－10年以上のキャリアを経て、これから新たにチャレンジしたいことなどはありますか？

次のチャレンジは、いいアルバムをまた1枚作ることだね。いいものを作るためにどれだけの労力を要するかは、どうも過少評価されがちなんだけど。俺たちの曲を聴いたやつらは"ふーん、自然にできたのか"なんて言うこともあるけど、俺たちのことをよく知ってくれている大ファンの人でも"ほんと自然にできてるよね"なんて言うんだ。実際はすごい労力が要るんだから(笑)。頭を壁にガンガン打ちつけて悩みながら作るんだから。......だから、（いい作品作りを）続けていくこと、それが次のチャレンジだね。そこが大変なところだから。凡庸な作品を作るのは楽だけどね。でも俺たちは音楽やキャリアのことを考えすぎているからね。今の自分たちの状況が本当に幸運だと思っているから、あって当たり前だと考えたくないんだ。次のチャレンジはまたみんなで集まって、いいものを作って、それが願わくは好意的に受け容れられて、俺たちが引き続き世界をツアーできることだね。

－以前のインタビューでは、"ツアーの合間に曲を作るよりは、そのための休みをとってアルバム作りに専念したい"と言っていましたが、次のフル・アルバムの制作はスタートしているのでしょうか？

うん。10月から8週間くらい曲を書いたんだ。結構いい曲ができたよ。ウォームアップ段階っていうのかな。今は自宅の裏庭でスタジオ作業をやっているところなんだ。あと1週間くらいでChuckが訪ねて来るから、そうしたらまた曲作りに戻るよ。とても楽しみだね。

－そうするとアルバムは今年中に出せそうな感じでしょうか。

全てがうまくいけば今年の終わりごろかな。可能性としては2015年の初めだと思う。

－ところで、他のメンバーを見ていると時の流れを感じるのですが、ギターのJeffだけは見た目の印象がずっと変わらないですね！

(笑)

－Pierreは、流行に敏感でお洒落なイメージがあるんですが、ファッションにはこだわりがありますか？

ええっ(笑)。不思議だなあ。俺はジーンズとTシャツがあれば満足ってタイプなんだけど。そんなに贅沢もしないしね。俺たちは全員、街で着ているのと同じような格好でステージに上がるタイプだよ。ファッション・アイコンにはなったことがないよ(笑) 。

－最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

勿論！日本のみんな、元気だよな？PUNKSPRINGでみんなに会えて嬉しかったよ。今度EPが出るから、また感想を聞かせてほしい。楽しみにしているよ。日本にファンがたくさんいて、応援してくれていることを本当にありがたく思っているんだ。これからも一生、日本には通い続けたいと思っているよ！応援ありがとう。また近いうちに会おう！マタネ(笑)！