INTERVIEW
DRADNATS
2014.03.07UPDATE
2014年03月号掲載
Member:キクオ (Vo/Gt) ヤマケン (Ba/Cho) トノ (Dr/Cho)
Interviewer:吉羽 さおり
-根拠なくいけるって思っていた最初とは違いますよね。
ヤマケン:今は、俺たちだったらいけるっていうのが初期だとしたら、9年やってきて"俺たちだったらいけるまでいく"っていう感じになってる。そうはっきり言えるくらい、たぶん、頭悪いんですよね。バカ正直というか。要領良くできないところ。
-曲は素晴らしいものがあるわけで、聴いていてもこれは楽しいだろうなっていうノリや自信が伝わってくる、これはここからの突破口になる作品だと思いますよ。ここから長期のツアーが始まりますが、今後のライヴの出方、やり方として思うところはありますか。
ヤマケン:別にないです。でも唯一変えようかなと思っているのが、俺ら世代のメロディック・パンクの代表っていないんですよね。結局メロディック・パンク・イコールってなったら、Hi-STANDARDってなるし、KEN YOKOYAMA、AIR JAM世代ってなる。今、同世代だとラウド・ミュージックを牽引してるやつらがいるので、ちょっとそこにも闘いを挑みたいなと思ってるんですよね。メロディック・パンクとして。ジャンル分けは、お客さんからしたら関係ないと思うんですけど。そこのプライドは持ってやりたいなって。そしたらまた面白くなるんじゃないかなって思ってて。あいつらの独壇場にするのは、悔しさもあるしね。昔はよくメロディック・パンク聴いてたっていうのは、今やってるこっちからしてみたらマジで腹立つんですよね。昔の音楽か?みたいな。ふざけんな!ばりばりやっとるわ!ってなるじゃないですか。