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INTERVIEW

HEXVOID

2014.09.08UPDATE

2014年09月号掲載

HEXVOID

Member:ERC (Vo) 享平 (Gt) 一 (Dr)

Interviewer:米沢 彰

-今回のリリース・ツアーでもUSツアーを行うようですね。

ERC:11月に行く予定で今組んでいます。

-前回行ったことが今回に繋がっていますか?

ERC:そうですね。その通りです。現地でマネジメントをやってくれてる奴も、最初は"ケチョンケチョンにされていい勉強になるだろう"くらいに思ってたみたいですけど、思いのほか盛り上がったんで、また今回も組んでくれましたね。

-リリース後、レコ発が9月20日の渋谷CYCLONEですね。その後もツアーは決まっていますか?

ERC:年内はだいたい決まってきているんですが、年明けから夏ぐらいまで全国行けるとこは行こうと思っています。バンドの縁があるところを回ってから、US行って、US行ってきたぞーって、また国内でツアーをやる感じですね。

-バンドとしての目標はありますか?

一:とりあえず僕ら自身が日本で終わるつもりでは全然なくて、海外フェスでヘッドライナーを務められるようなバンドにはなりたいですね。ロゴの形が出るところで(笑)。

-アジア圏はどうですか?

ERC:行ったことないんですよね。でも、1番最初のツアーはアメリカがいいと思っていました。最初からアメリカにぱんって飛ぶやついなそうだから面白いよねって。今後は南米ツアーも行ってみたいんですね。

-先ほども名前を挙げましたが、SLIPKNOTやMUDVAYNEの'00年代頃のピュアでゴリゴリのUSメタル・サウンドを継承した音楽性だと感じたのですが、皆さんの音楽的なバックグラウンドとして挙げられるアーティストを教えていただけますでしょうか?

ERC:バンド始めるきっかけはTHE YELLOW MONKEYで......。

-え?

一同:(笑)

ERC:1番最初に買ったアルバムもMr.Childrenで、深夜にテレビでイエモンのライヴ映像が流れてて、バンドやりたくなって、メンバー探してコピバンやって。でも、歌もギターもできなくて。弾く練習もしなくてなかったから、よくありがちな"ヴォーカルやってみれば"ってなって始めましたね。BRAHMANのコピバンをやり始めてから、ハードコアとかメタルとか、ヘヴィ・ロックのほうに行ったって感じなので。1番好きなバンドはSYSTEM OF A DOWNとSLIPKNOTあたり。あとはDISTURBEDとかも大好き。ヴォーカルでいうとそういうキレのあるエクストリーム・ヴォイスとか。ゴリゴリのグロールというよりは、ハリが合ってキレがあって、攻撃力のある、固いパンチのあるヴォーカルが好きですね。

享平:僕もほとんど洋楽は聴かなくて。J-ROCKで育ったんですけど、未だにJ-ROCKもギター・ロックも好きですね。僕、布袋寅泰が大好きで、今の僕のギターとか聴かせたら布袋さんはノイズが嫌いなのでなんだそれって言われちゃうと思うけど(笑)。THE BACK HORNや黒夢、SADSとかもすごい好きでしたね。コピーも本当にJ-ROCKしかやってなかったんですけど、激しいのを初めて聴いたのがMARILYN MANSON。最初はヴィジュアルからだったんですけど、わかりやすいギター・リフなのに重いっていう。これ自分で弾けたらかっこいいなっていうところから始まって。それからヘヴィなものに入っていったんですけど、やっぱり今は1番好きなのはSYSTEM OF A DOWNですね。メタルとか今もあまり聴かなくて、影響されてるのはギター・ロックとSYSTEM OF A DOWNくらいですかね(笑)。そんなにギタリスト像で影響されている人がいなくて。J-ROCKは足元にめちゃくちゃ(エフェクターを)置きますけど、そんなにお金かけなきゃいけないの?とかは思ったりします(笑)。

一:僕は、根っからのメタル野郎ですね。だから逆にエモとかスクリーモとかは結構後半から聴きました。このバンドを始めた頃に好きだったのは80年代後半~90年代前半くらいの、SLAYER、HELLOWEEN、KORNとかですかね。ドラマーで言うとHELLOWEENのUlrich KuschとかSLAYERのDave Lombardoとかが好きですけど、ドラムを叩こうと思ったときに誰の真似をしたわけではないので、影響されたドラマーは居ないですね。リスペクトしてるアーティストは誰ですかってなると全部ギタリストとヴォーカリストになります(笑)。

-最後に、激ロック読者へのメッセージをお願いします。

ERC:初めまして!HEXVOIDですが、ちょっとかっこいいアルバムを作ったので、聴いていただいてライヴに来てください。あと、なるべく色んなところに足を運ぼうと思っているので、ぜひ興味があればTwitterとかFacebookで"HEXVOID来いやー!"って誘ってください。行きます!

一:拝啓、HEXVOIDです、こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕らは元気です。僕ら、呼ばれたとこにポンポン行くので、是非呼んでください。むしろ呼ばれないと求められてないと思っちゃうので、ぜひ声をあげてください。とにかくものすごいアルバムです。シーンにも時代にもとらわれていません。僕らのこだわりを詰めてHEXVOIDのアルバムができました。HEXVOIDってなんだろうって興味をもっていただけたのならば、このアルバムが答えになると思います。