－「TEAR DROPS」は歌からいきなり始まるのでインパクトがありますね。

河野：ああ～、たしかに。

奥村：ひめキュンの春ソングですね。夏だったら、絶対に表題にならないですね。

－"弱さを見せる強さが 明日へ繋ぐヒカリ"という歌詞は深いですね。

谷尾：弱さを見せたくなかったりするけど、自分の弱さを曝け出すことが強い心を持つことに繋がると思うので、私もこの歌詞に共感を覚えますね。

－ひめキュンの活動とリンクする部分もあります？

谷尾：ずっと一緒にいるので弱さを隠し通せないし、みんなの弱味？

奥村：弱味は違うでしょ（笑）！

岡本：弱味を握られてる？

谷尾：弱さがダダ漏れしてるのかな？ でもその方がその人の性格を理解できると思うから。

－「OTONA COLLECTION」はダンサブルでポップな曲調ですね。

岡本：歌うのも楽しかったし、ダンスはまだ全部付いてないけど、この曲でどんな振りになるのかなって。

奥村：この曲はサビ以外は真依がずっと歌っているので、私たちはバック・ダンサーみたいな形で踊り続けます（笑）。ライヴが楽しみですね。

－この曲は歌詞も不思議ですね。

奥村：「モラトリアム」とか、ひめキュンには"大人になるにつれて"みたいな内容の曲はあるんですよ。でもこの曲は大人になるのが嫌とかじゃなく、明るい未来を楽しみにしてるみたいな内容なので良かったです。

谷尾：中高生に聴いて欲しいですね。"どんな大人になろうか？"みたいな歌詞なので、未来がある子供たちに聴いて欲しいですね。

河野：将来やりたいことがいっぱいある子とかね。

－"君だけのブレンドで召し上がれ 大人征服してく僕らの 創り出していく未来 期待して"の歌詞も考えさせられる内容ですね。

谷尾：世代交代みたいな意味じゃないですかね。

菊原：大人と同じようなことするわけじゃなく、自分たちなりに夢にたどり着くみたいな。"未来を変えていく""大人を征服していく""やれるだけやろう！"というガツガツした感じがいいですね。

－初回限定盤のみ収録の「HERO AFTER SCHOOL」は、鍵盤がいいフックになった曲調ですよね。

奥村：ひめキュンにはあまりかわいい曲がないので、ファンは喜んでくれるかなと。

菊原：この曲はほっこりします（笑）。大切な人がいる方はいろいろ思い浮かべるだろうし、明るいハッピー・ソングですね。

奥村：カップルもそうだし、両親とか身近な人を大切に思う気持ちを書いてるから、いいなと思います。

谷尾：めっちゃアイドルっぽい曲ですね（笑）。

－通常盤のみ収録の「FOUR DIMENSIONS」は1番ロック度が高い曲ですね。

菊原：全部前向きな曲だけど、これは特に言葉が強めですね。"どうせ戻れないんだから、前を見なきゃいけないんじゃない？"みたいな歌詞で、ひめキュンぽいですね。終わったことはしょうがないから、それをバネに頑張れみたいな内容にハッとさせられます。

岡本：全曲早くライヴでやりたいですね。ライヴは歌に勢いもプラスされるから、より曲の雰囲気を出せる歌い方になると思います。ぜひライヴに来てください！