INTERVIEW
ひめキュンフルーツ缶
2015.04.14UPDATE
2015年04月号掲載
Member:岡本 真依 奥村 真友里 河野 穂乃花 菊原 結里亜 谷尾 桜子
Interviewer:荒金 良介
-前号の激ロックで姉妹グループのFRUITPOCHETTEを取材したんですが、彼女たちは"アイドル感は薄いんですよ"と言ってたんですが、ひめキュンフルーツ缶のみなさんはどうですか?
菊原:アイドルっぽくはないかな(笑)。
奥村:アイドルではあるけどね......。
-アイドルだけど、アイドルっぽくないと思う理由は?
菊原:たくさんアイドルを見てる東京の人たちからすると、変わってるみたいで。
奥村:名前がラブリーなので、結構アイドルと思われてるんですよね。そのギャップはあると思います。
-ラブリーさはないんですか?
奥村:それはないです!(笑)
河野:フルポシェと比べても、ガタイがいいしね。
奥村:筋肉はあります。ムキムキしてます。
河野:ステージも歌ってダンスするのが迫力はありますね。
谷尾:アイドルは身振り手振りが多くて、歌声を中心にして、その人の歌声を聴く感じだと思うんですよ。だけど、ひめキュンは(事務所の)社長がジャパハリネットをプロデュースしていた人なので、バンドっぽいやり方でずっと育てられたんですよ。ライヴの演奏も爆音ですからね。歌声も他のアイドルみたいに前に出すより、バックの音圧に負けないように叫ぶように歌ってますからね。ダンスのステップも多いし、身体全体を使うので、運動量も他のアイドルに負けてないと思います。アイドルというジャンルを越えて、ひめキュンはひめキュンという存在になりたくて。
-今年で結成5年目に突入しますけど、これまでを振り返っていかがですか?
奥村:もう5年経つのかなって感じです。5年って結構長いですよね。このメンバー5人になって勢いがついたんですよ。8人のときはまだ愛媛の中で活動して、まだアイドルらしかった時期ですね。この5人になって3年ぐらい経つけど、そこから新しいスタートという感覚だったから。
菊原:だから、体感としては3年ぐらいのイメージですね。
谷尾:でも最初の2年間もすごく忙しかった。
-レッスン期間とかですか?
奥村:いや、地元のお祭りに出まくりました。
菊原:レッスンはしてなかったかな?
谷尾:レッスン期間は1、2ヶ月くらいで、毎週末にイベントがあって、春休み、夏休み、冬休み......特に夏休みはほぼ毎日何かありました。
-愛媛はそんなに毎日どこかでイベントがあるんですか?
菊原:何かしらあるんですよ!
岡本:自分たちも知らなくて、ビックリしました。1日の間にあっちこっち移動することもありました。
-ライヴ・パフォーマンスして、現場で鍛え上げられた感じ?
河野:そうですね。だけど、あまり本気じゃなかった。
奥村:当時は人数も多かったし、後ろだったから、そんなに目立たないポジションで。ひとりひとりの責任感は今とは違いましたね。
菊原:楽しかったらいいかなと。
河野:準備体操すらしてなかった。
谷尾:どんなライヴにしたいというヴィジョンもなくて。