－あなたがたは最近のメタルコアに有りがちなエレクトロ・サウンドやパーティー感、爽やかなクリーン・ヴォーカルなどは取り入れず、非常にオーソドックスにメタリックなハードコア・サウンドを信条としていますね。それが今のシーンにおいては逆に際立っていると感じましたが自分たちではいかが感じますか？今の流行のシーンなどはあまり気にしないで自分たちのやりたい音楽をただやっているだけと言ったところでしょうか？

ほんとそうだよね(笑)。最近のバンドはクリーン・ヴォーカルにブレイクダウンばっかりで。俺たちはそもそもメタルコア括りじゃないんだよね。パンク・ロック出身なんだから。流行は気にしないな、俺たちはただ僕たちがその時にいいと思ったサウンドをプレイするだけさ。だからそこを指摘されて嬉しいよ。俺たちは流行とかはどうでもいいね(笑)。メタルコアのパイオニアになろうとしてるわけじゃないから。

－エモーショナルなピアノ・サウンドもところどころに導入していますが、これはメンバーの誰かが弾いているのですか？またどなたのアイデアでしょうか？

MatとSean Long（Gt）のアイデアで彼らがピアノのラインを書いたんだ。だけど、これってトリッキーな作戦だったよ。だって誰もピアノがうまくなかったからね(笑)。MatとSeanはちょっとだけ弾けたくらいで凄くうまいわけじゃなかったんだ。でも彼らはレコーディングに向けて練習して習得したよ！新しいエレメントを曲に導入するのは凄く面白いアイデアだと思うんだ。ピアノのサウンドは美しいし作戦は成功したと言えるね！

－『This Is The Six』リリースから1年以上経っていますが、次の作品の曲作りは進んでいるのでしょうか？

あぁ、今何曲か書いているところだ。今日もみんなはスタジオにいるから、俺もこれから行くところなんだ。次の作品が日の目を見るのはそう遠くないはずさ。さっきも言ったようにまたさらに進化した良いアルバムを作りたいと思ってるよ！

－同じRAW POWER MANAGEMENT所属であるCrossfaithの日本でのライヴにゲスト出演することが決まっているそうですが、日本でのライヴに何を期待していますか？

俺たちにとって初めての日本だから、とても楽しみにしているよ！いろいろ楽しそうな噂を聴いているからね！

－また本国など日本以外ではCrossfaithと過去に対バンをしたことはありますか？

UKでヘッドライン・ツアーをしたときにサポートで出てもらったんだよ。WARPED TOURでも一緒だったしね。何度かあっているし、仲いいよ。今度は日本で一緒にライヴがやれることに嬉しく思ってるよ。

－同じUK出身の先輩バンドに当たるBULLET FOR MY VALENTINE、ASKING ALEXANDRIA、BRING ME THE HORIZONとは仲がいいのでしょうか？BRING ME THE HORIZONとはさらに地元が同じシェフィールドですよね。

そうだね、みんなあったことあるな。ツアーやフェスで一緒になるし、バックステージで会って一緒に飲んだり話たりすると、バンドのサウンドが好きとか嫌いとかはもう関係なくなるよね。バンドとしてじゃなくメンバーのことを知れるのはクールだよ。みんな気さくだからバックステージは楽しいよ。

－最近のUKで勢いがある若手バンドがいましたら教えてください。

MARMOSETSっていうバンドが凄くいいよ！凄く新しいバンドだけどね。あとはDEAD HARTSだね。ちょっとヘヴィなバンドだけど、すごくいいやつらだよ！彼らは同じシェフィールド出身で友達なんだ。

－最後に日本のヘヴィ・ミュージック・ファンにメッセージをお願いします。

俺たちはみんな日本に行けることを心から楽しみにしているよ！！ぜひ俺たちのライヴを観に来てくれ！！