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INTERVIEW

GUS G.

2014.03.18UPDATE

2014年03月号掲載

GUS G.

Interviewer:藤崎 実

-FIREWINDの曲作りとソロ・アルバムのための曲作りの違いは何ですか?録音に際して難しかった点は?

プロセスはある程度一緒だった。スタジオですべて作ったからね。それからシンガーに送って、メロディと歌詞を仕上げてもらった。違いは、このアルバムではいろいろなアーティストと協力した点だ。レコーディングはとてもスムーズに進んだ。1人でスタジオにいると自由だったし、自分のパートを録音したあとで、他のメンバーがどう思うかを気にする必要もなかった。妥協は一切ない。いつもと違っていたし、ある意味よりリラックスできたね。

-ギタリストとして、このアルバムで特に気にした点は?

このアルバムにはとにかくギターがいっぱい詰まっている。演奏の種類は異なっている。アコースティック、ブルース・ロックもあれば、シュレッドも山ほどだ。これまでで最もソウルフルな演奏もいくつかあるが、最もエクストリームなものも含まれている。

-ギター・ソロには2種類あって、1つは論理的に組み立てられたもの、もう1つはインスピレーションに従って偶発的なものだと思います。自分はどちらだと思いますか?

俺は偶発的な方のカテゴリーに入るだろうね。僕のソロの90%は考えたものだが、これはジャムや即興から生まれている。それがベストのアイデアやメロディはそういう形で浮かぶんだ。でも最終的には、自分のソロを組み立てるのが好きなんだけれども。

-特に多くのギタリストが「Vengeance」や「Terrified」を気に入っています。「I Am The Fire」はバンドで制作されていますが、ギタリストとして純粋なインスト・アルバムには興味がありますか?

あまりないな。もうインストのギター・アルバムは聴かないんだ。お気に入りのものはあるけれども、自分で完全なインスト・アルバムを作ったら退屈だろうと思う。ヴォーカル入りの素晴らしい曲というアイデアの方が俺にはアピールするんだ。でも素晴らしい曲には素晴らしいギター・ソロが必要だけれどね!

-あなたは最も忙しいHR/HMギタリストだと言っても言いすぎではないと思います。FIREWINDとOzzy Osbourneの両方で演奏を続けるのですか?

もちろんだ!

-日本オンリーのボーナス・トラックについて教えてください。

これは俺の書いたインスト・トラックで「Without You」というタイトルだ。Joe Satriani風のヴァイブがあるんだ。とてもメロディアスだが、長いアウトロのソロがあり、これは完全な即興だ。日本のファンが気に入ってくれるといいな。

-昨年のBlackstar Ampクリニックは大成功だったそうですが、そのことについて教えてください。

Blackstar Ampのために日本で何度かクリニックをしたんだ。日本でまた演奏して、自分のファンと会えたのは楽しかった。バッキング・トラック付きで数曲演奏したが、どのように自分のサウンドを確立したのか、どういうギアを使っているのかについても話したよ。

-リリースやツアーなど、今後の予定を教えてください。

3月にUli Jon Rothとギリシャをツアーし、5月にはMarty Friedmanと共同ヘッドライナーで欧州を回る。そのあとは決まっていないが、夏と秋のツアーについて話し合っているところだ。

-日本のファンにメッセージをお願いします。

どうもありがとう、日本のみんな!変わりないサポートに感謝している!早く日本に戻って、みんなのために演奏したいよ!