－初ワンマンでしたがしっかりとチケットをソールドさせて、かなりいい流れの中でのライヴになったのではないかと思いますが、ステージの上で感じたことをうかがえますか？

Leda：いかんせん初ワンマンだったので、長いライヴは自分たちもお客さんも初めてで。初々しさでカバーできるところもあったりして（笑）。

一同：（笑）

Leda：自分たちができることを最大限表現して、ありのままを見てもらったという感じですね。アルバムを3日前にリリースしてライヴをやるっていうなかなかシビれる日程だったんですけど、フタを開けてみたらお客さんも集まって楽しかったなと。その初ワンマンならではの雰囲気をパッケージできたんじゃないかなと思います。

Sujk：アルバムが3日前にリリースされて、俺たちもまだライヴでやったことない曲もあって。本当にお客さんも含めてみんなで一緒に作っていった感覚でしたね。

Keita：自分自身も人生初ワンマンで、さらに撮影もあるということで、ものすごいプレッシャーを感じて（笑）。 Sujk：緊張するよね（笑）。

Keita：最初出ていったときはガチガチだったんですけど、だんだんお客さんとの距離も縮まってきて、最終的にはすごくいいライヴになったなって思いましたね。

Яyu：バンドが始動してから、少し成長したFar East Dizainを見せられたと思います。ライヴ自体は緊張してほぼ記憶にないんですけど、映像を観たら"こんなことになってたんだな"って思ったり。ライヴを知らなかった人や遠くて来れなかった人、来れた人も含めて、記念すべきライヴ映像作品になってると思いますね。

－上がってきた映像を観たときの率直な感想をうかがえますか？

Keita：本当にいいところをうまく使ってくれたなと思いますね（笑）。

－（笑）個人的な見どころはありますか？

Keita：お客さんと一緒に歌うシーンがあるんですけど、それを見たときに"あたたかいな"と思いました。観るたびにまた早くワンマンをやりたいなと思いますね。

Яyu：ライヴでしか出ないノリとか盛り上がりが1番の見どころですね。ライヴにまだ来たことがない方はぜひ映像を観て勉強してもらって（笑）。

－全14曲、ドラム・ソロまで含んだロング・セットですね。

Sujk：ドラム・ソロは"じゃあやって"って言われて（笑）。

一同：（笑）

Leda：それも1曲としてカウントさせてもらいました（笑）。

Sujk：やってみると体感的にはかなり短くて、ドラム・ソロも含めて"あ、もう終わりだ"って。

Leda：全体としてはライヴ重視の曲も多かったので。「Inhale」とか「Cry My Name From The Light」みたいな曲ばかりだと体力的な懸念もありますけど、今回の「False」みたいな曲も交えて、バランスを取りながらうまくやっていきたいなと思っています。 Яyu：お客さんもつらくなるからね（笑）。

－でもいつか、"ノリ重視の日"とか"テクニカルな日"とかテーマを決めてできたら面白いですね。

Leda：そうですね。"歌モノの日"とか"暴れる日"とかいいですね。

－暴れる日！？

Leda：男限定とかも面白いですね。

－それもいいですね（笑）。続いて5月からは東名阪ツアーも控えていますね。

Leda：名阪でのライヴは最初のころにJupiterとの2マンで回ったぐらいなので、10ヶ月ぶりになります。その付近で対バン・ツアーも入っていますので、あちこち行って、武者修行をしてまた戻ってきたいと思っています。

－東名阪ツアーへの意気込みをうかがえますか？

Sujk：ようやくワンマンの形で名阪でライヴができるので、成長したFar East Dizainを見せられることが楽しみですね。

－今回の同時リリースが結成1周年記念ということになりますが、ここからさらに次のステップがいよいよ見えてきているのではないでしょうか？ 今後の動きについてはいかがですか？

Leda：とりあえず、今発表されている東名阪ツアーと対バン・ツアーを回って、去年より間口を広げて、いろんな人にFar East Dizainを知ってもらうというのが今年の目標ですね。そうやって成長してきたものをさらに大きな会場で見せたいなと思っています。

－気が早いかもしれませんが、次のフル音源についてはいかがですか？

Leda：やりたいですよね。そういう流れになると思いますので、次のステップも考えていきたいと思います。でもまずはシングルを出したばかりになるので、ワンマンもやって、ツアーも回って、それからかなと。青写真を頭に入れながら、軌道修正してやっていきたいと思っています。

－最後に激ロック読者へのメッセージをお願い致します。

Leda：今回も「Inhale」を始め、激ロック的なリスナーにも響く作品になっていると思います。「Cry My Name From The Light」で"おっ！？"って思った人は今作も気に入ると思うので、ぜひ聴いてください。あと、360°MVもまた出しますので、そちらもまた動かして観てください（笑）。