INTERVIEW
WHERE'S ANDY
2013.03.11UPDATE
2013年03月号掲載
Member:CHIKA (Gt/Vo) MAI (Ba/Cho) CHIBAchan (Dr)
Interviewer:ムラオカ
-活動から2年とまだ短いですね? 簡単に結成から今に至るまでを教えてください。
CHIKA:私が前にやっていたバンドが解散してしまって。私はずっとギャルバンをやってきて、ほぼ女の子としかバンドを組んだことがなかったんです。なのでやっぱりギャルバンをやりたいと思って。それで“元々対バンをしていた人で、ビールを飲める人とバンドをやりたい”と思って浮かんだのが、ドラムのCHIBAchanだったんです。CHIBAchanは飲んでるイメージしかないなって。それで話をしたらやろうと言ってくれて、かつCHIBAchanと私は専門学校が一緒だったんです。その某専門学校にメンバーをふらっと探しに行ったら、1個下の後輩にMAIがいたんです。
-学校に乗り込んで行ったんですか(笑)?
CHIKA:私が乗り込んで行きました。
-同級生だったんですか?
CHIBAchan:私が3つ上ですね。
CHIKA:なので被ってはいないんですけどね。
-その時点で学校は卒業していたんですか?
CHIKA:卒業してました。だけど4年間学校に通えるコースがあって、少し長い間学校にいたんです。その時にMAIが“ギャルバンやりたいんですよね”って現れたんです。そのときに“BLACK SABBATHとか聴いて”って言ったら“分かりました!”って素直に返事をしてくれたんです。
-“BLACK SABBATHを聴いて”というのはどういうことでしょうか?
CHIKA:こういうバンドがやりたいって話してたんだと思います。それに食い付いてくる子だったので、変わってるなと思ったんですよね。そこから結成に至りました。
-では、最初から3ピースでやろうと考えていたということですよね?
CHIKA:そうですね。早いし最低人数だし、見た目もカッコイイからということで私は3ピースで行こうと思っていました。
-“早い”というのは何かの決定を下したりするのがすぐ出来るとか、そういう意味でしょうか?
MAI:行動がしやすいんですよね。
CHIKA:最低限の楽器隊だし、それにまたヴォーカルを探したりとかしなきゃいけなくなるじゃないですか。メインで歌ったことはそんなになかったんですけど。
-前のバンドではギター・オンリーだったんですか?
CHIKA:ベース・ヴォーカルとギター・ヴォーカルのツイン・ヴォーカルでやっていたんです。全部を担うのは初めてだったんですが、やっちゃえと思って。
-なるほど。話は変わりますが、バンド名の“ANDY”とは一体誰を指しているのでしょうか?
CHIBAchan:“チャイルド・プレイ”という映画に出てくるチャッキーという人形がいるんですけど、人形なのに人を殺したりとかやることがエグいんです。それが自分たちの見た目とやりたい音楽にすごく合ってるなと思って、こんなちんちくりんなカッコつかない見た目の子たちなのに、音を出したら“めっちゃカッコイイじゃん、エゲつないじゃん”みたいな感じになりたいと思ったんです。それで“ANDY”というのは映画の中でチャッキーが追い掛け回す主人公の男の子の名前なんですが、その“ANDY”というのを“世間”として私たちがチャッキー側になって世の中に探しに行くというような意味を込めています。 CHIKA:3人で“チャイルド・プレイ”の上映会をして決めたんです。映画の中に何かヒントがあるかもって思って、超怖かったけど頑張って観ました。
-今公開されているアー写ですが、目の部分だけイラストになっていますね?これからも素顔は隠していくんですか?
CHIKA:そうですね。とりあえず隠されていますね(笑)。
-このあとビデオ・コメント撮りがありますが、顔出し大丈夫ですか?
CHIKA:サングラスをします。
一同:(笑)
CHIKA:BON JOVI風な感じで。
-もしかしたら後から目の部分のイラストがレーベルから送られてきて編集を行なうのかなと思っていました(笑)。
CHIKA:それはめんどくさいですね(笑)。
-さて、6曲入りの『FIRST CRY~逆襲の産声~』を3/6にリリースしますね。おめでとうございます。完成した今の気持ちを教えてください。
MAI:“さらっと”です。