やり続けなアカン"って思いました。使える場所がなくなってしまって、一時、今年は飛ばそうかってとこまで行ったんですがホンマにやって良かったと思います!

TANNY:もち前回超えで!!!

-G4NとTHE CHINA WIFE MOTORSと言えば、両バンドとも2015年リリースのRANCIDトリビュート・アルバム『Hooligans United』に参加されていますね。原曲の雰囲気は残しつつもG4Nらしいポップな部分もあって存在感のあるカバーでしたが、カバー曲に「Disconnected」を選んだのはなぜですか?

U-TAN:正直言いますと、往年の曲は海外のバンドがカバーするって話で、選択枠がなかったんです(笑)。けど、RANCIDの新譜ももちろん聴いてたので、サビがキャッチーな「Disconnected」にしました。なかなか、いい感じに仕上がりましたね!!