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INTERVIEW

GUS G.

2014.03.18UPDATE

2014年03月号掲載

GUS G.

Interviewer:藤崎 実

-初のソロ・アルバム『I Am The Fire』リリースおめでとうございます。今の気持ちをお聞かせ下さい。

ありがとう。アルバムについては満足しているし、誇りにも思っているよ。ファンも気に入ってくれるといいな。

-『I Am The Fire』のコンセプト、それに歌詞について教えてください。

全体としてのアイデアは、特定のバンドなしでアルバムを作ろうというもので、自分が尊敬していて一緒にやりたいゲストや友人たちをいろいろ迎えようと思った。音楽的には、このアルバムでは、よりハード・ロックっぽいものやモダンなロックなど、いろいろな方向性を追求したんだ。

-ファンはMats Levenがヴォーカリストとして音楽シーンに復帰したことを喜んでいると思いますし、彼のクリアな声はこのアルバムであなたの音楽に良く合っていると考えます。Mats Levenとのレコーディングはいかがでしたか?スムーズに進みましたか?録音中のエピソードがあれば教えてください。

ありがとう、俺もMatsがぴったりと合ったと思う。俺たちは10年以上の付き合いで、いつも何か一緒にやろうと話してきたんだ。2012年の終わりに、リフをいくつか送って、Matsが俺のアイデアを自分のアイデアで完成させたんだ。一緒にやった曲は、とても楽に短時間でまとまった。だからMatsとはとてもスムーズに協力することができたんだ。

-MEGADETHのDavid Ellefsonや、MR.BIGのBilly Sheehanなどの多くの有名なミュージシャンが参加していますが、これはどのようにしてそうなったんですか?

DaveやBillyを含む多くのミュージシャンがJay Ruston経由で加わった。Jayは俺のアルバムをミックスしただけではなく、プロジェクトのためのミュージシャンを見つける手伝いをしてくれたんだ。THE WINERY DOGSのミキシングをやった関係でBilly Sheehanのことを知っていたので、Billyはどうかと言ってきた。もちろん、大ファンだったから、すぐにイエスと言ったよ!Billyが俺と一緒にやろうという気になってくれてうれしかった。Dave(Ellefson)については、JayがもともとDaveとFrank Belloのプロジェクト"ALTITUDES & ATTITUDE"でソロを弾かないかという話を持ち込んだんだ。俺は喜んで同意して、Daveがお返しに僕の曲で演奏してくれないかと尋ねたんだよ。単純な話なんだ。

-何曲か、コメントしてください。ファンに特に聴いてほしい曲はどれですか?

1曲だけ選ぶのは難しいね!このアルバムには色々なムード、スタイル、それにカラーがあるんだ。アルバムを代表する曲は1曲だけじゃないんだよ。もしクラシック・ロック的なサウンドを聴きたければ「Eyes Wide Open」を試してくれ。でももっとモダンな何かを望むなら「I Am The Fire」や「Long Way Down」が1番だろう。シュレッドのインストが聴きたければ「Terrified」と「Vengeance」だね!

-「I Am The Fire」アルバムには、FIREWINDらしいメロディック・メタルよりも、もっと典型的なヘヴィ・メタルの要素があると思いますが、これはどのようなスタイルの音楽だと感じていますか?

このアルバムがFIREWINDにそれほど似ているかどうかは分からない。もちろん、俺の演奏はあらゆるところにあるけれども、音楽のスタイルは少し違うんだ。「I Am The Fire」は、クラシック・ロックやアメリカン・モダン・ロックからの影響がより強いけれども、FIREWINDはもっと"欧州風"のサウンドで、キーボードも多用している。このアルバムはほとんどキーボードを使っていない。