－日本での『This Is The Six』リリース決定おめでとうございます。リリースが決まった際にどう思いましたか？

どうもありがとう！！日本でリリースできることにメンバー全員喜んでいるよ！ここまでこれた自分たちをとても誇りに思うね。

－本国UKなどでは1年前にすでに『This Is The Six』をリリースしていますが、評判はいかがですか？

反響はとてもいいよ。あんまりいいんでクレイジーだなぁって驚いている(笑)。凄く嬉しいことだよ！

－『This Is The Six』はリリース当時、イギリスの2大メタル雑誌のKerrang!、Metal Hammerで非常に高い評価を得ていましたがこの評価には驚きましたか？

そうだな、アルバムができた時、俺たちはもちろんとても気に入ったしその出来に満足していたんだけど、他の人がどう思うかは全くわからなかった。レビューが発表されて他の人が気に入ったってことを知ってとても嬉しく思ったよ。素晴らしい気分だった。ライヴをやったりアルバムを出したりして、周りから良い評価を得られることは本当に気分がいいよ。ずっと俺たちの夢でもあったから、僕たちはみんなとても喜んでいる。

－基本的な質問になりますが、2006年のバンド結成から今に至るまでを詳しく教えていただけますでしょうか？

もちろん！俺が最初にメンバーに出会ったとき、俺は違うバンドをやっていたんだ。彼らはパンク・バンドとして俺のバンドと地元のライヴに出ていたりしたんだ。彼らは元々同じ学校の級友だった。小さいライヴだけど何度か一緒に出たりして、俺たちは数年間友達だった。あるとき、彼らのバンドのヴォーカルがバンドをやめて就職したいと言い出したんだ、同時期に俺は自分のいたバンドがあまり活動しなくなったことが原因でバンドをやめてフリーになっていた。そこで彼らにバンドに入らないかと誘われて、一緒にやることになったんだ。俺はバンドをやることに真剣だったからそれはいい動きになった。それから俺らは一生懸命活動を続けて、今にいたるというわけさ。だけどまさかここまで来れるとは思っていなかったら感動しているよ。

－WHILE SHE SLEEPSというバンド名の由来を教えてください。

あるゴシック雑誌に掲載されていた話からとったんだよ。意味とかはないんだ......。昔の話で凄く怖い話だったはずだよ。バンドの名前をつけた時彼らはすごく若かったからね、そのゴシックな感じがすごくイケてるように思えたんだよ。15、6歳だからさ(笑)。もし俺らに名前を変えるチャンスがあったら違う名前にしてたかもしれない(笑)。

－1st EP『The North Stands For Nothing』はGOOD FIGHT MUSICからリリースされていましたが、今作『This Is The Six』はSearch And Destroyからのリリースとなりました。レーベル移籍についての経緯を教えてください。

マネージメントの関係だよ。マネージメントとレーベルをただ一緒にしておきたかっただけなんだ。その方がシンプルだし色々と都合がいいからさ。GOOD FIGHTに不満があったとかではないんだ。彼らはとてもよくしてくれたよ。ただシンプルにまとめたかっただけなんだ。

－今作はCarl Bownプロデュースの元制作されていますが、Carlをプロデューサーに選んだ理由を教えてください。彼は他にどのようなアーティストを手掛けているのでしょうか？

彼はMACHINE HEADとかBULLET FOR MY VALENTINEとかを手がけているよ。彼にはメタルのヴァイブがあるし、才能があるんだ。彼とは仕事もとてもやりやすかった。凄くいい人だよ。俺たちは全員楽しんでレコーディングに取り込めたよ。先にも言ったような良いバンドとの仕事の経験もあるし、俺たちにとってすごく良かった、彼に決めたことは簡単なチョイスだったよ。

－『The North Stands For Nothing』と『This Is The Six』の1番大きな違いはなんでしょうか？

音楽的に進歩したことかな。最初のアルバムが出たときはこの先どうなるかわからなかったけど、驚いたことに反響がよくてバンドもうまくいった。最初のアルバムでも最善を尽くしたけど、『This Is The Six』ではさらにサウンドが良くなっているはずだ。プロデューサーのCarlも加わって、音がぐっとプロフェッショナルになった、そこが1番の違いだな。また次のアルバムのことも考えているよ。さらに良いものが作れるようにね！

－WHILE SHE SLEEPSの作曲、作詞はどういうスタイルなのでしょうか？詳しく教えてください。

いつも自分の経験上のことを書こうと努力してるよ。毎日の中で起こることをどう感じるか素直に表現したいと思っている。だから空想のストーリーを作ったりはしない、リアリティの方が大事なんだ。それと正直にいることだね。Mat（Welsh、Gt/Vo）と一緒に書くことが多いけど、いつもお互いに見せながら確認しあうようにしている。ワンマンで作るよりは違う考えをもった別の人の意見も取り入れながら作りあげる方がいいと思うからね。他のメンバーにも何か良いアイディアがないかよく聞くよ。チームワークさ。